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任意の2つの有理数間,実数間それぞれにかならず無理数が存在する?

任意の2つの有理数p,q(p<q)間に必ずp<r<qなる有理数rが採れる事は r=(p+q)/2と採ればいい事はわかったのですが 任意の2つの有理数p,q(p<q)間に必ずp<r<qなる無理数rが採れる事、 そして、 任意の2つの実数p,q(p<q)間に必ずp<r<qなる無理数rが採れる事、 はそれぞれrをどういう風に採れますでしょうか?

みんなの回答

  • ka1234
  • ベストアンサー率51% (42/82)
回答No.8

こんにちは。 >任意の2つの有理数間,実数間それぞれにかならず無理数が存在する? 次のような証明があります。 → 下の [結論] です。 [命題1] 任意の実数 c, d (c<d) に対して、c<r<d となる有理数 r が存在する。 [証明] アルキメデスの原理により、n(d-c)>1      ・・・[1] となる正の整数 n が存在する。 (d-c がどんなに小さくても、大きな n をかければ 1 より大きく出来ると いうことです) 実数 nc に対して、m≦nc<m+1 となる m が存在する。すなわち、nc≧m・・・[2] [1][2]より、nd=nc+n(d-c)>m+1 ゆえに、m≦nc<m+1<nd となるので、c<(m+1)/n<d r=(m+1)/n とおけば r は有理数であるから題意は示された。(証明終わり) [命題2] 任意の実数 a, b (a<b) に対して、a<r<b となる無理数 r が存在する。 [証明] 無理数 α を用意する。[命題1] より、 a<b の時、a-α<s<b-α を満たす有理数 s が存在する。 ゆえに、a<s+α<b となる。s は有理数、αは無理数であるから、 s+α は無理数である(※)。従って題意は示された。(証明終わり) ※は証明する必要がありません。αは固定してよいので、 例えば、α=√2 としてもよいからです。 [結論] [命題2] において、a, b を有理数にとるか実数にとるかで証明は 完了します。 >それぞれrをどういう風に採れますでしょうか? p, q を使うと、それぞれ、 r=([np]+1)/n,   r=([n(p-√2)]+1)/n +√2 ととればよいという事になります。 ここで、n は具体化できないように思います。では。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.7

実数 p, q (p < q) に対して ε = q - p, N = 2 ceiling(1/ε) とする. ここで α = ceiling(qN) とおくと, (α-1)/N は p より大で q より小な有理数. 証明: N ≧ 2/ε より ε ≧ 2/N. 今 α = ceiling(qN) とおいたので α-1 < qN ≦ α. N で割ると (α-1)/N < q ≦ α/N. ここで (α-1)/N = α/N - 1/N > α/N - 2/N ≧ q - ε = p だから p < (α-1)/N < q. (Q.E.D.) 実際には N > ceiling(1/ε) であれば OK.

  • abyss-sym
  • ベストアンサー率40% (77/190)
回答No.6

ANo.3です。 n-1≦(M-p)/(q-p)<n これ全体に(q-p)をかけます。 (n-1)(q-p)≦M-p<n(q-p) さらに、全体から(n-1)(q-p)を引くと 0≦M-p-(n-1)(q-p)<q-p 全体にpを足して p≦M-(n-1)(q-p)<q となります。

HarukaIgaw
質問者

お礼

納得です。 どうも有り難うございます。 "任意の2つの実数p,q(p<q)間に必ずp<r<qなる無理数rが採れる事" が言えれば "任意の2つの実数p,q(p<q)間に必ずp<r<qなる無理数rが採れる事" は自動的に言えますね。 "任意の2つの実数p,q(p<q)間に必ずp<r<qなる無理数rが採れる事" は a:無理数,b:有理数⇒∃r:有理数;a<r<b a:有理数,b:無理数⇒∃r:有理数;a<r<b a:無理数,b:無理数⇒∃r:有理数;a<r<b が言えれば 「このとき、a<p<q<bとなる有理数p、qが存在する。…」 を使って、証明できますよね。 a:無理数,b:有理数⇒∃r:有理数;a<r<b a:有理数,b:無理数⇒∃r:有理数;a<r<b a:無理数,b:無理数⇒∃r:有理数;a<r<b はどのようにして導けますでしょうか?

noname#47975
noname#47975
回答No.5

p < r < qより、 0 < r-p < q - p 0 < 10^p(r-p) < 10^n(q-p)  lim[n→∞] 10^n(q-p) = ∞より、 10^n(q-p) > 1となるようなnが必ず存在し、そのようなnの値をmと おくと、0 < 10^m(r-p) , 1 < 10^m(q-p) となるが、0 < 10^m(r-p) < 1 となるような題意を満たすrが存在するかを考える事も出来ます。 10^m(r-p) = k (0 < k < 1を満たす任意の実数)とすると、 r = k(10^(-m)) + p pが無理数の時、kは有理数の値(例えばk=1/2など)を適当に取り、 pが有理数の時、kは無理数の値(例えばk=1/√2など)を適当に取れば rは題意を満たす解となります。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.4

任意の実数 x, y (y ≠ 0) に対して x + y/2, x + y/√2 が有理数だとすると, その差である y(1/2 - 1/√2) も有理数でないといけません. だから, x + y/2 + y(1/2 - 1/√2)/√2 = x + y/(2√2) は無理数のはず.

  • abyss-sym
  • ベストアンサー率40% (77/190)
回答No.3

証明例 a、bを有理数、a<X<bとし、Xはすべて有理数と仮定する。 このとき、a<p<q<bとなる有理数p、qが存在する。 また、任意の無理数Mに対して、n-1≦(M-p)/(q-p)<nを満たす整数nが存在する。 これを式変形をすると、p≦M-(q-p)(n-1)<q が得られる。 Xはすべて有理数と仮定したので、M-(q-p)(n-1)は有理数である。 したがって、Mが有理数となり、これは矛盾する。よって、必ず無理数を含む。 あんまり自信はないですが、こんな感じで。

HarukaIgaw
質問者

お礼

ご説明有難うございます。 > 証明例 > a、bを有理数、a<X<bとし、Xはすべて有理数と仮定する。 > このとき、a<p<q<bとなる有理数p、qが存在する。 > また、任意の無理数Mに対して、n-1≦(M-p)/(q-p)<nを満たす整数nが > 存在する。 ここまで納得です。 > これを式変形をすると、p≦M-(q-p)(n-1)<q が得られる。 p≦M-(q-p)(n-1)である事は n-1≦(M-p)/(q-p)から (n-1)(q-p)≦M-p (n-1)(q-p)-M≦-p p≦M-(n-1)(q-p) と導けますね。 M-(q-p)(n-1)<qである事は (M-p)/(q-p)<nから M-p<n(q-p)で ここからどうすれば M-(q-p)(n-1)<qに辿り着けますでしょうか?

  • fronteye
  • ベストアンサー率43% (118/271)
回答No.2

r=√((p^2+q^2)/2) 自信なし。

  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.1

0に収束する無理数列を考えて下さい。例えば √2 * (1/2)^n

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