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ISO取得って企業にどんなメリットあるの?
今ISO9000/14000など取得している企業が多いですが、企業にとってどんなメリットあるいはデメリットがあるのですか? あと取得した場合毎年金を払うと聞いたのですが、その場合年間いくらほど払うのでしょうか?
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まずメリットを考えましょう。 <社外> ・輸出(特にヨーロッパ向け)の取引条件の対処。 売買条件になる場合が多いのです。 ・企業の国際的な品質管理体制のイメージを与えられる。 ISO取得と広告・名刺など宣伝に効果 ・顧客からの監査が減る。 新規取引する場合の審査をしますが、ISO取得済みなら監査 を軽減できます。 <社内> ・責任と権限の明確化 ・徹底的な文書化・記録化・是正処置の確立 ・資料のファイリングの整備 ・品質方針および品質目標の浸透と品質意識の改革 ・業務の標準化が進み、改善活動がやりやすくなる ・ルールの明確化(規定・標準の遵守の徹底)により、作成・承認・指 示・引継ぎ・検証が確実になる 費用は、100人以下の従業員で、社内の費用を除けば: ・更新審査:少なくとも3年に1回(70万円ほど) ・維持審査:少なくとも1年に1回(20~30万円ほど) *ISO9000取得の指導は、8ヶ月間、16回指導で160万円ほどでしょうか。
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- isoworld
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いろいろな人が回答を書いてくれているようなので、細かい説明は省略し、メリットとデメリットを一言だけ書いておきます。 多くの会社の実態を言えば、認証を取得しているという体裁だけがメリットで、かなりの維持費/更新費が毎年かかり、ISOという役に立たない余計な仕事をさせられているのがデメリットでしょう。もっとも海外と取引するためにはISO9001認証取得が条件になっていることが珍しくありません。 (注)ISO9001/ISO14001にメリットがないのではなく、審査員に受け入れられるように形に拘り、うまく使いこなせていないのが真の実情です(ISOの「お守り」をしている会社がたくさんあります)。ISO9001/ISO14001の規格が何を求めているのか、企業にとってのホントの意味を知らない人が(長年企業でISOに取り組んできた人でも)たくさんいるのも事実です。 長年ISO9001/ISO14001の主任審査員を務めて多くの企業を見てきた某オジサン(コンサルティングもやっています)
- himajin1
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勤務先は、製造業で9000,14000に登録しています。 以下は、すべて、ISO推進部門ではなく、構築に巻き込まれた部門に勤務する人間の、個人的な意見として読んでください。 【9000について】 機械の部品の製造のように、規格の定まった製品(サービス)を供給する定型業務な会社には、適したシステムだと思いました。 それまで、あいまいに進められていて、困っていた品質関連マターが、極めて明快に文書化され、個人の能力に頼らずとも、一定の品質の製品をきちんと供給できるようになりました。この、「個人の能力に頼らずとも」と言うところが、ミソです。 一度、この手法を確立したら、自力で維持するだけで良いと思います。ISOの登録を続ける必要性は、あまり感じません。 少し前は、顧客から、ISO9000の登録状況に関する質問が必ずありましたが、最近は、減ってきています。 逆に、(たとえば)床屋さんのように、製品(サービス)に定まった形状がなく、都度顧客と相談しながら、(文書化せず)テレパシーで会話して進める共同作業的なビジネスには、馴染みにくいシステムだと思います。 【14000について】 これの導入には、積極的に、NOを申し上げます。 企業の社会的責任 をきちんと考えることの出来ている企業で有れば、ISO14000は、不要だと思います。名刺、会社案内、HPに記載できるという事以上のメリットを感じません。 本当は、企業として如何にして儲けるか?を追求していくと、自ずから、14000は、クリアーできると思います。 【費用について】 維持審査、更新審査、登録料など、目に見える出費はありますが、それ以上に、社内の、事務局の人件費、関連部署でシステムを維持するための作業費が掛かります。 【結局は、力関係】 ISOの登録は、顧客から登録が必要だと言われたから、登録する。つまり、「質問よけのお守り札」としての効力はあります。 こんなレベルの、発想であれば、本当はやらないほうが良いのですが、仕事を回さないぞと言われれば、仕方ないですからね。 私は、オペレーターの質を低下させる原因になる文書化(マニュアル化)偏重のISOは、嫌いです。 あなたは、ISO9000に登録していない工場で生産されているトヨタの車を(その事を理由に)買わないですか? あなたは、ISO14000に登録していない亀山工場で生産されているシャープの液晶を(その事を理由に)買わないですか? ISO以上の事をやっていると、誰もが認める企業になれば、ISOの登録を維持する必要は無く、社内で自律して進めることが出来るようになります。
- ohkami
- ベストアンサー率27% (22/81)
設備関係の仕事でiso9000をやってます 金銭的な事は判りませんが 当初役所の入札にISOが必須と言われてましたが 中~小規模の事業所は軒並み止めていってます 面倒な入札は大手にまかせておけばいいと 割り切った様です うちの会社は入札も顔を出す程度ですが 継続してやってます。 一応かかるお金はマネージメント会社に対してと 社内は初期投資ですね iso9000はQC管理が有る程度出来てれば 文書化だけで済むと思われます 継続できるかは会社しだい やるなら出来るだけ当初の目標を目指しつつ 簡単で確実な手順の確立ですね 煩雑になると社員も役員も自分の首を絞めかねません
- k-josui
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大手企業は大体取得しています。 (企業イメージが大切ですから) で、製造メーカの場合取引先が取得していないと 自社生産品は9000であれば品質が管理された、14000であれば環境マネジメントがきちんとしている製品と謳っても、部品としてそのように管理してされていない製品が組み込まれていてはトータルとしてまずいわけです。 従って大手メーカに部品を納入する場合、当然これらの取得を要求されるわけです、取得しないと納入させてもらえない。 否応なしに取得に走るわけです。 維持費はどの程度かは知りません。