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飛行機の乱気流による急降下
ニュースで、また飛行機に乗っていていつも思うんですが、乱気流や雲の中に入ったときに、飛行機が揺れたり、急降下してるような感覚になるのは、なぜですか? 推進力を持って飛行している物体が、どうして急降下(感覚)するんですか?上から押されるんですか、下から引っ張られるんですか? 素人にわかりやすい解説をお願いします。
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- chie65536
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飛行機は「何かに支えてもらっているから」落ちないのです。 その「支え」とは「空気」です。 空気が丸ごと下に動いていたら、その空気の中にある物も、その空気と一緒に下に動こうとします。 「空気が動いてない空間」から「空気が思いっきり下に向かって動いている空間」に突っ込むと「いきなり思いっきり下に向かって動く」事になる訳です。それが「急降下」なのです。 扇風機の前で紙ふぶきをパラパラ落とした時を考えてみましょう。 扇風機の風のない所では、紙ふぶきは、動いてない空気に支えられながらゆっくり下に落ちます。で、扇風機の風に入った瞬間、思いっきり横に飛んで行きます。 もし「扇風機の前にヒラヒラ落ちてきた紙ふぶきが、扇風機の風の中に入っても、そのまま平然とヒラヒラゆっくり下に落ちた」としたら、変だと思いませんか?変ですよね。 では、この「扇風機の風と紙ふぶき」を「下に向かって強く吹く気流と飛行機」に置き換えてみましょう。 飛行機がいきなり「下に向かって強く吹く気流」の中に突っ込んだのに、平然と「そのまま水平に真っ直ぐ飛んだ」ら、変だと思いますか?変ですよね。 ここまで理解できたら、次は「水平に飛んでいた飛行機がイキナリ急降下したら、中に居る人はどうなるか」を考えましょう。 「真っ直ぐ走っていた電車がカーブに入ってイキナリ右に曲がった」ら、中に居る人はどうなりますか?電車の中の人は「曲がらず真っ直ぐ進もうとするので、身体が左に倒れそうに」なりますね。 これも「電車がイキナリ右に曲がった」を「飛行機がイキナリ急降下した」に置き換えれば判りますね。 そうです、その通り。飛行機の機体だけがイキナリ斜め下に動いて、中の人は真っ直ぐ進もうとしますから「落ちる感覚」がします。下に行くエレベーターがイキナリ動き出したみたいな感覚を覚えるわけです。 判りましたか?
- oscar-
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道路上を走行中の自動車が横から突風を受けるとハンドルを取られますよね。 それが道路上(平面・2次元)ではなく空(空間・3次元)で起こるということです。
- debukuro
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地球の大気は(地球でなくても)上下方向にも動いています。 下向きに流れている気流に入ると急に下がります。 つまり飛行機が飛んでいる空気全体が水平方向だけでなく上下にも動いているので急に上がったりさげったりするのです。 1万メートルくらいの高さにになるとほとんど水平歩行の気流になるのであまり上下はしません。 でも大きな山脈を越えるときや積乱雲の上では激しく上下に揺れます。