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CPUの熱量
Pentium4など発熱のすごいCPUをファンレスにしたいです。 そのためのヒートシンク選びとして、熱量計算をしたいと 考えたときに、クロック周波数などはどのように関わって くるのでしょうか?具体的に教えていただけたら幸いです。
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noname#11476
回答No.1
熱計算のやりかたはご存知でしょうか。 基本的には、 単位時間あたりに発生する熱量Q、熱抵抗R、2点間の温度差をTとすると、オームの法則と同様に、 T = R*Q であらわされます。 ここで、CPUの許容耐熱温度をT1として、周囲温度をT2とすると、 T=T1-T2 熱抵抗Rは、 R=CPU内部-外部間(ケース抵抗)、CPU外壁-ヒートシンク間(接触抵抗)、ヒートシンク-外気間となります。 ケース抵抗はCPUのカタログ値で調べます。 接触抵抗はパッケージの種類(面積など)とグリスの有無、マイカシートの有無などで決まります。 最後の抵抗はヒートシンクに依存しますので、カタログで調べます。 大抵自然対流時の数値がのっています。強制空冷を前提としたヒートシンクだと強制空冷時の数値もあるでしょう。 QはCPUに依存します。同一CPUだとクロックをあげるとQも増える傾向にあるでしょう。 が、一概にどうというとはいえません。つまりクロックをあげても、動作電圧を下げれば発熱量Qはほとんど同じになることもあります。 また、同一クロックでもモバイル用CPUでは消費電力=発熱量が小さくなるように作られています。 つまり、CPU次第なのでカタログに記載されている数値を使用しましょう。 簡単にはCPUの消費電力が発熱量です。