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全ての駒が活用できる戦法は?
いろいろな定跡を読んだりしていると、振り飛車なんかは飛車側にある桂馬や香車が働いてない戦法が多い気がして気になっています。角交換石田流なんかは、「左桂か銀どちらかが使えれば御の字」だと書いてありましたので、左銀までもが遊び駒になるようです。 すべての駒を使う戦法ってどんなのがありますか? 自分で思いついたのは、雀差し、37桂46銀38飛車とする矢倉戦法くらいで、2つしかないし、しかも矢倉しかないんです。 振り飛車でこれは!っていうのありませんか?
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- sanori
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一つ考えられるのは、相振り飛車ですね。 数年前のNHKの決勝で、久保八段が羽生名人(当時)に勝って優勝した将棋では、 久保八段の全駒が働いていました。 やはり数年前のNHKで、谷川王位(当時)が森内竜王(当時)に勝った将棋は 相四間飛車でしたが、最後の最後、1一の香車が詰みに働いていました。 居飛車振り飛車の対抗形では、 相穴熊が、ある意味、全駒働きやすいです。(と藤井九段が言っていました。) #4さんがおっしゃるような、香車の取り合いも含めて、ですが。 なお、 NHKの久保八段の講座では、三間飛車が「捌きという意味では、いちばん特徴が出やすい」と言っていました。
- hisya
- ベストアンサー率22% (65/285)
戦法でなく駒の活用について グーグルで「将棋戯言」を検索してみて下さい。 そこに「香車の特殊性」という項目があります。 それによると、<香車は取られるため>に存在するとあります。 そして、香車についてその特殊性がいろいろ書かれてます。 >取られるだけっての、嫌だとあるので まず一度読んで見てください。将棋の考え方の参考になるかもしれません。
- rurubonpp
- ベストアンサー率26% (128/488)
攻勢四間飛車戦法は守りが金1枚で他はすべて攻め駒に使いますが、すべての駒が使えるようでしたら、もうその人は無敵です。相手の駒の働きを封じるのが戦法ですから。 どちらかが一方的にすべての駒が使えるような局面になるということは相手が悪手を指しているのです。 すべての駒を攻めに使うためには、省略できる受けの手はできるだけ省略することです。攻勢四間飛車もできるだけ囲いの手を省略しますので美濃囲いなどしません。定跡書で解説していますので一度読んでください。
全ての駒が活用できる戦法>> はっきり言ってそんな戦法はありません。攻めは「飛角銀桂香」、守りは「金銀3枚」といわれます。振飛車の利点は玉の堅さにあります。もっとも、最近は居飛穴が全盛で、玉の堅さだけでは、勝てなくなっています。振飛車は左の桂香は取られ易く、そのために、左桂が捌ければ御の字ですし、左香にいたっては、角にすぐとられないよう、逃げておくのが主流と思います。風車は守勢の形で、玉も薄く、さしこなすのも難しいです。遊び駒があっては勝てませんが、左の桂香は取られるものと思ったほうがよく。これが交換等で手駒になれば上々でしょう。参考になればと思います。
お礼
振飛車は左の桂香は取られ易く、そのために、左桂が捌ければ御の字ですし、左香にいたっては、角にすぐとられないよう、逃げておくのが主流と思います。 とられるだけっての、嫌ですよー。 なんとかしたい!って思っちゃうんです。 だから、三間飛車でも、12香と上がっておきたくなったりして。。 なかなかうまいこといかないものなんですね。。。 ありがとうございました。
- am-kobe558
- ベストアンサー率43% (224/516)
伊藤果先生の「風車戦法」などはほぼ全ての駒が動きますけどね。 ただやたらと手数がかかるので組ませて貰える可能性は皆無に近いですが。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E8%BB%8A_(%E5%B0%86%E6%A3%8B) 普通の四間飛車美濃囲いでも左の桂香は捌くときに使いますよね。 一度も動かない可能性が強いのは右香くらいですか。 四間飛車美濃囲いから銀冠に組み替えて 飛車を一段目に下ろして地下鉄飛車から一筋に振り直して 端から攻めるという乱暴な方法もありますが 成功するかは微妙ですね。 まぁ目的通り駒は殆ど全部動きますけどね。
お礼
こういう戦法もあったんですね。 名前しか知りませんでした。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。
お礼
美濃囲いをしない攻勢四間飛車戦法って藤井システムのことですかね~? 囲いの省略って、、、いわれても、、、難しいです。 ありがとうございました。