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新潟の地震で思うこと
今回の地震で自動車エンジンの部品メーカーの工場が被害を受けたため、ほとんどの自動車メーカーの操業が一時停止となりました。この話を知り、日本の工業システムってこんなに脆弱なのかということを知りました。効率的生産のため、在庫をなるべく抱えず、必要な分だけ部品を調達するという方法を多くのメーカーが取っていることと、この部品メーカーの技術力が高いため、この企業に独占的に受注していることが原因のようですが、やはりこういう体制でないといけないのでしょうか。部品メーカーが工場を全国にいくつか分散する、受注する部品メーカーをいくつか分散するなどのことは、危機回避策として当然やっていることと思っていたのですが、そうはできないものなのでしょうか。
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部品メーカが余分に作って在庫すると実際にメーカに納品するまでの 日にち分の経費の集金が遅れてしまい利息がかかるのと同じことに なってしまいます、また在庫管理の費用もかかります。 自動車メーカが余分に部品を買って在庫するのも経費がかかりあます コストに厳しい工業製品は余分なコストをかけることができません 仕入れ先を複数にすればいくらかは危機分散できますが、これもコスト次第です 外国製品と比べて高くても国産品を買ってもらえればいいのですが 安く作るにはこのようなことも削減しなければならないのです
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- worldd
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災害で10年に1度、3~4日間の停止があったとします。平均すれば0.1%です。 集中生産やカンバン方式で0.1%以上効率化されているのなら、それを続ける方がトクです。 災害の頻度が上がれば、見直すところも出てくるでしょう。 車業界は知りませんがこういう他社にまで影響が及ぶ災害の場合、多くの顧客企業からも復旧応援・援助物資等が行きますので、通常では考えられないほどの速さで復旧することが多いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。自動車業界のことはよくわかりませんが、早速三菱・本田などの従業員が何百人も柏崎に入っていましたね。1日も早く復興して欲しいですね。 災害の発生率からすると効率性を優先ということですか。少なくとも阪神大震災以降、大地震は頻発しています。長いスパンで見ると、'80年代などは比較的安定期だったのに対し、阪神以降は全体に活動期にあるようです。地震だけではなく、地球温暖化の影響による異常気象、降雨災害なども頻度が上がっています。個人的には今回の地震によって、いつどこで災害が起こるかわからない、自分だけは大丈夫という考えではいけないという思いを強くしました。災害は教訓にしなければならないと思うし、リスク分散はできることからでもやるべきだと思います。
- bko
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私は自動車業界の人ではありませんが、私がかかわっている業界でもこういう構造になっている部品はいくつかあります。 中小もしくはそれに準じる部品メーカが、際立った技術力を持って高いシェアを確保している場合、こういう構造になります。 部品メーカ側は、中小程度の規模であるゆえに、全国に工場展開するような経済力はない。調達側は、多社購買しようにも、該当部品メーカに匹敵する部品を製造してくれる企業は見つからない。 回避しようとしてもできないのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。なるほど、部品メーカーの技術力はあるものの、企業規模からして全国展開できないということですね。ただ、全国展開までは必要ないかもしれませんが、近接県などの範囲では可能だと思うのですが。今回は不運にも新潟では3年前に起きたばかりで、まさか起こるとは誰も予想できなかったと思いますが、災害はいつどこで起こるかわからないという教訓だと思いますので、企業規模の問題などはありますが、可能な範囲でもリスク分散は各業界で進めていかなければならないと思います。
- wsws
- ベストアンサー率9% (256/2568)
現在の過疎の原因と結びついていると思います。 戦争が無いので山間奥地には人は住まないと思います。 集中都市に住んで享楽の恩恵を受けたいです。 戦争に比べたら地震なんて万に一つの確立ですから操業停止も止むなしでしょうね。 誰が損をするでなく皆が損をするのですから許容できます。 すぐに復旧するので分割する事は無いです。
お礼
日本の工業力・技術力は世界最先端と言われていますが、最近は中国などBRICsの加速度的な経済発展などでその地位も揺らぎつつあります。日本または世界において、今まで構築していた日本の工業製品の信頼が、今回のことで多少なりとも揺らぐのではという心配がありこのような質問をしたのです。最先端と思われた日本の産業が地震によって操業停止になるというのは、素人ながらあまりに稚拙なことではないかと思ったのです。
補足
ご回答ありがとうございました。 >現在の過疎の~恩恵を受けたいです。 のところがよくわかりませんでした。
お礼
ご回答ありがとうございました。国際競争力のある製品を作るためには徹底したコスト管理が重要だということですね。コスト管理と災害を教訓としたリスク分散の両立を図ることがこれからの課題ですね。