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5.10の沢登り靴を数年前に買いましたが、靴底のゴムが剥れてしまいました。
数年前に5.10の沢登り用の靴を買ったのですが、沢にはいかず車の中に放って置いたものですから、とうとう今年の夏、沢に行こうと思いましたら、靴の底のゴムが、車内の暑さからか、剥れてしまいました。 今度の22日に沢に行く予定なのですが、何とか直したいとおもいます。 靴底のゴム、接着剤、接着剤の種類、販売所、修繕方法等詳しく教えてください。よろしくお願いいたします。
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ファイブテンの沢靴はキャラバンのCA-4、奥利根アクア、柳又アクアと、この5年の間に3足購入して使っています。 修理するとしたらメーカーに依頼するしかないとは思いますが、私は修理するより新しいのを購入した方が良いと思います。 その理由の1つ目として、経年変化によりソールが初期性能をもはや保持していないと考えられることがあります。 普通のトレッキングシューズに使用されるビブラムソールも、使用未使用に拘わらず数年が経過すればゴムが劣化して性能が低下することが知られています。まして5.10のアクアステルスソールは、非常に柔らかいゴムを使っているため、初期性能からの低下幅はビブラムソールなどより遙かに大きいと思われます。 私は概ね2シーズンに1足というスパンで買い換えているのですが、2シーズン目にはやや性能の低下を感じます。保管には非常に気を遣ってはいますが・・・ 車内放置という"靴の保管"には劣悪な状況では、たった1ヶ月ほどでもソール性能は著しく低下していると思いますよ。 アクアステルスは、私は二度とフェルトの沢靴を履く気がしないほど、その性能には満足していますが、ソールが劣化してしまったら、行かれる沢の内容によっては非常に危険なのは言うまでもないでしょう。 2つ目の理由は修理にかかる経費の点です。 現在、5.10のアクアステルスソールを用いた沢靴を出しているのはキャラバンと秀山荘の2メーカーだけだったと記憶していますが、秀山荘の"忍者"はソール交換不可だったと思います。従って、質問者さんの靴がもし忍者なら、修理は事実上不可能かと思います。 もう1つのメーカーのキャラバンでは、ソール交換は可能ですが、ソール代と工賃を合わせて1万円ほどかかります。まあこれは別に高い値段ではなく、トレッキングシューズのソール交換でも同じくらいしますが。 現在、1万円代前半のアクアステルスソールを使った沢靴が販売されている状況で、1万円掛けてソール交換をするのはあまり有意義とは思えないですね。 なので私も奥利根アクアのソール交換はせずに柳又アクアに買い換えたというわけです。奥利根アクアも2シーズン使ってソールだけでなくアッパーもかなり傷んでいたので、その補修代も考えると柳又アクアを買った方が安かったのですが、ソール交換だけで済んだとしてもやはり柳又アクアに買い換えたと思います。 まあ、そんなわけで私は買い換えをお勧めします。 端的にまとめれば、ソール自体が激しく劣化しているので、単に「くっつける」修理では意味がなく、ソール交換となると新品が買えるほどの値段がする、という理由からです。 そして今度は、間違っても車内放置などという最悪の保管はしないよう助言いたします。