• ベストアンサー

雨による酸化現象につて

最近、単車を購入しました者です。 なぜ車体に雨が触れると、亜鉛メッキしてある部分が錆びる(劣化?)のか原理がわかりません。雨が空気中のイオン化傾向の大きい不純物を吸収して、それによって劣化するのでしょうか? 詳しい方いましたら教えて頂きたいですm(--)m

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kogonta31
  • ベストアンサー率67% (41/61)
回答No.1

酸性雨による金属の腐食が起きるからです。 元々、雨には大気中の酸性物質(炭酸ガスや火山からの亜硫酸ガス)や海水からの塩分などが含んでいるため弱い酸性(pH=約5~6)になっております。この程度の雨であれば、金属の腐食はなかなか進行してゆきません。 上記の酸性雨は、自動車などの排ガスに含まれる二酸化窒素や産業活動によって生じた亜硫酸ガスのため、上記のpH価より更に酸性度の高い雨(pH=2~4)となります。これが酸性雨と呼ばれているものです。(酸性雨のことについて) http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/12/05.html 酸性度の高い雨により、従来では見られなかったような金属の腐食が顕著になってきております。例えば町の中にある銅像や神社の銅板葺きの屋根などの腐食が従来より著しく促進されていることが挙げられます。 (酸性雨の影響について) http://www.crdc.gifu-u.ac.jp/edsoftol/sanseiu/sanseiu_index.html 簡単に言えば、従来(おおよそ1970年ごろ以前)炭酸ソーダ程度の雨がふり掛かっていたものが、薄い硝酸や硫酸が交じったものが雨の中に含まれてきているため、金属の腐食が早くなってきたと考えればよいと思います。 なお、日本国内に降り注ぐ酸性雨の原因は、半分以上が中国大陸から流れ込んだものです。上記の排ガス以外にも、黄砂による汚染も年々ひどくなってきています。

その他の回答 (3)

  • ht1914
  • ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.4

#2です。 しつこいようですみません。 酸性雨について丁寧な説明の文章を書いておられるのにと残念に思ったからです。質問された方が誤解されてもいけないとも思いました。 炭酸水または炭酸系飲料のことをソーダ水というのは「誤用」だと言ってもいいものです。ソーダと重曹について前に書いたものを載せておきます。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3052306.html

  • kogonta31
  • ベストアンサー率67% (41/61)
回答No.3

#2の細かい指摘ですね。 炭酸水と書くべきところを、ソーダ水(炭酸系飲料水)と混同してしまいました。 誤解の無いように。

  • ht1914
  • ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.2

#1の >従来(おおよそ1970年ごろ以前)炭酸ソーダ程度の雨がふり掛かっていたものが、薄い硝酸や硫酸が交じったものが雨の中に含まれてきているため 炭酸ソーダは多分炭酸ナトリウムNa2CO3のことですね。炭酸ナトリウムの水溶液はアルカリ性(重曹よりも強い)ですのでちょっとおかしいです。ミスタイプかかんちがいだと思います。

関連するQ&A