• 締切済み

救急搬送中に死産した責任の所在は?

いつも大変お世話になっています。 受け入れ先の病院がないということで、救急車内で妊婦が死産しました。少子化の日本でまた貴重な命が失われたと思っています。 さてこの事件の責任の所在です。受け入れを拒否した医療機関に責任があるとの論調も有るようです。私は受け入れ拒否をせざる得ない場合も有ると思っています。例えば、医者がたまたま不在だった or 他の救急を必要とする患者の対応で余裕がなかった…  他の例として。ルームメイキングが済んでいないホテルが客を受け入れられないのと同じと思います。十分なサービスが提供できないのですから、受け入れ不能の意志表示もあり得ると思います。 もちろん世の中には仕事が増えるのを嫌う医師がいるかも知れません。しかしそんなのはごく少数派と考えます。どのような集団にもいる統計の範囲内と思います。 この問題の根幹は末端の医療機関に有るのでは無い様に感じます。もっと大きく行政の問題と私は思っています。この問題をどのような視点から捉えることが可能でしょうか?

みんなの回答

  • imoimo9
  • ベストアンサー率40% (25/62)
回答No.6

8ヶ月の妊婦です 今回の死産の責任は妊婦自身にあると思っています。 同じ妊婦として恥ずべき行為だと思います。 初めてニュースを聞いた時「午前3時ごろ…スーパーに出かけた際に下腹の痛みがあり…同居の男が通報した」 と聞いて唖然としました。 まず、妊婦が夜中に出歩くこと事態おかしいと思いませんか? 不規則な生活習慣のせいで不養生だったと思います。高齢で流産経験有りならお医者さんで「出産リスクの高い妊婦」と言われたはずです。この場合個人病院(産院)では出産拒否され、すぐに大きな病院に転院を勧められます。こんな妊婦の場合いつ体調不良になってもおかしくないです。 スーパーで必要なものが有ったにしろ、同居人に買い物を頼む事もできたはずです。 後、通報したのが同居の男ということですが、下腹痛で動けなくても本人が電話できたはずなのにわざわざ他の人に頼んだのもおかしいです。症状を的確に伝えられるのは本人ですから…しかも男性ならなおさら分らない事が多いですよね。親になる責任ゼロです。 こんな自己管理の無い、いい加減な妊婦をわざわざ受け入れて、死産で訴えられたら病院側はたまらないですよ。 出産一時金は85日以上妊娠が継続していれば死産でも35万円が貰えますから、それを狙っていたかも…ひどいですね どの報道でも救急と病院の対応しか詳しく流していないのは、病院に対する今後の産婦人科の受け入れ態勢を考えさせる為だと思いたいです。

noname#46689
質問者

お礼

回答有り難う御座いました。現役の妊婦の方からの回答で大変勉強になりました。 >今回の死産の責任は妊婦自身にあると思っています。同じ妊婦として恥ずべき行為だと思います 全く気がつかなかった視点です。私が命を宿すことのできない男性だからかもしれません。私は問題の所在を全て妊婦以外に考えていました。妊婦自身に責任の一環があるなど全く思いもしませんでした。 >初めてニュースを聞いた時「午前3時ごろ…スーパーに出かけた際に下腹の痛みがあり…同居の男が通報した」と聞いて唖然としました 問題の妊婦の方の行動は妊婦として普通では無いと指摘できる部分も合ったのですね。 >こんな自己管理の無い、いい加減な妊婦をわざわざ受け入れて、死産で訴えられたら病院側はたまらないですよ >出産一時金は85日以上妊娠が継続していれば死産でも35万円が貰えますから、それを狙っていたかも…ひどいですね そういう風にとらえることもできるのですか。勉強になりました。 ありがとう御座いました。

回答No.5

そもそも産科医が極端に不足している現状をなんとかせず、搬送体制だけを取り上げるのがおかしいですよね。 肝心の医師がいないんじゃいくらベッドが空いてたって受入は不可能です。#3さんの奈良医大の反論を見ればわかりますが、産科医のどれだけ激務な事か…。 そもそもお産なんて昔は医師にかかっていなかったし、10人に1人は死んでいましたしそれが普通でした。でも今では産科医の努力のおかげで殆ど死ぬ事はないでしょ。で、不幸にして死んじゃったらミスだのなんだの因縁つけられるわけです。こういう世論を形成したマスコミは諸悪の根源ですし、今回の報道でもかなりの扁重っぷりですよね。 一番の責任はやっぱり国。 医療費の引き下げで崩壊寸前に追い込んだのは小泉でしょう。それを民営化に騙されて支持しちゃった国民がいけないんだけどね。

noname#46689
質問者

お礼

回答ありがとう御座いました。 >肝心の医師がいないんじゃいくらベッドが空いてたって受入は不可能です そうなんですよね。日本はCTという高額な医療機器は多数所有しています(アメリカ以上じゃなかったかな。記憶が曖昧)。一方で医者は不足しています。なんか大変なアンバランスを感じます。 ありがとう御座いました。

回答No.4

新聞・テレビ報道から判断すると、当日他に大きな事件が無かったこともありこのニュースが繰り返し報道されたように思います。しかし「だれに責任があったか」と問われると、「皆に責任がある」というに考えます。不幸な出来事が重なった結果だと思います。 第一に妊婦には掛かりつけの産科医がいなかったようです。また救急車が事故にあいました。さらに救急病院をたらい回しされた結果で、この最後の「たらい回し」された事だけが強調されて報道されているように思います。報道では強調されていませんが大事な点が見落とされていないでしょうか。救急車(消防)と受け入れ先の救急病院との連携の悪さです。この連携の悪さが、昨年も起こり妊婦が死亡したことは記憶に新しいと思います。担当医や救急車を糾弾する前に、消防の連絡係りと病院の担当者(事務方)との連携が悪いと思います。救急車は動いていますので、救急車に連絡できるよう消防が病院と連携して一国も早く救急病院に搬送できるようなシステムを確立しない限り、同様な事故は繰り返されるように思います。責任の転嫁やなすり合いをしても問題は解決できないように思いますが、如何でしょうか。

noname#46689
質問者

お礼

回答有り難う御座いました。 >「だれに責任があったか」と問われると、「皆に責任がある」というに考えます なるほどね~。そういう風にとらえることもできるのですね。 >報道では強調されていませんが大事な点が見落とされていないでしょうか。救急車(消防)と受け入れ先の救急病院との連携の悪さです これって今回に始まったことでは無いですよね。いったいどうなっているのだろう。ほんと、学習しないですね。あとどれだけ犠牲者が出れば改善されるのだろう。 ありがとう御座いました。

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.3

追加で。 仰る通り大部分のマスコミは受け入れ体制に余裕があったとか、医者の義務を忘れているという視点からの病院たたきを行っていますが(今回の件だと特に毎日と産経が筆頭) その叩かれ先になっている、ベットに一つ空きがあったはずと指摘されている県立医科大学からは反論があがっています。 PDFです。 http://www.naramed-u.ac.jp/~hp/20070831.pdf 当日は十分なサービスが提供できる・できない以前の状態だったようです。既に今の状態が無理無茶無謀な段階で、徹夜でぶっ続けで働いた上で、最後には「当直者2名は一睡もしないまま、1名は外来など通常業務につき、他1名は代務先の医療機関において24時間勤務に従事」ですって。 何かこっちの方が大問題のような気がするのですけどねぇ。無理無茶無謀の上で、さらに連続勤務をされているそうで...。まぁ義務感なり使命感なりで死ぬ思いで頑張っているのでしょうけども、今回の妊婦さんと同じ意味で見識を疑います。

noname#46689
質問者

お礼

度々回答頂きありがとう御座いました。 >医者の義務を忘れているという視点からの病院たたきを行っていますが(今回の件だと特に毎日と産経が筆頭) 産経の社説は読みました。医者に対する批判がすごいですね。「義務を忘れるな!」と強調していましたね。産経は医師を神とでも思っているのですかね。 一日勤務をしてほとんど一睡もできない夜間当直をし、翌日休む間もなく外来業務に突入。そして夕方家に帰っていっぱい寝るぞ~と思っている矢先に病棟の担当患者が急変で呼び出される。結局その晩も帰宅できず… 一般的な勤務医の姿でしょう。 こんな状態で正確無比な判断(診断)およびミスのない完璧な治療は大変困難です。でも多くの医師はめげずにやって居るんですよね。 しかし「産経」や「毎日」から見たら「これでは医師の義務を果たしていない!!!」と非難されるんですよね。これじゃあ勤務医は少なくなってあたり前です。 ありがとう御座いました。

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.2

関西の救急システムをまとめているニュースです。 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200708290063.html 「救急が一般の救急患者の受け入れ先を探す「救急医療情報システム」と、医療機関がハイリスクの妊婦や新生児を別の医療機関に搬送する「周産期医療システム」」 緊急のお産の場合はかかりつけ医が窓口になり、そこから効率的に検索できるシステムがすでに出来上がっています(もちろんインターネットも活用されています)。 が今回の患者さんは、かかりつけ医を持っていない(というか自身の妊娠週も把握していなかったようなので、そもそも検診にすら行っていないようです)ので、そういう想定外の事例はまだ組み込まれていません。 また仮にそういう想定外の事例をも含んでいたとしても、そもそも病歴やあるいは感染症(HIVとか肝炎とか)、どういう状態(例えば逆子)なのかの情報が一切ないのでは、例えスタッフと設備に余裕があったとしてもまともに対応できません。緊急だからといってその辺をすっとばして対応に入ると二次感染や、実は受け入れ可能レベルではなかったとか別の問題が発生します。 ですので行政の問題としては、生理が来ないとか、妊娠の心当たりがあることをやってるとか、持続的に体調不調だと自覚したら一度は病院に行きましょうという基本レベルのことを子供の頃から学校で教えるとかそういうレベルからの話になります。つまりは今回のケースの責任問題を行政に問うのはどうかと思います。 38にもなって今更性教育もないでしょうしねぇ。流産歴があり、高齢出産だしにも関わらず、敢えてかかりつけ医を持っていなかったということは、これは確信犯でしょう。出産前に処分できてラッキーぐらいにか思っていないかと。

noname#46689
質問者

お礼

回答ありがとう御座いました。 一般の方々が気がつきにくい医療従事者?からの立場の考え方で新たな視点が得られました。 >そもそも病歴やあるいは感染症(HIVとか肝炎とか)、どういう状態(例えば逆子)なのかの情報が一切ないのでは、例えスタッフと設備に余裕があったとしてもまともに対応できません なんですよね~。 一般の方々は全くの初診でも救急に駆け込めば全ての医師が的確な診断をして、最も適切な治療を実施すると思っているフシがあるようですね。 回答者様のおっしゃる通りと思います。何の基本的な情報も無い状態で診断することがいかに困難か? かかりつけ医からの情報が有れば良いのですが、ほとんど全く期待できません。 たとえて言えば、何を作っているか全く知らされていない料理作りを途中でバトンタッチするような物と思います。おいしく完璧な料理を作れと言っても無理ですよね。 情報を全く持たずに救急外来を受診されることが、医療者にとってどれだけ大変なことか、一般の方にも知ってほしいと思います。 回答ありがとう御座いました。

noname#58692
noname#58692
回答No.1

奈良県民です。 病院の受け入れ態勢についても「トリアージ」のような考え方を導入し、 かつ、電話で一軒ずつではなく、ネットで一番近くて、早く受入れが可能な病院を検索できる。 ようなシステムを構築できないでしょうか。 いずれにしても、お気の毒な話です。

noname#46689
質問者

お礼

回答ありがとう御座いました。 >病院の受け入れ態勢についても「トリアージ」のような考え方を導入し… 全く気づきませんでした。救急にも必要な考え方ですね。今は救急車をタクシー代わりに使用するバカ者が大勢います。救急にトリアージという考えも必要かも知れませんね。 昔は救急搬送、といえば「1分を争う命に関わる状態に患者がいる」と同義語だったのですが… ありがとう御座いました。

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