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キャッシュフロー計算書が必要である理由
よろしくお願いします。 キャッシュフロー計算書が必要な理由として、 貸借対照表、損益計算書で扱う利益は、会計の処理の選択の方法で意図的に操作できると読みました。 具体的にはどのような会計の選択の種類があるのでしょうか? 減価償却費で、定額法か定率法かといった選択は企業が任意で出来ると思うのですが、利益にそれほど影響があるとは思えませんし、 逆に企業が任意に選択できる会計の方法というとそれくらいしか 思い浮かびません。 損益計算書では、費用は発生主義、利益は実現主義できちんとキャッシュの流れをつかめていないという基本の部分は認識しているつもりです。 企業が選択できる会計の種類とはどんなものがあるのでしょうか。 教えてください。 よろしくお願いします。
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選択可能な会計処理としては例えば、収益の計上基準(引渡基準・検収基準、販売基準・仕切清算書到達基準、工事完成基準・工事進行基準など)、その他有価証券に関する時価評価の計上基準(全部資本直入法・部分資本直入法)、払出単価の決定基準(個別法・先入先出法など)、繰延資産の償却期間などがあります。 なお、減価償却も含めてこれらの選択は企業の完全な任意ではなく、継続性の原則の範囲内での任意選択となります。
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- gutoku2
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>損益計算書で扱う利益は、会計の処理の選択の方法で意図的に操作できると読み 粉飾の一番簡単な方法は、商品在庫を水増しする事です。 次に簡単なのは、不良債権を一般債権とする事です。 しかしながら、貸借対照表と損益計算書から粉飾を掴むことはかなり困難です。 税効果会計で水増しするなんて手もあります。 以上は”粉飾”という非合法な決算処理です。 よって、会計方法によって異なる結果が表示されるのではなく、非合法な方法 によって、意図的に粉飾が行われています。 >逆に企業が任意に選択できる会計の方法というとそれくらいしか 任意に選択する会計方法によって問題は起きないと思われます。 (複数期を比較すれば誤差程度です) 会計方法の恣意的な運用によって、差異が発生していると思われます。 企業は、資金繰りに詰まった時に倒産します。赤字では倒産しません。 (赤字で倒産しているように見えますが、実は赤字によってキャッシュフロー が悪化したから潰れたのです) 損益計算書が赤字の会社が倒産するまでのキャッシャフローと、損益計算書が黒字 (粉飾)のキャッシュフローは、かなり類似性があります。 (3期程度、営業キャッシュフローを比較すれば、キャッシュフローの減少は誤魔化せ ません) 3期以上のキャッシュフローを比較する事は、企業の健全さを測る唯一の方法です。 (10期以上粉飾されると、比較ができないので粉飾を暴くのはかなり困難になります)
お礼
回答ありがとうございます
- okame7237
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あなたはJALの経営危機とかカネボウの破綻を財務諸表で見たことがありますか? (回収見込みの無い)仕掛品や売掛金の異常な積みあがり、減価償却費の変更(先延ばし)による過少償却、不良資産を非連結子会社に飛ばす、などその気があれあば結構できます(ここで上記の会社がやっていたとはいいません)。 それに比べるとキャッシュフローはお金の流れですから、お金がついてこない取引は否定されます。つまり上記の経理処理はBS、PLではプラス方向に出ますが、CFでは全く評価されません。つまり無意味な処理になります。 また、CFが詰まる=金が止まる、ということで黒字決算の会社でも潰れます。ですので重要なのです。 会計の種類は一般的には企業会計だと思います。ただ、会社法や証券取引法、財団の会計基準委員会が作るもの(企業会計原則とか)などが並立しております。
お礼
回答ありがとうございます。
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