頭皮のかゆみについて

質問

私は2年ほど前から頭皮のかゆみに悩んでいます。
無意識のうちに頭皮を引っ掻いてしまいます。
一度引っ掻いてしまうと、その部分がカサブタになったとき、またかゆくなって引っ掻き、いつまで経っても治りません。
髪の毛をめくって頭皮を見てみると、湿疹のようになっています。

シャンプーやコンディショナーが悪いのかな、とも思いましたが、そういうわけでもなさそうです。
中学生なので、頭皮のトラブルが起きやすいのかな、とも思います。

考えられる原因、頭皮のかゆみを抑えられる方法など、良い情報があれば教えてください。

回答No.1

GreenHair · ベストアンサー

まぁ，今となっては，例え，医師でも一番最初の原因はわからないと思いますよ。
ということで，髪の毛の専門家，理容師です。
ですが，ことは医学的内容ですので，印は一般人としてあります。

まず，起きている間のことですが，無意識に手が頭に行ったとしても，すぐにそのことに気づき，必ず，指の腹で頭皮を掻くようにしましょう。
痒いと言うことは，その場所に血液が集中して内側から皮膚を圧迫し，痛点を軽く刺激しているためですから，集まった血液を散らせば痒みも収まるはずなんですよ。
ですから，指の腹で掻くと言うよりも，指の腹で強く擦るといった感じの方が理解しやすいかもしれませんね。

シャンプー剤の使用方法で一番重要となる部分を紹介しますので，一度，チェックしてください。

1.
シャンプー剤を使用する直前に，シャワーを使い，1～2分間程度を目安に，頭皮全体をすすぎます。
なお，アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は，その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。
2.
500円玉1枚程度の量（ポンプ式ボトル入りの場合は，ポンプ1回押しの量）までのシャンプー剤を手に取り，必ず，5～6滴から最大で手にしたシャンプー剤の2倍までの水分を加えてよく馴染ませ，両手で出来るだけ細かい泡になるように泡立たせてから，その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーします。
なお，アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は，1円玉1枚程度の量のシャンプー剤を追加しても構いません。
3.
シャンプーの最中は，絶対に，爪が頭皮に触れないようにします。
指先と指の腹の中間部分（指を軽く曲げた状態で，パソコンのキートップに触れる部分）を使ってシャンプーするのがベストなのですが，その部分でも爪が頭皮に触れてしまう場合は，仕方がありませんので，指の腹を使うようにします。
4.
シャンプー剤のすすぎは，シャワーを使い，2～3分間程度を目安に，頭皮全体をすすぎます。
なお，アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は，その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。
また，すすぎに自信が持てない場合は，仕方がありませんので，シャンプー剤の泡が消えるまで流してから，必ず，息継ぎをしながら，（息継ぎの時間を除いて）1～2分間程度を目安に，お風呂に潜って頭皮全体をすすぎます。（お風呂に潜ってすすぐ場合は，どんなに長い髪の毛でも，あえて髪の毛をすすぐ必要はありません）

すすぎについて
すすぐ際，ただ単に，シャワーでお湯をかけただけでは，お湯が（全体としての）髪の表面を流れてしまい，髪の毛同士の間や頭皮にはお湯が流れないため，髪の毛や頭皮に汚れやホコリ，そして，洗浄成分までもが残留してしまうため，とてもすすいだとは言えません。
そこで，シャワーなどのお湯がかかっている部分を，手透きの手の掌を窪ませてお湯を受け止めながら，優しく髪の毛や頭皮をさすったり，受け止めたお湯を頭皮に押しつけたり弱く叩きつけたり，また，場所によっては，シャワーヘッドを頭皮に触れるか触れないかくらいの距離に保ち，頭皮に直接お湯が届くようにするなど，いろいろと工夫をしながらすすぐ必要があります。

チェック項目はここまでです。

さて，ここからがアドバイスですが，頭皮の常会が完全に改善されるまでの間は，シャンプー剤の使用量を前出の半分としてください。
もしかしたら，すぐに泡が消えてしまうかもしれませんが，そのときは，すぐにすすぎに入り，再度，シャンプー剤を手にとって，もう一度，シャンプーすればいいだけですからね。
なお，固形シャンプー剤や半固形シャンプー剤など，市販のシャンプー剤とは形態が違うシャンプー剤を使用している場合は，そのことを補足などに書いてくださいね。

コンディショニングもチェックしてみてください。

1.
シャンプー剤（トリートメント剤）をすすいで髪の毛に残っている水分を，手で軽く飛ばすか，または，お湯に浸して固く絞ったタオルで吸収してください。
2.
100円玉1枚程度～10円玉1枚程度くらいの量のコンディショナーを手に取ったら，掌を軽く窪ませて，少しずつ水（お湯）を加えながらコンディショナーを指を使って溶かしていき，それが手の平いっぱいになる直前になったら，髪の毛に根本にはつけないようにしながら（流れて根本についてしまう分は無視します），髪の毛全体に馴染ませるようにつけます。
3.
コンディショニングの場合，放置する必要がありませんので，つけ終わったら，すぐにすすぎます。
コンディショナーのすすぎの目安は，「髪の毛が指に引っかかり出す瞬間まで」です。
髪の毛がスルスルしているうちにすすぎを止めてしまいますと，後に髪の毛の負担になってしまうだけですし，また，髪の毛が完全に指に引っかかるようになりますと，今度はコンディショニングの効果がなくなってしまいますので，タイミングが大切になります。
なお，たいていの人は下を向いてすすいでいると思いますので，この場合，後頭部からすすぐようにしますと，すすぎが楽だと思いますよ。

この他に，
●夕食を残さない程度に買い食いやおやつを食べる
●肉類は，脂質（脂肪）を出来るだけ残して，赤いところは全部食べる
●可能ならば，食事を摂り始める時刻をだいたい同じにする
●少なくとも，1口当たり30回以上噛むようにする
●同じ食品（食材）を続けて口にしない
●サプリメントに頼らない
などにも留意するようにしてください。

そして，寝るときには，薄手の布手袋を着けて寝るようにしてください。
軍手を使用する場合は，滑り止めがないものを使ってくださいね。

また，休みの日でも普段の人ほぼ同じ時刻に起床するように癖をつけてください。
なお，起床の際は，雨戸やカーテンなどを開けて，朝の光を目で確認してください。
曇天や雨天の場合は，昼白色の蛍光灯の光など，白くて明るい光を目で確認してくださいね。
あとは，毎日，だいたい同じ時刻に就寝出来るように生活を工夫してください。

最後に一番重要なアドバイスをしますが，必ず，皮膚科，または，外科を受診して，治療を受けるようにしてください。
このままでは，原因も何もわからないため，一生，痒いままになってしまうかもしれませんよ。
といっても，2年間もの長い間，ずっと痒いままなのは，hello18さん自身の責任ですけどね。（つまり，「自分が悪いんだと認識してください」ということです）

お礼

くわしい御回答ありがとうございました。
シャンプーの仕方からコンディショニングまで、とてもわかりやすく丁寧な説明で、これは実践しなければ、と思いました。
シャンプーやコンディショナーを使っていても、正しい使い方をしていないと、頭皮や髪を傷めてしまうのですね…。
また、日常的にできる対策も、知らなかったものばかりなので、1つずつできるものからやって生きたいと思います。
最後にアドバイスしてくださった通り、こうなったのも"私の責任"なので、近所で皮膚科を探してみたいと思います。
本当にありがとうございました。