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奥多摩フィッシングセンターでのルアー釣りのコツを教えて頂けないでしょうか?
最近、管理釣り場でルアー(主にスプーンです)釣りを始めた者です。 フィールドは主に「奥多摩フィッシングセンター」に通っています。 通った回数は今回を含めてまだ3度目です。 実は本日、午後から「奥多摩~」に行って来てルアー釣りをやってきました。午後の放流は終わった段階で到着しました。 前回のヒットルアー(赤金色のスプーン)で早速25cmクラスをヒットさせたのですが、その後(終了まで)全くヒットしませんでした。 他の方々を見ますと、今日はフライ釣りに魚は来ているようでした。 そこで「奥多摩フィッシングセンター」(だけでなくても良いのですが)でルアー釣りをされている方、若しも宜しければお勧めのカラーやポイント等、又は釣り方のテクニック等などを教えて頂けないでしょうか? 3回しかまだ通ってないのですが、前回は午後から行きまして40cmクラスの大物をヒットする事が出来ました。これも赤金です。またその日はいろんな色を試しました。金色、銀色、青色、若草色、ピンク等を試してみてどれも効果がありかなりの数を上げることが出来ました。 因みに、今日の魚影は濃かったのですが、ルアーをやっている他の方々はサッパリだったのですが、フライにだけは敏感に魚は反応していました。管理局の方に聞いてみますと「ルアーかフライのどちらかにしか反応を示さない日もあるよ」と言われました。こんな事ってやはりあるのでしょうか? ルアーローテンションのポイントや見切りのタイミング、ルアーの重さやアクションの付け方(リールを巻くタイミング等)、若しも御教授を賜れるのでしたら、何卒宜しくお願い致します。
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どうも、釣りバカです。 この時期はルアーは不利ですね、ウンウン。これが止水型の管理釣場だとにっちもさっちも行かない、いっその事フライ始めたら?ですが奥多摩フィッシングセンターは流水型なのでまだ救いはありますね。 というのも水が流れているから水温が比較的低い状態を保ってくれている、この時期はメイフライ(カゲロウ)のハッチ(羽化)が活発でトラウトはメイフライばっかり喰っている、という事。もちろん養殖魚ですからペレットという丸い金魚のエサモドキなエサも与えられてきたわけですから小さい丸いものにも反応しますが、まずはメイフライを考えてください(何しろ直訳すると『5月の羽虫』というほどですから)。 そこでメイフライ(水生昆虫)のライフサイクルを研究しますと…まず幼虫、ピンチョロとか言われる川虫として水底を這っていますが水温が15℃前後の羽化の時期を迎えると水面に向かって脱皮して亜成虫となります。そしてよたよたと飛びながら安全な葉っぱの裏などに止まって成虫となります。亜成虫になると蚊柱のように飛び交うので一目瞭然です。それはそれは見事なモンですよ。その後1日ほど成虫として過ごしたら川面に産卵して短い一生を終えます…昔から『はかないもの』の喩えでカゲロウを指すのはここに由来するわけですが、トラウトにとっては亜成虫になるために水面に上がる時と産卵して絶命する時が絶好のご馳走タイムなのです。 つまりトラウトは「羽化のために水面に上昇するもの」の敏感になっています。ルアーは投げて『巻く』『引っ張る』『落とす』釣りであるために問題はこの「羽化のために上昇する」アクションをどうすれば実現できるか、ということです。 そこでまず川の流れを利用します。 流れに乗せてルアーを流してラインが張るまで待ちます。ラインが張るまで絶対にリールは巻かないのがキモです。そしてラインが張るとルアーは川の流れに引っ張られて浮き上がります…飛行機の翼と空気の対流の関係に似た現象です。すると浮き上がるものに敏感になっているトラウト達は思わず食いついてしまう、というわけです。 ラインがピンと張って10~30秒待ってガツンとアタリが来なかったら初めてリールを巻いて、アタリがなかったら次のキャストに移ります。そしてまた流して…を繰り返します。 実はこの釣り方はフライの“ウェット・フライ”というジャンルの“スイング&ターン”という釣法を応用したもので、特に大物に効果がある釣り方の基本のひとつとなっています。 注意しなければいけないのは… 1)アタリはコツコツ・モゾモゾという小さなアタリは徹底的に無視してガツン!とかガン!とかゴン!というアタリだけを取る。なぜなら小さなアタリはトラウトが興味本位でちょっかいを出しているだけで、小さいのが騒いでいるのを見つけた大きなトラウトが横からかっさらっていく場合がほとんどだから。どうせ小さなあたりはフッキングできませんしね。 2)キャストしてラインが張るまではラインの動きでアタリを取る。なぜならサカナはいつ食いついてくるか分かりません。いくらこちらが「浮き上がったところで釣ってやろう」と思っても流れに乗せている時に喰ってくる事も充分あり得ます。いつ食ってくるかは魚の気分次第ですからね。とにかく変な動きだと思ったらアワセてみましょう。 という点です。 重さは流れやポイントの深度によって変えていきますが、3gを基準に流れが強ければ重いルアーを、流れが弱ければ軽いルアーを選んでください。 またルアーの色ですが、 http://www.winfield.co.jp/catalog/product_info.php/cPath/10_287/products_id/1898?osCsid=2d3c2b7c717ebca8ee6a01c00f4ea5cb ↑“ロイヤル・コーチマン”で使っている色を参考にしてください。実はこのフライ・パターン(巻き方の事)はトラウトがつい喰らいついてしまう色の寄せ集めなのです(フライではルアーのようなリアクション狙いのフライの事を『アトラクター・フライ』と呼びます)。このパターンで使われている色をセレクトすれば驚くほど釣れますよ。
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- ultramarin
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奥多摩フィッシングセンターには過去数回行った事あります。(ルアー) 毎回10匹は下回りませんが20もなかなかいきません。 あそこは昼にダムの関係で恐ろしく増水する上に激濁りするんですよね。 ネックはいつもそこです。 私はとにかくルアーのローテーションが早いです。 とにかく変えまくって釣れるパターンを探します。よく使う色は蛍光色が多いです。 なお、虫が多いからか、スプーンもいいですがスピナーも結構反応がいいですよ。 あと、管理してるから聞いた方法ですが、水量があるときはルアーのちょっと先に極小の重りをつけて無理矢理沈ませて引いてくる人もいるとか。
お礼
ultramarin様、貴重なご意見有難う御座います。 「昼間のダム~」確かにそう思います。 ルアーのローテーションのご意見、大変心強く思います。 気が短い私も大変早く変えてしまいます。 スピナーは持っていないのですが、次回是非とも試してみたいと思います。釣り場では余りスピナー使用している人を見かけた事が無いので意外と効果が高いかなぁ~とご意見を見まして思いました。 頂きましたご意見を参考にして、次回も頑張って来たいと思います。 本当に有難う御座いました。
お礼
uraryoushi様、貴重かつご丁寧なご返事有難う御座いました。 「スイング&ターン」。大変参考になります。 せっかちな私は着水と同時に1~2秒後にルアーを引いてしまうので、もっともっと心にゆとりを持って釣らねば!と思いました。 教えて頂いたルアーの色を参考にしながら又ショップに足を運んで選んでみたいと思います。 「スイング&ターン」を次回は実際に試してきたいと思います! 本当に有難う御座いました。