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JIS X 0213で定義される文字数の謎とは?
- JIS X 0213で定義されているのは4,354字であり、JIS X 0208やJIS X 0201で定義されている文字も表示している
- JIS X 0213は第3水準漢字、第4水準漢字、非漢字の計6,879字を含み、合計で11,233字の文字が収録されている
- JIS X 0213の一覧はhttp://www.jisc.go.jp/app/pager?id=13864で確認することができる
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JIS X 0213 では 全角アルファベット 全角数字 半角片仮名 が定義されていないようです。 探してみましたが、見つけられませんでした。 X0213_07(PDFファイル:2576KB) 附属書 4 表13 ラテン文字 1-3-33~1-3-90 附属書 4 表10 数字 1-3-16~1-3-25 を見ると、それぞれ同一コードの「文字」の欄に、半角・全角を併載しているように見えます。 また半角片仮名はどこにも見つかりません。 ATOKの文字パレットで見ても、上記の文字は JIS/シフトJIS/区点、およびUnicode が表示されているのに、X0213面区点のみは空欄になっています。 また、JIS2004対応フォントを、コード体系X0213面区点順の配列で、始めから終わりまで見ましたが、ありませんでした。 これについては JIS X 0208 ですでにこのような扱いになっていたと推測されます。 したがって、上記3カテゴリーの文字は「非漢字524」に含まれず、言ってみれば、JIS X 0201 がそのまま存続するという形をとっているのかも知れません。 ただし、専門的な知識がないため、手探り・臆測でしかなく、確かなことは言えません。 御容赦下さい。
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- garamond
- ベストアンサー率53% (1119/2111)
・JIS X 0213:2000 第一水準漢字2,965+第二水準漢字3,390+非漢字524=計6,879 第三水準漢字1,249+第四水準漢字2,436+非漢字659=計4,344 ・JIS X 0213:2004 第三水準漢字追加10 [総計] 6,879+4,344+10=11,233 JIS X 0213:2000/2004 において上記11,233字すべてが定義されています。 ただし第一水準漢字・第二水準漢字は面区点を与えられ、全文字の符号表(*)には載せられていますが、 非漢字や第三水準漢字・第四水準漢字のような附属書はありません。 * さきに《「第四水準漢字」の文字数》の質問への回答で紹介したものを御覧下さい。 X0213_20(PDFファイル:1708KB) p.3(5/34)「亜」(第一水準) 1面-16区-1点 p.7(9/34)「弌」(第二水準) 1面-48区-1点 が確認できますね。 このPDFファイルには、符号表のほか、p.32(34/34) に2004年2月20日改正により第三水準に追加された10字が収められています。
補足
いつも御教示いただき有り難うございます。 >第一水準漢字2,965+第二水準漢字3,390+非漢字524=計6,879 ということは、JIS X 0201で定義された191字もJIS X 0213で再掲されているということですよね。仰せのX0213_20(PDFファイル:1708KB)を見たのですが、JIS X 0201で定義された191字を再掲している箇所がはっきりしません。恐れ入りますが、X0213_20(PDFファイル:1708KB)のどこなのかをお教えいただけないでしょうか。 また、X0213_20(PDFファイル:1708KB)で、全角アルファベットを再掲している箇所もお教えいただけると有り難いです。 >ただし第一水準漢字・第二水準漢字は面区点を与えられ、全文字の符号表(*)には載せられていますが、非漢字や第三水準漢字・第四水準漢字のような附属書はありません。 そういうことなんですね。分かりました。
- azuki24
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JIS X 0213は、JIS X 0208を包含したスーパーセットという位置付けではなかったでしょうか。
お礼
>上記3カテゴリーの文字は「非漢字524」に含まれず、言ってみれば、JIS X 0201 がそのまま存続するという形をとっているのかも知れません。 その可能性が高いですね。自分も大分探したのですがどうしても見つかりませんでした。 でも、お教えいただいて、すごくはっきりしました。有り難うございました。