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新旧四種類のCPUの処理速度の関係を教えてください
- Pentium MMX 500MHzからCore2Duo L7700(2.40GHz)まで、処理速度は段階的に向上しています。
- Pentium M 1.7GHzからCore2Duo L7700(2.40GHz)にアップグレードすると、処理速度がどのくらい向上するのかはわかりません。
- 新旧四種類のCPUの処理速度の関係は、ただ単に周波数で比較できるわけではありません。
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>下記の新旧四種類のCPUの処理速度の関係を教えてください。 (1)のCPUは多分、Pentium 3ですね。MMXが搭載された最初のCPUは初代Pentiumの第3世代ですがこれは動作クロックが300MHzの製品までしかありません。Pentium 2からはMMXが標準搭載になりましたが動作クロックは450MHzまでです。500MHzでMMXを搭載ということは高い確率でPentium 3ですね。 性能ですが、Pentium MはPentium 3の改良版で同じ動作クロックなら性能的はあまり変わりません。ただし、世代が古いCPUなので最近のベンチマークとは使用しているソフトが異なるので性能の比較が難しいです。簡単に表すと(4)>>(3)>(2)>(1)となりますけど。 (3)と(4)だけは最近のベンチで比較しているのである程度詳しく比べられます。同じ動作クロックのPentium MとCore Duoが1割の性能差、Core DuoとCore 2 Duoが1割の性能差になります。つまり、Pentium MとCore 2 Duoの動作クロックが同じなら性能は約1.2倍になるのです。そこから逆算すると(4)の性能は(3)の1.7倍程度ですね。ただし、ベンチマークのスコアの差がそのまま動作速度につながるわけではないので注意してください。 >PentiumMも、PentiumIIIなどとは周波数で単純比較できないのですよね? CPUの動作クロックは同じシリーズのCPU同士を比較することしか出来ません。CPUはシリーズごとに基本設計が異なるのでクロック当たりの性能が異なります。例えばPentium 4は非常に効率が悪いCPUなので動作クロック当たりの性能ではPentium Mの7割未満しかありません。
お礼
tonton-triboさん、詳細な解説ありがとうございました。 おかげさまで、大変理解が深まり感動しました。 (1) のCPUだけは、適当に例示したものでした。 MMXにはそういう周波数はないのですね、すみませんでした。 >(3)と(4)だけは最近のベンチで比較しているのである程度詳しく比べられます。 この定量的な比較は感激してしまいました。 正直、こんな具体的な数値で示していただける(示すことができるもの) とは思ってませんでした。 2.4/1.4=1.41*1.2=1.69 ですね。 >スコアの差がそのまま動作速度につながるわけではない これは承知しております。 >CPUの動作クロックは同じシリーズのCPU同士を比較することしか出来ません。 >CPUはシリーズごとに基本設計が異なるのでクロック当たりの性能が異なります。 そういう事情でしたか。これも初めて知りました。 いろいろと参考になるご回答ありがとうございました。 この回答は、今後も参考にさせていただくと思います。