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TIG溶接で
TIG溶接でステンレスをバックシールドすると聞きますが、アルミもバックシールドしたほうが良いのでしょうか?また、バックシールドのガスはガスボンベからトーチにつながっているガスホースを分岐して行うのでしょうか? あと、よくTIG溶接でステンレスやアルミの母材にあった溶加棒を選択してくださいとありますが、みなさんはどのようにステンやアルミの母材や溶加棒を見分けていますか?見た目で分かるものなのでしょうか?
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- nao-ina
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私はステンの溶接専門でアルミ溶接について詳しくないのではっきりとは言えませんが、 バックシールドをしておけば裏面の酸化を防げると思います。 裏面が酸化して、溶接の肉がたれると後処理が大変です。 バックシールドの方法は、溶接を始める時点でガスが充填されていること、 圧をかけないこと(治具にエア抜きを作って圧を抜くこと)が重要です。 トーチのガスホースから分岐してバックシールド用のガスをとると、 溶接開始時点でガスがはれていない、ガス圧が高くなりすぎる、 トーチ側のガス圧が下がってしまう等の問題点があります。 通常はバックシールド専用にボンベを用意します。 どうしても分岐してとりたいので有れば、 分岐点にガス圧が確認できるゲージ付きのバルブを取り付けて、 圧を確認しながら溶接します。 私が仕事で溶接をするときのガス圧は、 ボールの浮き上がり方で圧を確認するタイプのガスゲージで、 トーチは15(ゲージの中間あたり)、 バックシールドはボールがかすかに浮き上がる程度で行っています。 溶接棒はステンとアルミの違いは分かると思います。 同材質の細かい分類は溶接棒の尻に色が塗ってあるのでそれで判断します。 ただ特殊な材質だと色が塗ってないこともありますし、全国共通かも分かりません。 分からない場合は溶接棒の販売店で確認してからの方がいいですよ。
技能試験以外、現場ではあまり使いませんが化学工場などのパイプなら使います。 アルミは分かりません。 母材の板厚、肉厚、隙間で棒の太さをきめます。 パルスだけで棒を使わない時もあり、やはり作る物で変わります。
お礼
回答ありがとうございます、参考にさせていただきます
お礼
参考になりました、やはり分岐するのではなくバックシールド用のボンベを用意することにします!どうもありがございました!