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惨い事件について
最近、事件が多すぎてというかメディアで放送しすぎだと思います。 あまり見ないようにはしているのですが訳のわからない殺人動機などほんと嫌になります。 裁判になると殺人動機などを弁護士が説明したりしていて少しでも有利にしようとしていますが、明らかに理解できないような惨殺な事件の犯人に弁護する余地はあるのでしょうか? 時代を超えた永遠のテーマではあるかと思います。 殺人をメディアで放送することに何の意味があるのか理解できません。 放送することで連鎖反応など危惧することもたくさん出てくるとは思います。 法律、人権、など皆さんの意見をお聞かせください。
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>裁判になると殺人動機などを弁護士が説明したりしていて少しでも有利にしようとしていますが、明らかに理解できないような惨殺な事件の犯人に弁護する余地はあるのでしょうか? 日本のシステムとしての問題です。日本は法治国家ですから。刑法は違反した人に対する罰則という意味もありますが、それ以上に重要なのは裁判官を拘束することです。殺人罪の場合は三年以上の懲役刑か死刑を与えなければならないという具合です。そして、その中での判断を適切に行うために検察は証拠を積み重ねて法律に従って被告が犯人でありどのような刑罰を与えるのが妥当かを論証し、被告には弁護人がつきその判断のうち妥当ではない部分の反論をします。日本の法システムの原則としては被告には無罪の推定がなされ、最終的な判決が出て刑罰が言い渡されて初めて有罪と認定されます。 >殺人をメディアで放送することに何の意味があるのか理解できません。 >放送することで連鎖反応など危惧することもたくさん出てくるとは思います。 殺人やその動機を検証していくことで社会として犯罪を防止するための予防策を考えていくことが可能です。ただ、今現在はこのような報道が単なるショーと化しているため、問題があるのだと思います。
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- eroero1919
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まず重要なことは、「どんなニュースが必要か、それを決めるのは本来情報の受け手である」ということです。どんなニュースを知らせるかメディアに決められるのはたまりません。なぜか。そうするといくらでもメディアにとって都合の悪いニュースを握りつぶすことが出来るからです。 国民にどんなニュースを知らせるか、それを国家が決めているのが中国と北朝鮮です。ですから、中国の人たちは自分の政府がチベットで何をやっているかは一切知らされないですし、北朝鮮の人たちは自分達がどんなに貧しい生活をしているか知らされません。 殺人事件などについては、ほんの50年くらい前まではメディアも連絡手段がそれほど発達していなかったので例えば九州の殺人事件が東京の新聞などで報道されることはほとんどありませんでした。今は通信手段がものすごく発達しているので地球の裏側で起きているようなことでさえほとんどリアルタイムで知ることが出来ます。それにより、なんだか世界中で恐ろしい事件が多発しているように感じますが、恐ろしい事件は昔からありました。あの八つ墓村の題材にもなった津山事件とかね。 例えば考えてみてください。薬害エイズ事件というのがありました。何の罪もない血友病の患者さんたちが、製薬会社と役人の癒着により非加熱製剤を投与され続けてエイズに罹患し何人も死んだという恐ろしい事件です。これを報道すれば医師や製薬会社、厚生省の役人に対する不信感が起きて病院に行くのも不安になりますね。だから、この事件は知らされないほうが良かったでしょうか。 また現在でも犯人が見つからない世田谷一家惨殺事件。これも一切報道がされないほうがいいですか?報道がきっかけで警察に情報がもたらされることもありますし、世田谷事件のように未解決だと世間の警察に対する批判の声も高まり警察も名誉にかけて犯人を捕まえることを求められます。これが一切報道されなかったら、別に警察は手を抜いたってバレやしないわけです。 知りたくなければ電源を切ればいいだけです。けれども、だからといって実際に起きた事件がなくなったことにはならないのです。あなたは、中国製の歯磨き粉で死者が出たことも知らないほうがいいですか?
補足
回答ありがとうございます。 文章を読んで私の言葉が少なかったのかと思いました。 私が思うには、まだ解決されていない事件 被害が広がる可能性のある事件など注意を促したりする内容のものはもちろん放送しても良いと思います。 いいニュースばかり見たいとは一言も言っていません。
- melanc
- ベストアンサー率0% (0/4)
個人的に一つだけ思うことは、強姦事件等の性犯罪はニュース でとりあげる必要はあるのかなということです。 一応、テレビ局などでは事実関係があらかた出終わったあとは、 新しい事実が出ない限り、取り上げないということにしているらしいのですが。 一番、心配なのは手口を解説することでの模倣犯が現れることです。 以前、テレビ局の社員が身分を利用して、就活中の女学生に・・・ という事件がありましたが、今年も最大手の銀行の社員が同じような 事件を起こしました。 ドキュメンタリーなどで盗撮の現状を取り上げ、技術を解説している番組などはそのまま真似れば、簡単に盗撮が可能でしょう。 しかし、マスメディアに何かを期待するというほうが間違いなのかもしれません。
補足
マスメディアは公共性が高いからこそ放送する内容は一方的ではいけないと思います。 性犯罪のニュース・解決した酷い殺人事件は、受けて側がどう受け取るのかその意図がよくわからないことがあります。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
保険金殺人、親殺しなど変な事件が多いので、報道時間が長く感じているのです。 視聴者は報道を通して今の社会を見ています。 親は子との接し方も見直すでしょう。 また、世田谷一家殺害などは、報道で犯人の遺留品を公開し、犯人逮捕に向け努力しています。 そういう意味で、報道は必要です。 ただ、犯人が警察に連行されてきた犯人を、芸能マスコミのように追いかけるのは行き過ぎです。 また、裁判を通じ、殺人犯の心の奥に潜む真実に向き合うのです。 なぜ、起きたのか、なぜ防げなかったのか。被告の不幸な生い立ちが影響していることなど暴くことで、同じ不幸を防ぐことを目的ともしています。 生まれながらの殺人者はいないのですから。
補足
どれだけ一方的な情報を理解して考えながら見ているか? 人によっては、社会に怨みのような感情を抱いていてそのニュースが悪い引き金となり犯罪を犯す動機になることもあると思います。
- yorio
- ベストアンサー率33% (3/9)
確かにそうですね。 メディアの放送の仕方には間違いなく問題があると思います。 必ず情報を伝えるときには主観が混じりますし、 情報が溢れかえってる時代だからこそ、 見る側聞く側が慎重に情報を選択していけばいいと思います。 惨い事件については、永遠のテーマですね。 メディアに誘発されているということはないとは言い切れません。 しかし、このような社会に生きている以上、 私たち大人世代の責任⇒自分事として見てみないと、 メディアがどうだ、犯罪者がどうだ、と批判しているだけでは、 社会は少しも良くならないですし、 それはメディアがしていることと同じです。 目を伏せてしまうのではなく、 そのような現実をしっかりと見据え、受け止め、 今の自分に出来ることを小さなことでも少しずつ 取り組んでいく人が世の中に増えていけば、 きっと世の中は良くなっていくと信じています。 例えば、子供が出来たら人として正しい価値観を 伝え続けていくとか…募金をするとか、 人に感謝の気持ちを伝えるとか。 まずは自分事として受け止め、 自らの意思で行動する人が増えていけばいいですね。 答えになってなかったらすみません。
補足
いろんな考えの方がいて当然! yorioさんがおっしゃっていることも解りますが、自分の子供が泣き止まないから床に叩きつけて殺してしまったという事件や聞いていて気分の良くない理解できない事件が存在していくら自分がそのようなことをしなくてもそういった事件はなくならない。
- tky-ny
- ベストアンサー率27% (275/1003)
疑問が複数おありのようなので後者だけ。 メディアは視聴率を稼げるものなら何でも放送しますよ。 逆にスポンサーに不利なことは放送しません。 所詮タダ(料金ゼロ円)の垂れ流し情報ですから、見なければいいですよ。 私はNHKびいきではありませんが、試しにNHKだけ1日見てみてはいかがでしょうか。 事件報道は発生に応じてするでしょうが、必要以上には取り上げないですよ。
補足
そうですね、やはり民放は受けて側の気持ちなんて考えられていないのですね。
お礼
根本の原因を理解している方がいらして安心いたしました。 ありがとうございます。 こういった回答は一番納得できます。 ただ、原因がわかっていても個人レベルでは何もできない。 法を改正するか、何かしないとまずいと思いますね。 世の中には知らなくても良いと思うことが多くなったように感じます。 存在している情報が必ずしも必要なものであるとは限りませんからね。