• ベストアンサー

オール電化か、都市ガス併用か

土地を購入し、新築住宅を設計中です。 イニシャルコストとランニングコストを考え、オール電化にしようか都市ガス併用にしようか、迷っています。ポイントは、 (1)床暖房は入れたい。ただし南関東なので24時間暖房は必要ない。 (2)IHコンロには特にこだわらない(ガスコンロでも良い)。 (3)夫婦+幼児2人の4人家族。今後5年間は昼間に家族が在宅。 (4)いちおう高気密・高断熱仕様。1Fは15坪でLD=約20畳。 (5)敷地内に都市ガスの配管が既に来ている。 現時点ではオール電化を考えていました。エコキュートの多機能タイプ(430L)を導入し、床暖房と給湯をまかなう。せっかく都市ガスが使えるのにもったいない気もするけど、ランニングコストを考えると、ガスの基本料を払うよりはエコキュートの深夜電力利用が有利な気がする。というわけでして。 ただし、不安材料もあります。 エコキュートの床暖房は湯切れしやすいらしい。初期費用が高い。メンテナンスまで考えると、果たして本当に得なのか。 選択肢としては、 A.オール電化で床暖房もエコキュート B.オール電化で床暖房は別の方式 C.都市ガス併用でガス給湯+床暖房 D.都市ガス併用でガス給湯、暖房は別方式 長い目で見て、どれを選ぶのがベストでしょう?同じような迷いを持たれた方も多いと思いますので、是非アドバイスを頂きたいと思います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yougruty
  • ベストアンサー率60% (432/719)
回答No.4

A.オール電化で床暖房もエコキュート A.で考えた場合、基本的に深夜電力で貯めたお湯だけでは足りないと考えた方が良いです。 メーカーの取り扱い説明書でも、床暖房を使う場合は、温度設定を高温にして、自動沸き増し設定にする事を推奨しています。 すると、昼間お湯を沸かす事になりますが、それでもガス給湯器より安くお湯を沸かす事ができます。 日立 多機能型エコキュート BHP-FPY46DULBで考えた場合 エコキュート冬期高加熱能力6.0kWに対して消費電力1.90kW=6÷1.9=効率3.158 電気温水器やヒーターは、加熱能力1kWに対して消費電力1kW=効率1 電気温水器が深夜に沸かして7.35円だとすると、同じ分だけ多機能型エコキュートで沸かすのにかかる電気代は、効率が良い分以下の様に安くなります(東京電力 オール電化料金プラン電化上手で計算)。 電気温水器で、深夜=7.35円 エコキュート床暖で、冬深夜 7.35円÷3.158=2.327円 エコキュート床暖で、冬朝晩21.31円÷3.158=6.748円 エコキュート床暖で、冬昼間26.46円÷3.158=8.378円 ですので、昼間の電気代が高い事を気にして沸き増し設定をせずに使って湯切れしてしまうよりも、昼間使ってもガス給湯器より安いという気持ちで沸き増ししながら使った方が快適に使えます。 A.の利点としては、元々お湯が沸いているため、立ち上がりに高温の温水を流してスピード暖房ができる点です。 日立の多機能型エコキュートはそれを売りにしています。 http://www.hitachi-ap.co.jp/products/business/home/eco/lineup/bhpfpy.html ↓こちらは三菱ですが、イニシャルコストの例です。 三菱エコキュート+床暖(床暖房を含めた価格例) http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/diahot/yukadan/system/index.html それでも、エコキュートで床暖房をする場合は、制約が多いです。 例えば、最大18畳までの部屋で1日8時間程度の使用がメーカー推奨という事があります。 それに対して、東芝のほっとパワーエコ給湯暖房機は、最大加熱能力7kWで、20畳までの部屋を24時間床暖房できる事を売りにしています。 ほっとパワーエコ フルオート給湯暖房機 http://www.toshiba-kiki.co.jp/products/hp/h_kyutodan.htm ほっとパワーエコは、エアコンと同じ冷媒を使っているため、故障時もメンテナンスがしやすいというメリットがあります。 その代わりエコキュートの補助金制度は使えません。 B.オール電化で床暖房は別の方式 B.の場合は、床暖房を温水式にするのか、ヒーター式にするのか、PTC式にするのか、蓄熱式にするのか選択肢が多くあります。 ・ヒートポンプ温水式 ガス給湯器の約半分のランニングコストで床暖房ができるが、イニシャルコストは高め。耐用年数は、エアコンと同等程度。 使用時間がある程度長い方向け。 http://daikinaircon.com/catalog/hotecofloor2/index.html ・ヒートポンプ温水式エアコン併用タイプ 基本的には上と同じだが、床暖房立ち上がり時は、エアコン暖房を同時に行うタイプ http://daikinaircon.com/catalog/hotcool2/index.html ・ヒーター式 メンテナンスいらずで30年の耐久性があり、10年間の保証付きです。 イニシャルコストが安い。使用時間が短めの方向き。 http://www.eneos.co.jp/lande/product/yukadanbo/yukakojin/e71_lapryuyu_step2.html ・PTC式 温度が高いところには、電気が通電されないため、省エネ。長寿命。 同じ部屋でも日が当たっているところは弱く運転する様になっています。 http://plathermo.com/index.html ・蓄熱式 安い深夜電力で蓄熱し24時間暖房し続けます。長寿命。 家にいる時間が長い方に向いています。 http://www.negishi-nhm.com/ C.都市ガス併用でガス給湯+床暖房 電気ヒーター式と、ガス温水式を比較した場合、ランニングコストは、電気代と、ガス代だけで比較した場合、配管ロス等を考慮してもガスの方が安くなります。 ただし、ガス温水式は温水ポンプで床に循環させているため、その電気代を含めると同等程度になります。 そのため、ヒーター式の床暖房と同等程度のランニングコストと言えます。 その他にガス温水式は、メンテナンスサービス契約に加入すると、その分の費用がかかります。 メンテナンスサービス契約の例 http://home.tokyo-gas.co.jp/living/tes/afterservice/maintenance.html ですので、ガスは安いイメージがあるかもしれませんが、意外にコストがかかります。 下の参考URLは、オール電化の場合の光熱費や家族構成の実例です。

参考URL:
http://www.tepco-switch.com/cost/saving/index-j.html
slash0707
質問者

お礼

たいへん詳しいコメント、どうもありがとうございました。 (過去ログでお名前はよく拝見しており、参考にさせて頂いてました) 電気式の床暖房といっても、こんなにいろいろあるんですね。 個人的にはPTC式というのが気になっています。良いことずくめの様な情報がありますが、実際問題どうなんでしょう?

その他の回答 (6)

回答No.7

こんにちは、初めまして。 私は新潟在住で雪深い地域に住んでおりますが、床暖房は設置しません。 周りの話を聞いても、蓄熱式暖房機で十分といいます。 関東方面の友人では高気密高断熱仕様なら、エアコンでも大丈夫といいます。 個人的な意見としては、併用方式だと共に基本使用料を払わなければいけないから、熱源はひとつの方が何かといいと思います。 ただ、床暖房が輻射熱による暖房で質問者さんが採用は譲れないとするならば、電気式の床暖房で十分だと思います(私の地域だと床暖房は灯油かガス式以外選択肢がありません・・・)。 コストを考えていられるようなので、業者に補修の際の一般的な修繕費用についてあらかじめ確認しておくのも良いと思います。 軽微な故障(不具合)でもフローリングを剥いで・・・という修繕になれば、ちょっとした出費という訳にはいきませんから・・・。 よろしくお願いします。

slash0707
質問者

お礼

丁寧なコメントありがとうございます。 蓄熱式暖房機は快適だという話は良く聞きます。しかし、設置スペースを取ることから、我が家の狭いリビングには合わないと判断しました。 蓄熱式の床暖房というのもありますが、イニシャルコストが高いのと温度調整が難しいという情報から、保留してあります。 高気密・高断熱の家ならエアコンでも十分なのかもしれませんが、冷え性の妻の実家は床暖房が設置されており、その良さを本人が体感しております。 故障やメンテナンスを考えると、設置がイージーな電気式が良さそうですね。修繕費用についても、確認するようにします。

回答No.6

はじめまして。 私も同じように迷い、結局C(床暖:温水式)にしました。 Cでの感想しか書けませんが、ご参考まで。 ◆コスト  イニシャルコストは、ガスが有利でした。ガス会社のキャンペーン(床暖の一部をサービス設置。かなりの面積をサービスしてくれました)があったり、補助金(高効率?省エネ?機器導入)がでたりしました。オール電化の危機感からか、お得なサービスがあるようです。一度、問い合わせしてみると良いと思います。  ランニングコストはオール電化にした場合より高い印象です。今のところ安心して使える額で、ガスのメリット代として納得できる感じです。 ◆使い勝手  給湯はガスにして良かったと感じます。実家が電気給湯でお湯切れがあったので、給湯の安心感はあります。  コンロはIHの平面な所(掃除のしやすさ、デザインの良さ、他)が今でもあこがれています。個人的にはIHと体調面で相性が良くなく導入をあきらめましたが、とてもうらやましく思います。空気を汚さないとか火の危険がない点も、ガスでは注意して使用していますので、とても良いように思います。料理しやすさはガスでよかったように思います。あと電気契約が小さいアンペアですみ、ブレーカーが飛ぶことがなくいい感じです。これは些細なことですね(^^;  個人的な感想で参考にならないかもしれませんが、より良いお家ができることを祈っています。

slash0707
質問者

お礼

個人的な感想、非常に参考になります。 IHと体調面で相性が良くない・・・?そういうケースもあるのですね。妻は心臓が弱いので、本人もちょっと心配しています。 料理はガスが良いという意見が多いですね。東京ガスに交渉してみるというのは非常に良いアドバイスでした。ありがとうございます。

  • tagayasu
  • ベストアンサー率18% (11/59)
回答No.5

tagayasuです。  床暖は当方では、リビング12畳の中央に2畳とダイニング10畳に2畳です。HMのオリジナルなので2畳で18万ほどで付けることができました。通常の電気式です。かなり迷いましたがやはり付けて良かったです。ちなみに暖冬のせいか、設定は一番下の目盛りでも暑いくらいでした。給湯式は知人に東京○スの設備工事をしている者から評判を聞いたところ、施工が悪いとたまーに水漏れがあるということから見合わせました。(その際はフローリングの張り替えとなり、床鳴りの可能性もたかくなるので・・・)  オール電化でのエコキュートがご不安なら、深夜電力使用の電気給湯機はおすすめですよ。私の実家で昨年25年目にして、壊れて取り替えました。構造も簡単で、その間ほとんどノーメンテで音もなく、お湯も柔らかいです。非常時の水タンクにもなりますし、エコキュートに比べて価格も安いです。

slash0707
質問者

お礼

エコキュート以外の電気給湯器はノーチェックでした。そういう選択肢もありますね。 温水式の床暖房は、施工に手間とお金がかかることと、メンテナンスの面でやや難ありかなぁ、という気がしています。 電気式で高効率・メンテナンスフリーの床暖房があれば良いんですけど。

  • tagayasu
  • ベストアンサー率18% (11/59)
回答No.3

 南関東にお住まいということで、私も千葉県なので条件は近いと思います。私も昨年夏にオール電化住宅に建て替え、今月築1年を迎えました。家族は大人4人でうち2人は大学生と居候で昼間も家にいます。(昼間寝て、夜も遅くまで生きています)  ランニングコストの話になりますが、当方は建坪45坪の2階建てです。設備はエコキュート460L、風呂場は広々浴槽、IH、エアコン2.5kwが3台、2.2kwが2台、床暖は電気式2畳分が2カ所です。  電気契約15kw契約(電化上手です)なので基本料金だけで3千円ほどかかりますが、いままでの電気代は冬場の床暖とエアコンのヒーターを毎日かけた2月(暖冬でしたが)でも22000円(基本料金込み)、一番使用量の少ない月は6月で10000円でした。8月はエアコンフル稼働なので20000円を超えそうですが、年平均の月額は15000円程度です。  以前の住宅に比べて、ガス代、冬場の灯油代がすべてなくなり、電気代も5000円(以前は40A契約でブレーカとびまくり)ほど安くなりました。  今回は新築ということで、私のおすすめはBで蓄熱式の電気床暖で深夜帯の電気料金で暖めて蓄熱するタイプをおすすめします。給湯式の床暖はお湯の使用量が増加し、エコキュート等の貯湯式ではお湯切れの問題もありますので、採用しませんでした。

slash0707
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 実際の電気料金など、具体的な情報でとても参考になりました。 うちは現時点でアパート住まいですが、ガス代だけで月に6~8千円かかっています。やはりオール電化は魅力ですね。 床暖房もエコキュートにすると初期投資が大きいので、それ以外の方式を考えてみようと思います。 蓄熱式の暖房機器は、深夜電力を使うのが魅力ですが、昼間の温度調整が難しいという話をよく聞きます。 tagayasuさんの「床暖は電気式2畳分が2カ所」は、どのような方式なのでしょうか?

回答No.2

エコキュートで深夜電力を利用する場合以下の問題があります。 ・昼間の電力が割高になるため、一日中誰かがいる場合、昼間の電力が今より高くなる ・エコキュートは冬場は深夜電力時間帯だけでは湯切れを起こしやすい  (床暖房を併用する場合、さらに顕著になります) ・エコキュートは最近10年の間に急激に採用されるようになったために、メーカーでも耐用年数など把握しきれていない メリットもあります。 ・都市ガスの基本料金が不要になる ・地震時は、電気はすぐに停電になるので、断線などで火事になりにくい ・地震時は、ほとんどの場合ライフラインは電気が最初に復旧する  (ガスは数日かかる) ・昼間在宅しない時期が多い(今回の場合5年後以降)と、電気代はかなり安くなる 自宅は5人家族ですが、470リッターのエコキュートを導入しました。 でも冬場は湯切れを起こしましたので、もし床暖房も併用するなら、もっと大きいタイプをお勧めします。 タンクの残量が1/3くらいになると、お風呂にお湯がはれなくなります。 または、深夜のみ湯沸しを行うのではなく、自動に設定しておくことをお勧めします。

slash0707
質問者

お礼

エコキュートの床暖房にするなら、冬場の湯切れは覚悟しないといけないですね。結局は昼間の電力を使うことになりそうです。 メーカー保証も1~2年しかなく、追加でお金を払っても5年、せいぜい8年しか保証延長できません。 とはいえ、高気密・高断熱の家にはオール電化が相性が良いということも言われますし、悩むところです。 実際に使ったうえでの情報、参考になりました。ありがとうございます。

  • hazukin
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.1

うちも同じ様な内容で悩みました。同じく関東に新築予定です。 うちの場合は『C』にしようと思っています。 結論は、 A⇒多機能タイプのエコキュートは、イニシャルコストが更にアップ B⇒発熱タイプの床暖房は家具を置くのに懸念がある D⇒都市ガスにするなら、TESにする という事になりました。 うちの希望は『床暖房を入れる』と『IHは必須』なので、初めはオール電化で考えていたんですか、やはり一番の不安材料はメンテナンスです。ここ数年で急激に増えたものなので、長い期間でのデータがありません。早ければ10年後にも総入替えをしなければならない・・・なんて事を考えると、怖くてオール電化には出来ません。と言うと大袈裟ですが、こういったものには当たりはずれがありそうですし・・・ 参考にしていただければ幸いです。

slash0707
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。 オール電化にするなら床暖房もエコキュートで、という安易な考えだったのですが、イニシャルコストとメンテナンスがネックですよね。 毎月の電気代から計算すると、初期投資の元を取るには8年かかります。その頃には製品の寿命が来てもおかしくない。 床暖房にも最近はいろんな方式が出てきているようなので、BとCのどちらか、という線で検討したいと思います。