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組み合わせの問題です。大学受験問題
よろしくお願い致します。組み合わせの問題で、いまいち納得できないところがあります。正直、場合の数、順列、組み合わせが問題を読んだだけではよくわかりません。例えばさいころ二つあった場合、それを区別するのかどうかわからないことがよくあります。 問題、 6人を次のグループに分ける方法は何通りあるか? 1、4人、二人、 2、Aグループ2人、Bグループ2人、Cグループ2人 3、二人、二人、二人、 1はわかりました。ですが、2と3の答え、解法がいまいち納得できません。 解答は、2、6C2×4C2×1=90 3、90/6=15 です。 2の解法について、○C○は、順列(○P○)でなく、組み合わせの求め方だと思います。どうして、ここで、○C○で、順列が求まっているのでしょうか? 2、と3を比較すると、2が順列、3が組み合わせを聞いているのだと思います。でも、2、6C2×4C2×1=90は組み合わせだと思うので、これだと、3の答えになると思います。そして、2の答えだと、並べ方を考えて、90×6としてしまいます。 解答が間違っているとは思いませんが、どうして、2、6C2×4C2×1=90で、2の答えとなるのかがわかりません。 基本だとは思いますが、よろしくお願い致します。
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1の問題のせいで、混乱させられたようですね。 実は、1の問題はグループの組み合わせを求めるように見えて、グループの順列を求めているのです。なぜならば、グループ分けの人数が4人と2人となって異なっているからです。 もし、問題1が「3人と3人のグループに分ける」という問題だったとしたら、どのように計算したでしょう。 元の問題「4人と2人」では、6C4=15 と計算したことでしょう。 しかし、「3人と3人のグループに分ける」の場合には、 6C3/2!=20 と計算しなければなりません。というのは、グループ分けの人数が同数の場合は、グループの区別が付けられていないので、仮に最初のグループAに1,2,3と名づけられた人たちが入って、グループBに4,5,6という人が入った場合と、その人たちがすべて入れ替わったときは、同じ分け方だとして勘定しなければならないからです。 そこで、お分かりになったと思いますが、コンビネーションCを使って出す計算は、組み合わせだけだとは限らないことです。 このグループ分けのように、グループの順列が考慮されている場合には、コンビネーションCを使うことに注意してください。 それでは、順列なのになぜパーミテーションPを使わないかと疑問をもたれるかもしれませんが、それは、グループ内の順番を考慮していないからです。もし、グループ内に席順などがあって、その順番も考慮する場合は、パーミテーションPを使います。 つまり、ここでコンビネーションCを使うのは、グループ内の順列を考慮しないということだけであって、グループの順列を考慮しないことではないのです。 さて、ここまでの説明が納得されれば、問題2と3の理由は、はっきりしてくるものと思います。 問題2は、すべて同じ人数でグループ分けしていますが、グループに名前が振られているので、グループの順列を考慮しなければなりません。(もちろん、グループ内の順列は考慮していません。) 従って、最初に6人から2人を、残りの4人から2人を、さらに残りの2人から2人を選ぶ組み合わせとして、 6C2×4C2×2C2=6!/(2!2!2!) を計算することになるのです。そして、このグループ分けにはグループの順列が考慮されているので、このまま何も割らずに、そのままの数が場合の数になります。 ちなみに、この計算は、重複を許す順列となっていて、6個の中から2個ずつの重複を許した順列と同じ式になっています。(この考えは難しいかもしれませんので、あくまで参考情報として、聞いてもらえれば十分です。) 6!/(2!2!2!) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%88%97#.E9.87.8D.E8.A4.87.E3.82.92.E8.A8.B1.E3.81.99.E5.A0.B4.E5.90.88 あとは、問題3ですが、問題2がグループの順列を考慮していることを理解してもらえれば、グループの順列を組み合わせに変えるときのダブりの数 6! で割ることはお分かりになると思います。 以上で説明は終わりですが、もし分からないことがありましたが、また補足欄にでも質問してください。
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- koko_u_
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>>このため、A のメンバーを選択する際に 6人から 2人を順序を区別せずに >>選択するので 6C2 となっているのです。 >が、なぜこうなるのかは、やはりよくは分かりませんでした。 >組み合わせと順列のときの違いはわかるのです。 最初に書いたように、わからん時は、すべての場合を書き出すんだ。 「順列」も「組み合わせ」も「場合の数」を求める場合の特殊なケースの一つです。しかし、これを文字通り組み合わせると、様々な場合の数を求めることができます。 すべての場合を書き出していくと、どの部分に「順列」が適用できて、どの部分に「組み合わせ」が適用できるのか、そのうちわかるようになります。(多分) 重要なのは、「この場合は順列で」「この場合は組み合わせ」のような、どこかの頭のワルイ丸暗記受験生のようにならないことです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ですが、中学から、いやもっと以前?から書き出してやっているのに、いまだにわからない、というのが情けないです。 数をただやるよりも、もう一度、組み合わせ、順列、場合の数をそれぞれ理解しようと思って、復習しています。 ですが、なかなか思うようにはいかないのです。
- kkkk2222
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>>例えばさいころ二つあった場合、それを区別するのか・・・。 <区別できない>と書いてあっても、 <区別する>とする考える方が多いです。 1、は<2人、4人>のため、 グループは<自然に区別され>、 C[6、2] これ以上の操作は、不要になります。 2、は<A、B、C、とグループに(名前)がついているので)、 グループは<自然に区別され>、 C[6、2]*C[4、2]*C[2、2] これ以上の操作は、不要になります。 3、は、2人ずつ3組に分けるので、2、を(ある数で割ります)。 A(12)、B(34)、C(56) A(12)、B(56)、C(34) A(34)、B(12)、C(56) A(34)、B(56)、C(12) A(56)、B(34)、C(12) A(56)、B(12)、C(34) は異なりますが、ABCのグループ名が消失すると、 (12)、(34)、(56) (12)、(56)、(34) (34)、(12)、(56) (34)、(56)、(12) (56)、(34)、(12) (56)、(12)、(34) は全て(同じ)なので、3!=6倍 重複されているので、 2の解を、3!で割ります。 (C[6、2]*C[4、2]*C[2、2])/3! となります。 ーーー >>2の解法、○C○は、順列(○P○)でなく、 組み合わせの求め方だと思います。 どうして、ここで、○C○で、順列が求まっているのでしょうか? (順列)とも(組合せ)ともとれます。 123456の(順列)は6!。此れを、2人ずつ3ブロックに分け、左から順にABCと名前をつけます、ただしブロック内は(交替可能なので)2!2!2!で割ります。 |12|34|56|、の場合の数は 6!/(2!2!2!)、 また (C[6、2]*C[4、2]*C[2、2])=6!/(2!2!2!) となります。 ((6*5)/(2*1))((4*3)/(2*1))((2*1)/(2*1)) =(6*5*4*3*2*1)/(2*1)(2*1)(2*1) となり、自然な結果になります。 此れは(順列)とも(組合せ)ともとれます。 問題によっては、(順列)でも(組合せ)解けます。 <(順列)と(組合せ)は(密接)な関係がある>と書いた方が良いのでしょうか。 >>2、と3を比較すると、・・・ 無理に回答するならば、 2は、順列の組合せ 3は、順列の組合せの組合せ。なのですが、書いている本人も(??)です。
お礼
御回答いただきまして、ありがとうございます。 なるほど、この問題は、順列と組み合わせの混合?問題なのですね。 いつも、いずれか一方だと思っていたので、自分がわかっていなかったところがわかりました。 また、 >123456の(順列)は6!。此れを、2人ずつ3ブロックに分け、左から順にABCと名前をつけます、ただしブロック内は(交替可能なので)2!2!2!で割ります。 >|12|34|56|、の場合の数は 6!/(2!2!2!)、 という説明がすごくわかりやすかったです。なるほど、と。 もともと、A,B、C、という場所があり、そこに並べていくというような考え方がいいのかなと思いました。 >>例えばさいころ二つあった場合、それを区別するのか・・・。 ><区別できない>と書いてあっても、 ><区別する>とする考える方が多いです。 これはちょっとわかりませんでした。区別できないのに区別する? またわからないときは質問させていただきます。 今回の問題は今はわかったつもりですか、完全に理解できているかどうかは不安です。練習問題をたくさん取り組みたいと思います。ありがとうございました。
自信はないですが…。 2について グループの中では、2人が並ぶまたは選ばれる順番は関係ないし、ABC、ACB、BCAなど、グループの並ぶ順も関係ないので、順列ではないと思います。 ただ、グループを区別しているだけと考えて、 6C2…6人から1つ目のグループのために2人選ぶ 4C2…残りの4人から2つ目のグループのために2人選ぶ 1=2C2…残りの2人から2人選ぶ 3は、2のグループを区別せずに考えるので、6で割る。 っていうような感じでしょうか…。 ポイントは区別と順番に並べるのとは違うっていう所じゃないかと思います。わかりにくい回答で申し訳ないですが、少しでも参考になればと思います。
お礼
御回答ありがとうございます。 >ただ、グループを区別しているだけと考えて、 というところが自分ではどう式に表せばよいのかわかりませんでした。 組み合わせだけを考慮する場合3!で割るのは理解しています。 ありがとうございます。
- debut
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A,B,Cグループに2人ずつ入れていくのは順列では ないと思いますが。中に入る人には順番が関係ないです。 Aに入る2人は 6C2 通り、Bに入る2人は 4C2 通り、 Cに入る2人は残りの2人なので1通り。 6人をa,b,c,d,e,fとします。 例えば(a,b),(c,d),(e,f)と分けた場合、 2の問のときは、 Aグループ(a,b)、Bグループ(c,d)、Cグループ(e,f)と Aグループ(c,d)、Bグループ(a,b)、Cグループ(e,f)など は違うわけ方とみます。 しかし、3の問のときには上の2つは同じ分け方になります。 (グループ名がないから) 2の問の時には、入るメンバーは同じなのにグループの名前 のつけ方が3!通りあるわけです。 なので、3の問ではグループ名をつけないために2の問の 場合の数を3!で割ることになります。
お礼
御回答ありがとうございます。 順列と組み合わせの両方の考え方が混ざった問題だったのですね。 グループ内では、順列は考えないが、グループでは順列を考えるということですね。 組み合わせの際に3!でわるのは、理解しています。 ありがとうございます。
- koko_u_
- ベストアンサー率18% (459/2509)
具体的に列挙することを繰り返すと、いくらか分かるようになるやも知れません。 2 の場合で言うと、A グループ、B グループ、C グループ と「グループ」は区別されています。 しかし A グループのメンバー 2人は区別されていません。 書くと(メンバーを数字 1, 2, 3, 4, 5, 6 として) A:{1,2}, B:{3,4}, C:{5,6} と A:{3,4}, A:{1,2}, C:{5,6} は区別され、 A:{1,2}, B:{3,4}, C:{5,6} と A:{2,1}, B:{3,4}, C:{5,6} は同じと看倣されます。 このため、A のメンバーを選択する際に 6人から 2人を順序を区別せずに選択するので 6C2 となっているのです。 ここで、A → B → C のグループの順にメンバーを決定しているので、グループの区別はついています。 逆に 3 の場合は A グループ、B グループ、C グループの区別もなくなりました。このため、上記で A → B → C の順に選んだチーム分けも A → C → B の順で選んだチーム分けも同じと看倣され、A B C の順列 3! で割り算されています。
お礼
御回答ありがとうございます。 ですが、 >このため、A のメンバーを選択する際に 6人から 2人を順序を区別せずに選択するので 6C2 となっているのです。 が、なぜこうなるのかは、やはりよくは分かりませんでした。 組み合わせと順列のときの違いはわかるのです。 3つのグループをカウントするかしないかで、3!とおりあるから、組み合わせだけの場合は、3!でわればよいということですよね。 ありがとうございました。
お礼
御回答ありがとうございます。 「4人と2人」と「3人と3人のグループに分ける」というので、考え方が違う、というのは、目からうろこでした。 今回の問題は、グループは順列を考慮し、グループ内は順列を考慮しない、ということだったのですね。 2と3の問題の違いがよくわかりました。CとPの違いは、ただ公式を覚えるだけでなく、理由も添えて覚える、とは思っているのですが、なかなか難しいです。 ご丁寧な御回答ありがとうございます。