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大学入試レベルの一つの基準として偏差値がありますが…

似たような質問があるかも知れませんが探せなかったので質問させていただきます。 大学入試レベルの一つの基準として偏差値がありますが、そもそも大学の偏差値はどのように決定されるのでしょう? 非常に浅はかな考えだと思いますが、単に難しい問題を作れば大学に入りにくくなり、その大学の入学難易度が上がるのでは…と考えています。 そもそもどのような基準で大学に差ができるのかがわかりません。 お手数ですが、よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • tetrarch
  • ベストアンサー率21% (123/563)
回答No.5

大学の偏差値は、その大学に入った人の偏差値で決まります。 まず、各媒体により模試というのがありますよね。それを受けると、受験した人の中で順位が出来ます。これを平均点数など駆使して偏差値に変換します。(平均50・最大75・最小25というのが一般)その偏差値をふられた人が大学を受験し、受かればその数値を大学に付けていくという感じです。(細かい説明は省略) なお、偏差値はプラマイ5ぐらいは考えといた方がいいですよ。 この文から分かるように、各大学が独自にやっている試験から偏差値は分かりません。センター試験なら概ねわかります。それは、センターが一種の模試となっているからです。要は他大学との比較ですので一大学だけでは数値化できない。 >非常に浅はかな考えだと思いますが、単に難しい問題を作れば大学に入りにくくなり、その大学の入学難易度が上がるのでは…と考えています。 どちらかというと、受験生の偏差値を入手し高い人たちを合格にさせるのか、問題云々でなく人数に関係なく合格点を決め、偏差値の低い人を大学に入れない。この方のが大学の偏差値は上がりやすいです。 >そもそもどのような基準で大学に差ができるのかがわかりません。 人気のある大学は当然多数の人が受けます。しかし、合格できるのは一部の「いわゆる」偏差値の高い人たちだけになってしまいます。これは、合格人数が決まってますのでいたし方の無いことです。こうなると、その大学は偏差値が高い大学になってしまいます。逆に人気の無い所は「いわゆる」偏差値の低い人も合格出来てしまいます。例えば倍率1以下なら最低偏差値でも入れます。そうなると大学自体も低い偏差値になってしまいます。 もっとも、本来大学の差というのは、入った人間をどれくい成長させるかであり、大学に入ってもいない高校生などを持って表せるはずも無く、偏差値はあくまで「受験のしやすさ」の目安であると割り切るべきです。

kobe-boys
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございます。 一つひとつに的確に対応していただき非常に参考になりました。 ありがとうございました。

  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.4

 各大学を比較できるような形で偏差値を出すためには、 すべての受験者が同じテストを受けるのがベストです。 典型的なのが、予備校が実施する全国統一模試ですね。  すると、各受験者の偏差値が出ます。そうしたら次に 各大学の合格者を抽出します。すると東大合格者には高い 偏差値の人が多くなり、Fランク大学には低い偏差値の人が 集まります。これが大学偏差値の差になるのです。 > 単に難しい問題を作れば大学に入りにくくなり  そうはなりません。偏差値を算出する基準は予備校などが 実施する受験者全員参加型の試験であって、各大学の入試問 題は偏差値に一切影響を与えないのです。もし大学が難しい 入試問題を作れば、その入試の中での合格点が下がるだけです。 > どのような基準で大学に差ができるのかがわかりません  大学の偏差値を決めるのは、受験生の動向であり、言い換え れば受験生による評価が大学の序列を決めています。たとえば 東大と阪大ではあきらかに 東大>北大 ですが、なにかしらの 理由があって、優秀な受験生がみな北大に入学したら、その年の 大学偏差値は 北大>東大 となります。  国立力大学の序列は、長い歴史のなかで自然に決まっているので、 急激に変化することはありません。ですが私立大学は大学運営次第で 人気が高まり、大学偏差値が上がることもあります。関西では立命館 が革新的な大学運営で知られ、以前に比べるとあきらかに偏差値が 上がっているでしょう。

kobe-boys
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございます。 確かによく考えると難しい問題をだしても平均点が下がるだけであまり意味がないですね。 ありがとうございました。

  • tekcycle
  • ベストアンサー率34% (1839/5289)
回答No.3

偏差値でググってみると、Wikipedia辺りに良い解説が載っていると思います。 ちなみに、合格ラインは常に6~7割というわけではなく、東大等難関大学の例えば理系数学なら、合格ライン(厳密には違うけど)が4割切っている、なんてこともザラでしょう。 逆に、センターのような易しい問題を出せば、東大生なら9割前後取ってくるわけです。数学なら満点続出のハズです。 また、当然のことながら、底辺大学で東大レベルの問題を出せば、0点続出で選考にならないでしょう。(東大の過去問でも良いくらいです。) どうして差ができるのか。 受験生の側からすると、最終的には人気次第、となります。 やっぱり東大は人気があるんです。 もう一つ考えておかなければならないのは、大学の側の都合です。 獲得できる予算。研究設備や書籍や土地や研究費。多い方が勉強や研究をしようと思ったときに有利です。 キャンパスの立地。多くの人が通い易いところの方が人気が出るに決まっています。 例えば中央大学(特に法)は八王子移転で随分レベルを落としたろうと思いますし、広島大学の工学部も、最初にキャンパス移転した学部で人気が無くなり、今でも偏差値が低いままです。(広島大学自体広島県民に人気がありません。広島市ではないということは広島県民の方が熟知していますので。) 教授たちの人事。昔の言い方で、助手助教授教授と上がっていきますが、しかし同じ研究室内でそうそう都合良くポストが空くとは限りません。 そこで東大や京大など有力大学は、他の大学に出張所を作ります。 例えば10の出張先のどこかのポストが空けば、順送りではめ込んでいけば良いんです。 で、出張所で研究成果が挙がらなければ、東大へは帰れない、とか、更に島流しとか。 研究成果を挙げていれば、それだけ研究費は集めやすいでしょう。 だから、良い先生は有力大学に集まりやすいんです。 特に理系ですと(ここ数年はどうか知りませんが)、学生は研究労働実行部隊です。 これが、高校理科から手取り足取りなんて状態で研究成果が挙がるわけがありません。 余りにも学生のレベルが低い大学は敬遠されているはずです。 で、どうしても入学者のレベルを上げたければ、入学者が0になろうが、それで文科省に何といわれようが、一定以上の学力の者は入学させないことですね。 すると、偏差値の高い者しか合格していないので翌年のランク表は上がるはずです。 つまり、文科省の統制や補助金の絡みも非常に大きいのです。 昔、東京芸大がこの手のイチャモンを突っぱねたことがあります。 実績がある(?)芸術のようなメインとは言えない系統の大学でようやく、でしょう。

kobe-boys
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございます。 中央大学は広島大学のこともそうですが、やはり人気が関係しているのですね。 ありがとうございました。

回答No.2

入試問題を難しくしただけでは、 受験者の平均点が下がるだけで 結局低得点の学生まで合格にしなければならないので偏差値は上がりません。 そもそも偏差値とは、全体の中でどのあたりにいるのかを示す指標であり、 レベルを問わず多くの学生が受験する試験で算出されるものです。 例えば、○○模試の結果、A君が偏差値60、B君が59であったとして ある大学を受けてA君が合格、B君が不合格ならば その大学の偏差値は60程度であると考えられます。 もちろん実際にはこんなにピッチリ合否が分かれることはなく 平均を取って算出しますが、大体の目安と思ってください。 先にも述べましたが、問題だけ難しくすると 受験者全体の平均点が下がるだけなので A君が合格でB君が不合格というのは変わりません。 ちなみに大学の偏差値を上げる手法としては 学生の大部分を推薦入試で確保し 一般入試での採用を少なくする、というのがあります。 すると、より上位の生徒しか合格できないため、偏差値が上昇するのです。

kobe-boys
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございます。 具体例ですが非常にわかりやすかったです。 ありがとうございました。

  • paruru
  • ベストアンサー率37% (154/407)
回答No.1

やはり人気を推し量る尺度なのではないでしょうか。 医学部が偏差値が高いのも、お医者様になりたい人が多いから。 東大が偏差値が高いのも、東大に入りたい人が多いから。 逆に、偏差値が低い大学は少子化もあいまって、定員割れになっている ところもあると聞きますし。 同じ大学で学部ごとに偏差値が違うのも、私立では成り立ちにも 関係すると聞いたことがあります。 たとえば、かつては夜間学部だった、とか一番最初につくられた 学部だった、といったことで、偏差値が違うと聞きます。

kobe-boys
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございます。 人気が関係しているのはとても共感できます。 ありがとうございました。

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