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製造業の売上原価について教えて下さい。
工業簿記の勘定連絡(材料→仕掛品→製品→売上原価)を仕訳し財務諸表に表現しておられる方いらっしゃいますか?会計ソフト(会計王)では工業簿記の仕訳に対応しておらず、期首と期末の棚卸残高を振替るように出来ていますが、みなさんどうされておられるのでしょうか?
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製造業の場合、損益計算書では 売上 期首製品棚卸高 当期製品製造原価 期末製品棚卸高 当期売上総利益 ・ ・ とし、当期製造原価の額は、損益計算書とは別に「製造原価報告書」でその計算過程を示します。前の質問(QNo.3346447)を読むと会計ソフトに計算させようとしているようですが、会計ソフトが工業簿記に対応していない限り無理です。手書きやエクセルなどで別途製造原価報告書を作成してください。 http://www25.tok2.com/home2/masatoru/boki/main86.html ↑これは簿記の試験対策のようなので、かなり簡易に書かれています。実際には外注費や工場経費全般を原価として計上する必要があります。 また、製造原価は仕掛品や在庫製品の棚卸評価額に反映する必要があります。 http://homepage2.nifty.com/kskt/genkakeisan.htm これらは工業簿記を学ばなければ難しいと思います。もしご存知なのであれば、会計ソフトに頼らず、ご自分で計算してください。正確な計算が必要なら、会計事務所に依頼すべきでしょう。 会計ソフトはあくまでツールであって、できることとできないことがありますし、人が適切な入力をしなければならないものであって、自動的に経理処理をしてくれるわけではありません。実際会計事務所の専門家から見れば、素人が操作していると間違いだらけと言っても過言ではないようです。あまり会計ソフトを過信しないほうがよろしいと思います。
お礼
大変ご親切にまた丁寧な説明、心より感謝いたします。 大変恐縮ですが重ねて質問させて下さい。 使用してるソフトは製造原価表も作成されて、正しく作成できます。 損益計算書にも同様に製造原価が表示されます。問題は合計残高試算表の借方と貸方の発生金額なのです。 前述のように 毎月 製品/仕掛品 売上原価/製品 という仕訳を勤め先ではお越しております。それ自体がおかしい事なのかと思い始めております。商業簿記の商品の期首・期末の商品棚卸高を洗い替える仕訳を入れても、製品の残高は同じにはなるのですが、それが本来の正しいやりかたなのでしょうか? 工業簿記で習う仕訳は使わないのでしょうか?