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ブッダの時代の社会の仕組み
ブッダの生きていた時代の社会はどうなっていたのでしょうか? 産業は農業が基本でしょうが、王侯貴族と農民との関係はどうなっていたのでしょうか?徴税システムは?法のようなものは存在したのでしょうか? 土地の所有関係とかは? ブッダが生きた社会を理解出来ずにブッダの思想を理解することは出来ません。参考文献があれば教えて下さい。
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ご質問の内容にかなう文献を一冊だけ挙げるとするなら、私は迷うことなく中村元『インド古代史(上・下)』を選びます。昭和38年初版の古い本ではありますが、今現在でも仏教史を学ぼうとするものにとっては必読の書というべきものです。 内容も、まさしくご質問にあるとおり、ブッダの生きた時代の社会的現実をできる限り詳らかにしようという目的に沿って構成されています。例えば上巻では、社会構成から始まって地方行政組織のあり方や村落共同体の支配機構、国家の官僚制度や司法の実態、さらに商業の発展の背景たる職業の分化や大土地所有がなされていた市民社会の実体に至るまで、広く網羅されています。 なかなか入手しにくいかもしれませんが、恐らくご質問の内容にはとりあえず上巻だけで足りるのではないかと思いますので、お探しになってみてはいかがでしょうか。ご一読されたあと、尚疑問が広がるようでしたらば、また別のアドバイスを差し上げられるかもしれません。
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- yuhkoh
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真言宗智山派前管長・智積院前化主で、名古屋大学名誉教授の宮坂宥勝猊下の翻訳書『ブッダの教え―スッタニパータ』(法蔵館)を参照されてはどうですか。 岩波文庫版『ブッダのことば-スッタニパータ』(中村元翻訳)刊行以降に発見された新資料などを元に、釈尊在世当時のインド社会が仏教形成に与えた影響を特に主眼において翻訳なされています。少々高い本ですが仏教に興味があるのであれば、持っていて損はないと思います。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4831872350.html
お礼
ありがとうございます。文庫版の方から始めて行きたいと思います。
- mouryou
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もともと土着であったドラヴィタ人がコーカソイドのアーリア人の侵入によって奴隷階級(スードラ)にされてしまい、それより上の階級をアーリア人が占める社会になっています。地主はアーリア人で耕作者はドラヴィタ人となっていたようです。
お礼
ありがとうございます。参考になります。
- dulatour
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今現在、私の手元にあるのは、 インド思想史/中村元著.岩波文庫 ですが、その当時の社会の記述があります。 参考文献も掲載されているので、このあたりをまず、探ってみては・・・ もうご存じでしたら、ごめんなさい。
お礼
ありがとうございます。読んで見る価値有りますね。
お礼
ありがとうございます。私の望んでいる内容が対象になっているようですね。