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個人事業から法人へのデメリット

私の会社は、個人事業(社員3名パート2~3名)なんです。 現状の代表となる人に対して、市県民税や所得税などかかってきています。 そこで、代表が法人にしたい!と考えておりまして。 (法人ならば、税金等は会社にくるので、一個人にかかることがない。と言っております。 私達も保険や、年金、所得税等、会社からひかれての給料になりますよね。その辺はいいのですが。) 代表が、法人にした方が、体裁もよく自分に税金もかからないから。と言っているのですが、 世の中個人事業で経営されている方は、いっぱいいらっしゃいますが、法人にしない理由ってなんなんでしょうか? 手続きが面倒、申請に資金がかかる。あと…。 代表が綺麗な所しか見ていないようで、怖いです。 デメリットってありましたら、なにかご教授いただけないですか。 宜しくお願い致します。

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  • sionn123
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回答No.1

 iccyandesuさん こんばんは  個人事業主と法人との税体系をお解りなのでしょうか???その点が心配になります。ここで少し纏めますね。  1:個人事業主    個人の場合は事業所得に対してしか課税されません。この税率はサラリーマンの方が払う所得税の税率と一緒です。  2:法人    法人の場合は法人の売上に対しての法人所得税と法人住民税、それ以外に事業主の給料(正確には「役員報酬」と言います)に対しての所得税が掛かります。  以上より個人事業主より法人の方が支払う税の種類が多い関係で、事業所得(売上-経費の頃で、平たく言えば「儲け」です。)が低いうちは個人事業主の方が支払う税額は少なくて済みます。しかし事業所得が高額になると法人税の税率が個人の所得税より低くなる関係で、ある一定の事業所得以上では逆転して法人の方が総トータルの税金額が低くなります。この法人の方が総トータルの税金額が低くなる事業所得は、一般的に「1000万円以上」と言われています。  多くの事業主は事業所得(つまり「儲け」)が1000万円超えるなんて高額な売上を上げてませんから、税額の少ない個人事業主を選択している方が多いんです。  個人事業主・法人のどちらを選択するかは、支払う税額以外に信用度(特に役所に対しての信用度の高い法人)等色々なファクターで選ぶもなのですが、多くの方は手取りを多くするために税額の少ない方を選択している場合が多い様です。  現在の個人事業主から法人に変わったとしても、事業主の給料に対しての所得税やその所得税額から計算される住民税がかかるのは何ら変りありません。その点を代表の方は勘違いされています。  まずはiccyandesuさんの会社の事業所得(間違っても売上では無いです。)が1000万円超えているかどうかで、法人化するかどうかを決められたらどうでしょうか???  法人化すれば登記しなければなりませんから、登記に掛る費用(約30万円)が係り、確定申告時に提出しなければならない書類量が増えます。したがって従業員の方に簿記のしっかりした知識がある方が居ないと、税理士さんを頼まないと確定申告すら出来なくなってしまいます。つまり税理士報酬分は過剰に支払う可能性が有るのが法人です。  以上でお解りになったと思いますが、事業所得が1000万円超えているか・簿記の知識は大丈夫か等諸々の条件が整った時に法人化するのが一般的で、iccyandesuさんの会社の代表の方の考えか方は少し短絡的な感じを受けます。以上の事を代表の方にお話してみては如何でしょうか???  色々書きましたが、何かの参考になれば幸いです。

iccyandesu
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 1000万円超えているか・簿記の知識は大丈夫か? どちらとも全然ノーです。 やっぱり考えが単純過ぎますよね。 代表とよく話しあうことにします。 詳細な回答有難うございました。 また、お礼が遅くなりすみませんでした。

その他の回答 (1)

  • kuruhan
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回答No.2

  差異を何点かあげますと  (1)個人事業では原則全額損金に算入された交際費が法人では   一部損金とならない。  (2)社会保険の加入が義務付けられる。  (3)役員の任期満了に伴う登記が求められる。  (4)所得税の確定申告に比べて法人税の確定申告が難度が高く   専門家の手を借りないとできない場合が多い。  (5)オーナー社長と会社は別個の存在とされるので、   会社と社長(ならびにその親族)間の取引につき特に税務的な   問題が生じないか常に考える必要がある。     個人事業をしていて法人化を選択しないのは、特に法人でなくても 商売が成り立ち、法人化のコスト増を考えてではないでしょうか?  (著名なサイトウさんは別の考えをお持ちでしょうが)   しかも役員報酬によって法人と個人(オーナー社長)に所得を分散  することでトータルの税負担を軽減するという手法が税法改正により  その効果が縮小されるケースがでてきました。   負担増(もしかしたら負担減)と社会的信用の上昇(かっこよさの 上昇?)が法人化したらどうなるかを考えつつ道を選ばれるとよろし  いのでは。

iccyandesu
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 どう考えても、売り上げ金額的にはこのまま 個人の方が私はいいと思うのですが。 実際利益としても各月でかなり増減があり、ストックも無く、給料が増減していますし。 ですが、客先からの信用及び法人化の奨めから、 今年中に法人化することになってしまいました。 業務上の補償の為に保険も加入しないといけないですし。(これは法人化とはあまり関係ないですが) 私の知識も無く反対意見として、取り入れてもらえなかったです。 こうなってしまった以上、これからどう継続していくかを考えなくてはいけません。 納税のための労働になりそうで、この先不安です。 詳細な回答有難うございました。 大変お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。