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なぜ定時制学校がどんどんなくなってくの??

テレビで知ったんですが、定時制の学校が今どんどん廃校に追いやられているそうです。 私は虐待やいじめが多くなってきて居場所がない子供たちが増えている現代に定時制は絶対必要だと思います。 でもどんなに学校の生徒たちや卒業生が廃校反対の署名運動をしたり、教育委員会と直接話し合いを設けても、もったく聞き入れてもらえないのが現状のようです。 なぜ定時制を必要としている人がたくさんいるにも関わらず、廃校が進んでいるんですか? 何が原因なんでしょうか?教えてください。

みんなの回答

  • mackid
  • ベストアンサー率33% (2688/8094)
回答No.4

>居場所がない子供たちが増えている現代に定時制は絶対必要だと思います。 そういう子供達の受け皿が定時制でなければいけない理由はありません。全日制でもいいわけです。そういう子供達は昼間学校に行けない、というわけではないのですから。 定時制というのは本来、中卒で就職した人が勉強するためには夜間開校している必要がある、という主旨のものだと思います。 中卒で就職する人が減れば、つまりほとんどの中学生が高校に進学すれば、本来の主旨からすると必要なくなるのは仕方がないと思います。

v-coo-v
質問者

お礼

それは確かにそうなんですが、学校に行きたくても行けない子たちが、やっと定時制という学校で高校生活を手に入れたという所でもあると思います。進級したいというより学校に行きたいという気持ちの方が強いような気がします。 お礼の欄なのに意見してすいません。回答ありがとうございました。 参考になりました。

  • hukuponlog
  • ベストアンサー率52% (791/1499)
回答No.3

行政の側の言い分は ・勤労青少年の教育という、定時制本来の趣旨が崩れている ・少子化時代を迎え、定時制を維持することが財政的に見合わない ということです。確かに、本来の定時制の意義は、中学を卒業して就職をした青年に、教育の機会を与えるというものでした。しかし現在の定時制で、勤労青年の割合は著しく減っており(統計で見れば、2割以下)、大部分の生徒は、昼間何もせずに(もしくは、昼間の時間が空いているのでバイトをする、という逆転現象)定時制に通うという形態となっています。少子化時代を迎え、昼間部の定数に余剰がある現在、「それなら昼間部に通えば良いではないか」ということです。 定時制は、例え同じ校舎を使用していても、昼間部の学校とは別組織ですから、仮に生徒数が減少しても学校長・教頭を始め必要な科目の教員を確保しておく必要があり、コストパフォーマンスは非常に悪いのです。 問題となるのは、「定時制を必要としている人」は本当に定時制しか選択肢が無いのだろうか、という点です。勤労青少年は定時制しか選択肢がありません。しかし、不登校やニートの青少年はそうではないはずです。定時制は事実上、入試がありませんから、言葉は悪いですが「誰でも」入れる。とりあえず居場所を確保するが、実際には学習意欲に欠け、卒業をしない・できない生徒が多数いる。そんな人達のために、なぜ高額のコストをかけて、居場所を確保してやる必要があるのか。不登校・ニート対策は別の枠組みで考えればよいことであって、定時制の維持とは別問題でしょう。 という辺りが、行政の本音でしょうね。 教育というのは、本来コストで考えることができない分野なのですが、近年、この当たり前の事実が忘れ去られ、効率とか対費用効果が優先される風潮が社会全般に広がっています。こうした社会全般の有り様が変わらない限り、定時制の廃止は止まらないだろうと思います。

v-coo-v
質問者

お礼

そうだったんですか…。 これからますます学校に行けない子が増えそうですね。 コストを重視するのも分からないでもないですが…どうしたらいいんでしょうね。これからの日本全体の課題かもしれませんね。 回答ありがとうございました。 とても分かりやすかったです。

noname#57390
noname#57390
回答No.2

大検が高卒認定というのに変わって合格しやすくなったから定時制の存在価値がなくなったのでしょう。 大検時代は年に1回、しかも猛烈に暑い期間に試験がありましたが、今は年に2回も受けられる上に科目数も減ってます。 どうしても「高校を卒業した」という肩書きが欲しいという人のためになら毎日通わなくても良い通信教育という道もあります。 これなら何人もの教師を常駐させる必要がないので維持するためのお金もたいしてかかりません。 定時制に通う人は年齢もまちまちで、下手したら学ぶ場というより社交のための場になってしまうことがよくあります。 「社交場なら学校でなくても他にあるでしょう」ということではないでしょうか。

v-coo-v
質問者

お礼

なるほど、その通りですね。 2回も大検を受けられるようになったんですね。 とても納得しました。 回答ありがとうございました。

  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.1

廃校が進むのは、定時制を必要とする人が非常に少ないからです。 都道府県の財務状況の悪化で歳出の見直しが計られています。 入学希望者が見込めないような公立学校は存続させるお金がないのです。 定員という枠で見れば、他の定時制高校で十分であると判断できるので減っていくのです。

v-coo-v
質問者

お礼

そうだったんですか…。財政が悪化してたんですね。 回答ありがとうがざいます。 参考になりました。

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