- ベストアンサー
ボランティアについての質問です
「高校でボランティア活動を必修科目にするべきか」についていくつか回答をお願いします! 実はこのお題でディベートをやるんです。私は肯定側なのでなるべくいい意味でとってもらいたいのですが... はっきりとした証拠がほしいので経験者の方の意見だと心強いです。 1、ボランティアというのはそもそも強制されるものではないです。しかし、活動をする機会をつくってもらうことによって「こんなメリットがある」というのはありますか? 2、介護系で自分がボランティアされる側になったとき、素人に相手されることはどう考えますか? 3、勉強する時間がなくなることを考えるとボランティア活動は邪魔者ですか? 4、「どんなことでもやってみなくてはわからない」という肯定意見に対して「やってからではおそい」(高校生はまだ無知な為、迷惑・問題を起こすなど)という意見が出ると思います。 しかし実際にボランティア中に高校生がおこすような問題はあるのでしょうか? 5、その他、ボランティアをすることによってこんな気持ちになる、将来の夢への道ができた、こんな経験ができた.. など、ボランティアをやってよかったという感想をおねがいします。 貴重なみなさまの回答、お待ちしてます!
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
おはようございます。1児の母、30歳です。(^-^) 私自身あまりボランティアに参加したことはありませんが・・・中学生(2年か3年)のときに参加したことがあるので、その体験をもとに私の考えを書きますね。 まず体験したボランティア活動とは、町にある老人ホームでお年寄りの皆さんに余興を見せるというものと独居老人のお宅へ宅配するお弁当の包み紙を数種類デザインするというものでした。わたしはこの両方に参加しました。余興では先生方が楽器演奏と歌、生徒たちがお芝居をして、そのあとはお年寄りの皆さんとおやつを食べながらの談話でした。 >1、ボランティアというのはそもそも強制されるものではないです。しかし、活動をする機会をつくってもらうことによって「こんなメリットがある」というのはありますか? 興味のあることにはどんどん参加できるが、ボランティアとか何をしたらいいのかわからないものには参加する機会を作ってもらえれば新しい体験が出来る。「メリット」として挙げるのは具体的には難しいかもしれないが・・・例えば町のゴミ拾いに参加したことによって環境問題を考えるようになったり、介護の現場に行ったときに現状の問題点を見つけて介護業界の将来につながるような意見をもてたり、そういった職に関連した資格や技術を身につける機会が生まれるかもしれない。 >2、介護系で自分がボランティアされる側になったとき、素人に相手されることはどう考えますか? 例えば自分が老人ホームの入居者だったとしたら・・・ なれない作業ばかりで失敗をすることもあるだろうけど、ボランティアに参加する人のほとんどが善意でやってくれることなので嬉しいと思う。また、毎日プロと接しているが素人の人とも会話をしたり何かをすることはリフレッシュできていいのではないかと思う。 >3、勉強する時間がなくなることを考えるとボランティア活動は邪魔者ですか? 「受験受験!」と学問のみに集中している人には邪魔なのかもしれない。 でも勉強だけ出来ても将来へはつながらないので、ボランティアでも少し参加して視野を広げて社会勉強をしておくのはとてもいい事だと思う。 大学が人生のゴールではないので、例えば介護系のボランティアに参加したことによって福祉関係の資格や栄養士や調理師といった専門職の資格や知識を学ぶための大学選びをして将来へつながることもあると思う。また、環境問題を真剣に考えて、環境に優しい科学者を目指そうと思う人も出るかもしれない。 難しい方程式が解けるだけじゃ人間生きていけませんよね。(笑) >4、「どんなことでもやってみなくてはわからない」という肯定意見に対して「やってからではおそい」(高校生はまだ無知な為、迷惑・問題を起こすなど)という意見が出ると思います。 しかし実際にボランティア中に高校生がおこすような問題はあるのでしょうか? 物を壊してしまったり、何気ない一言で相手の方を傷つけてしまうこともあるかもしれません。 でも、それは高校生に限ったことじゃない。資格をとって専門職についている人でも新人の頃はいくつも失敗や問題を起こした事があるだろうし、30代40代の人でも素人なら何か必ず失敗はあるはず。 「高校生じゃまだ未熟だからしないほうがいい」と決め付けてしまっては何も出来ない人間になってしまう。現場のプロからきちんと説明を受けて注意点などをしっかり聞いていれば、迷惑や問題も最小限に抑えられるはずです。 「必修科目」となれば学校でいろいろと進められるものですから、教職員とボランティア先での綿密な打ち合わせが必要となるかもしれませんね。担当の先生がしっかりとリーダーを勤められるようではないと難しいということなのかもしれません。 >5、その他、ボランティアをすることによってこんな気持ちになる、将来の夢への道ができた、こんな経験ができた.. など、ボランティアをやってよかったという感想をおねがいします。 私の場合は、老人ホームへいってお芝居を見せたときにおじいちゃん・おばあちゃんたちが楽しそうに笑ってくれた事が本当に嬉しかったです。普段身近にいるお年寄りなんて、祖父母と近所で知っているおじいちゃんやおばあちゃんくらいでしたから、知らないお年寄りでも普通に会話して一緒に笑いあえるなんてちょっと不思議だけど、楽しかったのを覚えています。それでちょっとお芝居の勉強をした頃がありました。 中には体が少し不自由な人もいて車椅子を押すなどの簡単なお手伝いもしました。自分の祖父母が年老いて体が不自由になってきたときに、臆することなく手伝いができるようになりました。 一緒に参加した子の中には、今は老人ホームで働く人や介護師やヘルパーの資格を使って仕事をしている人、看護士になった人もいます。私自身は調理師免許を持っているので、子育てが落ち着いたら給食センターや老人ホームの食堂などで働こうかと考えているところです。 部活でも趣味でも視野を広げることはできると思います。 でも、ボランティアで普段触れることのない世界をのぞいてみると、新しい発見が出来たり、そこから何かつながるものへと興味が湧いてくると思います。参加した人がみんなそういう気持ちになれるとは限りませんが・・・視野を広げて新たな知識を得て、誰かの手助けをするということは決して無駄な体験ではありません。小さなことでもいつ自分の役に立つかわからないものです。 他人との関係が希薄になりがちな時代です。自分と違う立場の人と会話したり、新たな関係を作るのにもボランティアとかって良いと思います。 みんながみんな同じ意見を持っているわけじゃないので、難しい問題なのかもしれないですね。 余談ですが・・・ 個人的には、アルバイトでもしてお金を稼ぐ大変さと「仕事」への責任の重さを勉強することも大切だと思っています。確かどこかの大学の観光学科で接客のアルバイトが必修科目というのを聞いた事がありますよ。 長々と書いてすみません。(^-^;) 少しでもお役に立てれば幸いです。
その他の回答 (2)
- marga0313
- ベストアンサー率42% (58/135)
すいません。私は自分はボランティアをやりますが、 強制することについてはどちらかというと反対なので参考程度に。 1.強制にするとやりたいボランティアができないんじゃないかなと思います。 ボランティアにも色々ありますから。そしてやる気が一番大事です。 まあそれをふまえてメリットをあげるならば 自分の普段の生活とは違う領域に踏み込むことができる、ということでしょうか。 2.ボランティアは基本的にできることをすればいいのです。 だからむしろ、周りのプロ(ちゃんと資格を持っている介護者の人)が 気を配るべきだと思いますね。 3.学校の勉強だけが勉強じゃありませんよ。 それが分からない人には邪魔でしょうけどね。 4.強制にするとさぼったり、手を抜いたり、色々と問題が 出る可能性はあるのではないでしょうか。 これは高校生に限らないと思います。 高校生だから問題が起こる、のではなく、やる気のない人がやるから 発生する問題があるのではないかと。 やる気あるなら高校生なんて若くて力もあるし、体力もあるし 使いようによってはものすごく便利(少し言い方悪いですが)ですよね。 5.本当にかけがえのない経験ができますよ。 ボランティアを一緒にする人たちもいろいろな人たちがいて 普段生活している中ではなかなか接することができないような人と 話したりできることも良い経験となります。 私は自分のためにやっています。 普段の生活でたまった心の中の黒い部分が洗い流される気がします。 だからこそ、自主的にやるべきだと思うんですよ。
お礼
たしかに私も調べましたが、ボランティアのもともとの意味は自主的に行うものですよね。 ただ、学校で機会を作ってあげないといつまでもボランティアをする若者が増えないと思うんです。。 貴重なご意見どうもありがとうございます。
海外留学・赴任した方は、コミュ二ケーションで先ず、 ・あなたの国はどんな国なのか ・あなたはどんなボランティアをしてるのか と聞かれるそうです。 ボランティアの「自分の受けた利益を、社会に還元する」 という考えがしっかり確立している欧米では、厳しいです。 世界一お金持ちの某IT会社の会長が寄付をしないことで、非難され 謝罪してました。 知人の開業医は、「国境なき医師団」 「アジア・アフリカ親のいない子の里親」に、お小遣いで毎月寄付 しているそうです。 ここからは経験(ほぼ介護ですが)を踏まえて、書きますね。 >1について まず、『自分は何者なのかわかる』でした。 活動する機会をつくってもらった段階で、 「やるだけやって、必修終わらせよう」と思う人、 「どんなことをするんだろう。どんな人と関わるんだろう」と 与えられたチャンスとして受け止めるか、様々だと思います。 また、情報収集・企画・準備と実行までの段階で、 「他人の考えを否定する」「否定するが、良い意見を尊敬できる」 「他人に賛同してばかりいる」など、 『他人の傾向を知ることができる』もあります。 人間関係の勉強になりましたし、人の知恵を自分のものにもできます。 実行してからも、『人生観が広がる可能性』があります。 最初はいやいや高齢者の話し相手をしていた子が、 「ありがとうね」と泣きながら言われ、優しくなりました。 彼はずーーーっと、「ありがとう」と言った事も言われた事も なかったそうです。 人と触れると大変ですが、逆に得るものが大きいです。 自分の経験のないことでも、知識が増えます。 >2について 素人とプロの違い・・・技術でしょうか!? どんなに技術があっても、おざなりや軽蔑しながらのプロも いますから。 人生の先輩は、ちゃんと見抜いてるんですよ。 自分だったら、誠意があるボランティアなら嬉しいですね。 ただ、自分では防げない事故でのケガは避けたいです。 >3について 邪魔な人は、邪魔でしょうね。 ただ、「社会科」の教科書で覚えた教養は、社会にでてからでないと 現実味がないから、試験が終わればリセットされることも多いのでは? 現場を知らないで、福祉費用を削減しようとする議員予備軍はもう いいです。 「用語」も大事だけど、世間(現実)を知って 「どうしたらいいのだろう」と思索する力がつくことは、 あらゆる勉強に大きなプラスになると思いますよ。 >4について >実際にボランティア中に高校生がおこすような問題はあるのでしょうか 私は聞いたことはありません。 高校生・大人関係なく、人はミスをするものです。 ただ、「ルールを守らなかった人」は世間でも許されません。 医療ミスでも「ルールを守らなかった」から起こるのです。 まして生身の人間相手で命のやりとりがあった場合、重罪です。 ボランティアそれぞれの団体と教諭が話し合い、 「ここでのルール」を決める必要があると思います。 介護系のボランティアなら ・少人数にするか、担当教諭を増やす ・事前に、生徒同士で練習(車椅子移動・食事介助など)した方が 安全度が増えるとおもいます。 >5について 私は「感動」をもらいました。 高齢者の方々は短い言葉の中に含蓄があり、「ボランティアをした」 というよりも、「学ばせてもらった」との想いの方が断然多いです。 まとまらない文で申し訳ないです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 たしかにボランティアをすることによって優しくなれますよね。 私としては日本はもっとボランティア精神を磨くべきだと思います。 貴重なご意見ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます(^^) そうですよね。ボランティアをやることによって自分にプラスになることは山ほどありあすよね♪♪ 私も経験者ですが、本当に気持ちがよくなります! 貴重なご意見ありがとうございました。