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祖父の遺産と家の存続

私の祖父の遺産とそれに付随する家の存続についてお尋ね致します。不慣れですので、分かりにくい点も多いと思いますが、その都度補足致しますので、ご意見宜しくお願い致します。 私の父は5男2女の7人兄弟です。(父親は2男。子供は女の私1人です。) 祖父母と長男は既に他界しています。 現在、祖父の家屋及び土地は3男名義に変更されていますが、兄弟全員、遺産相続の放棄をしている訳ではありません。(祖父が亡くなった当時、3男には男の子供がいた為、○○家を残すための措置だったそうです。) 1.家屋の倒壊 建てられて随分経つので、家屋が台風などの自然災害で倒壊する恐れがあるので、解体したい。と長女からの申し出があったそうです。 それに対して、父親(2男)は「生まれ育った場所を解体するのは忍びない。帰る場所が無くなるし、お墓も守れなくなってしまうのではないか?」と反対しています。 2.家の存続 現在名義を持っている3男は、本州に住んでいるので九州に戻る予定も無い。なので、解体して現在祖父の家の近く(車で5分程度)に住んでいる2女に譲りたいと言っている。 他の兄弟もその件については同じ意見のようです。 ですが、父は2女に継がせると「○○家」が無くなってしまうと反対しています。 法的にはこの反対意見ってどうなんでしょうか?

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noname#144880
noname#144880
回答No.1

登記上の名義が既に三男様に変更されている、としてお話しします。 >現在、祖父の家屋及び土地は3男名義に変更されていますが、兄弟全員、遺産相続の放棄をしている訳ではありません。 ↑との事ですが、御祖父様が死亡された時に名義変更したとのことですので、何らかの手続きをしていると思われます。 (『放棄』はしていなくても『遺産分割協議』をして『遺産分割協議書』に署名押印した…など。) 一応、その内容をご確認されてみて下さい。 1.について 「家屋が台風などの自然災害で倒壊する恐れがある」のであれば、近隣に被害が出ないとも限りませんので、何らかの管理をした方が良いかと思います。 2.について 名義が三男様になっているのであれば、名義人がそうしたいと思い、譲り受ける側の承諾があれば、『贈与』は成立します。 お父様が反対しても法律的に制止出来ないと思います。 1.2.についてお父様が言われていること(反対意見)は、法律的なことでは無く、"心情的な"問題です。 なので、法律的には通らないでしょう。 (まぁ、言ってみれば家制度自体、すでに無いですからねぇ…) もし、お父様が反対されるのであれば、 「俺がこの先ずっと管理していく!」と名乗りをあげて、  ↓ 三男様から名義を変更(『贈与』または『売買』)してもらい、  ↓ お父様(しいては、お父様がお亡くなりになられた場合はその相続人様)が建物の管理・維持(倒壊などしないように修繕を含む。もちろん、そのための費用拠出)をし、  ↓ お墓やこの先の祭事を守り、取り仕切っていく。 くらいしなければ、反対していても筋が通らないと思うのですが…。

akatsuki-7
質問者

お礼

そうですね。 家制度自体が無いですからね。 私もsaru_bobo9さんが仰るように、父にそれなりの覚悟が無いといけないと思います。 反対する気持ちは分かりますが、法的な問題にはならないみたいなので、父にはその旨伝えたいと思います。 心情では理解出来るのですが、実際問題になると難しいですよね。 早速のご意見ありがとうございました。 とても助かりました。

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  • taka-996
  • ベストアンサー率33% (47/142)
回答No.2

法的に、お父さんの主張している部分は全く相手にされないでしょう。 全く逆の視点からですが、私の父は○○家を守るという昔の風習によって人生の選択肢を大きく限定された、ある意味可哀想な立場でした。 次男でありながら、長男は好きな大学進学、そのままその地で就職。 他は姉、妹なので、父に家を守るがすべてかかりました。 大学進学時にも自分の希望は全く無視され、家から通う範囲内に限定。 当然就職も家から通うが大前提です。 古くなった家を建て替えるすら自由にすることはできず(他の兄弟の「生まれ育った場所を解体するのは忍びない」という声)、結局他界するまでずっと家に縛られ続けた人生でした。 またお盆、正月は、たまに帰省する親戚のために、私達家族は旅行等には行けず、ただおもてなしする旅館として機能させる義務も負います。 話はここでは終わりません。父の他界後、残された母も、親族から当然家を守るという立場を負わされ、家、お墓、顔も見たこともない義父、義母、義祖父母の何回忌等々全て行い続けました。 家の自然な老朽化に加え、台風・地震等々の自然災害も何度もありました。 数年前ですが、正直この家に住むことは危険というほどまで老朽化し、取り壊しに関して、例え親族から反対が出ても、父から相続を受けた代表として自分(長男)が悪者になっても解体すると宣言して実行しました。(住むのに危険という理由と、年老いた母を家を守るという義務から解放するため) 家を守るっていう大義名分で、誰かにその責任を負わせれば、相手は非常に苦労すると思います。 どうしても守りたいのであれば、守るべきだと主張する人が責任をもって守って欲しい。お父さんが責任をもって守り、その子供である質問者様もそれを引き継ぐという覚悟が必要です。 (私の場合は父が、自分と同じ義務を子供たちに負わせたくないと言って、家を守る必要は無い、家なんか気にせずに自分の進みたい人生を歩めと言ってくれました) 質問者様への回答にはなっていませんが、家を守る義務を負わされた方は、想像以上にいろいろ大変です。自分の経験から、この点もどうするかの判断材料のひとつにして欲しいと思い、書き込みました。

akatsuki-7
質問者

お礼

早速のご意見ありがとうございます。 私自信、父の意見は通らないと思っていましたが、心情の部分では父の気持ちも分かってあげたい。 そんな思いと、父親に納得する理由を示してあげられればと思い投稿した次第です。 実体験に基づく貴重なご意見を頂きありがとうございます。 参考にさせて頂き、父にも伝えさせていただきます。

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