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食品業界(総合職、研究職)への就職について

現在薬学系大学院の修士1年で環境衛生・分析系の研究に励んでいます。 就職については食品業界で働きたいと考えています。仕事内容としては、研究自体は好きですが他のことにもチャレンジしてみたいと言う気持ちもあって、研究職と総合職とで迷っています。 しかし私の知り合いには食品業界に就職した、あるいは就職を希望する人間がいないので、食品業界への就職についてはほとんど何も分からないというのが正直なところです。自分でも業界の事について勉強中ですが、本などを読んでも分からないことも多いので、いろいろと教えていただきたいと考えています。 今私が知りたい事は以下の点です。 (1) 製薬業界では研究職としてやっていくには博士の学位が必要となってきていますが、食品業界では修士卒でも研究職としてずっとやっていけるのでしょうか??それともやはり博士の学位は必要なのでしょうか?? (2) 薬学系からの食品業界への研究職への就職は他学部(農学系、理学系など)と比べて厳しいということはあるのでしょうか??また総合職の場合はどうなのでしょうか?? 関係があるかどうかは分かりませんが薬剤師免許については既に取得しています。 (3) (2)に関連することなのですが、総合職と研究職でどちらかの方が就職しやすいといったことはあるのでしょうか?? (4) 食品業界での分析系研究とはやはり食品中の有害化学物質(残留農薬など)の分析が主なのでしょうか?? これらの質問の一部だけでもいいので、詳しい方がいましたら是非教えて頂けたらなと思います。また、私の認識が間違っている、おかしいという点がありましたら是非ご指摘下さい。皆さんのアドバイスを今後の進路決定に活かしていきたいと考えています。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.3

とりあえず分かることだけ (1) 製薬企業でも研究職の大半は修士卒ですよ。 企業では学位の有無は全く関係ありません。 (2) 食品は農学部の方が有利な気はします。

5551152
質問者

お礼

ありがとうございます。 >製薬企業でも研究職の大半は修士卒ですよ企業では学位の有無は全く関係ありません。 そうなのですか?? 実際に製薬企業に勤めている方の話を聞く機会がないので、誤解してました。 >食品は農学部の方が有利な気はします。 そうですか・・・ 負けないように頑張ります!!

  • kuku82
  • ベストアンサー率25% (367/1464)
回答No.2

はじめまして。 がんばってください!! No1の回答者さんが適切な回答していらっしゃいますので、 私からは少し別方向の・・・。 >ある程度それまでの自分の専門分野を活かした仕事がしたい・・ マスターレベルの専門分野・・・微妙です。 と言いますか、並みのマスターレベルなら会社入ってからあっという間にやる気ある元非専門分野人に追い越されます(涙) そもそも質問者さんは、会社の中にどのような部署(セクション)があるかご存知ですか? 恐らく、ご存じ無い部門が結構あり、且つ誤解した仕事イメージの部門も結構あると思います。 ですので、専門性といった垣根を、まず取っ払ったほうが、会社に入ってから楽しめると思いますよ。 今までの専門性はそのままでは使い物になりませんが、必ず知識・原理として会社で役にたちます。 また、マスターで養われた自分がしないと仕方ないやん・・・といった 姿勢は強力な武器です。 (こうゆう意味で、マスターを好む傾向があります。) 申し遅れました、私はある意味、質問者さんの一回り先輩です。 入社して専門とは全く異なる業務につきましたが、 その業務分野では国内業界団体の研究班に名指しで呼ばれる程になれましたよ^^ また仕事をしている中で、色んな部署から勧誘がかかります。 企画、マーケといった俗に言う文系部門からもありますし、 ここ数年は、研究開発部門でも無いのに、研究開発職の新入社員面接に呼び出されます。 もぅ専門性なんてクソくらえです(笑) 最後に薬系の方々はかなりの確率で面接がヘタです(涙) また、ライバルとなるような他の学部に比べ「やんちゃ度」や「個性」が少ないです。 是非、面接では普段の50%増しの元気さをアピールしてくださいね。

5551152
質問者

お礼

ありがとうございます。 恥ずかしい限りですが、確かに実際の企業での仕事についてはまだほとんど理解していないと思います。 >専門性といった垣根を、まず取っ払ったほうが、会社に入ってから楽しめると思いますよ。 >今までの専門性はそのままでは使い物になりませんが、必ず知識・原理として会社で役にたちます。 言われてみて、なるほど!!と思いました。これからまた仕事内容について自分で調べて見て、専門性に固執し過ぎずにもっと広い視点から仕事について考えてみたいと思います。 >薬系の方々はかなりの確率で面接がヘタです(涙)また、ライバルとなるような他の学部に比べ「やんちゃ度」や「個性」が少ないです。 確かに自分も下手な気がします・・・汗 まだ随分先の話ですが、他学部のライバルに負けないようにしっかり自分をアピールできるように頑張ります!!

回答No.1

(1)博士号を取得してから就職してくる人は、ほとんどいません。 基本は修士ですね。 基礎研究をしている部署の人間の中に、仕事をしながら博士号をとる人がいる程度です。 修士をもっていれば、研究職としてやっていけると思います。 但し、どこでもそうでしょうが、例外もありますので「絶対」とは言えないのですけれど…。 尚、私の会社の場合は、理科系採用者は1~数年間工場の生産ラインや品質管理セクションに従事します。 製品を知るためです。 その後、研究所への配属となります。 学卒の場合はそのまま工場の管理職候補となる場合が多いですね。 研究所に配属されるのはほとんどが修士以上です。 (2)研究職としての採用ですが、他学部と比較して大きな違いはないと思います。 但し、実際の食品開発部門等よりは基礎研究部門の研究者として期待されることの方が多いと思いますよ。 薬学部から入社を希望する人はあまり多くないので、面接で色々聞かれるかもしれませんね。 総合職…はどの程度の範囲でお答えすればいいのかが分かりかねるのですが、営業等を含めた全体ということでよろしいでしょうか? だとすると、修士を出た時点で配属は難しいと思います。 学卒であれば「理系卒営業」というケースもありましたが、院卒で本社営業等に配属された人(新入社員時)は知りません。 院卒は専門性が高くなってしまいますので。 もしかしたら他社等では可能性があるのかもしれませんが…。 (3)↑にも書きました通り、院卒の時点で営業や事務等の仕事に就くのはなかなか難しいと思います。 希望される就職先があれば、そういった募集があるのかどうか問い合わせてみると良いと思います。 (4)ポジティブリスト制の施行により、残留農薬分析はかなり重要な業務になってきましたね。 けれど、食品系の分析業務にはそれ以上に大切なものがあります。 製品や原料資材の品質管理です。 品質管理を行うためにチェックする項目は多岐に渡っています。 ・人による官能試験 ・細菌検査 ・栄養成分の分析  五訂の栄養成分表に収載されている栄養成分全てに対応しなければなりません。 ・包装材料の検査 ・クレーム対応  異物混入時の物質同定や、風味不良等が起こった際の原因物質特定。  結果を見た上で、なぜそのような現象が起こったかを推察します。 ・ポジティブリスト制に対応した残留農薬分析 ・工場レベルで応用可能な品質管理手法の開発 ・社会的に問題になっている化学物質の分析 ・工場等で使用している水の水質検査 ・各研究部門からの分析依頼への対応 こんな感じです。 食品会社の研究所内には、基礎研究を行う部門と製品開発を行う部門があります。 基礎研究部門は、食品中の生理活性物質についての研究を行うケースが多く、学会や論文等で成果を発表することが殆どです。 実際に「研究者」といった仕事をするのはこちらの部署ですね。 一方、同じ研究所内であっても開発部門はまったく趣が異なります。 製品の食感や風味、劣化等を理解し、適切な製造方法を考えるのに科学的な知識はもちろん必要になってきますが、それ以上に「モノ作り」な部分が大きいです。 製品をミクロな視点から捉えた科学的な研究を行うと同時に、工場の生産ラインで何トンもの製造を行うためのマクロな視点を要求されます。 理想は研究と開発の両立なのですが、「作って、食べて、作って、食べて…工場行って試作して」の繰り返しに追われ、論文や学会とは縁遠くなってしまう人も少なくありません(苦笑)。 開発の場合、薬学に限らず、それまでの専門とは無縁になることがほとんどです(笑)。

5551152
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 tsun-tsuntaさんのように実際に食品業界で働かれている方の話はとても参考になります。 食品開発にも実は興味があるのですが、ある程度それまでの自分の専門分野を活かした仕事がしたいという希望があるので・・・・難しいところですね。 もう少し基礎研究部門と食品開発部門について教えていただきたいのですが、『実際の食品開発部門等よりは基礎研究部門の研究者として期待…』とありますが、これはもし食品開発に携わりたいと思っても就職が難しいという風に捉えればよろしいのでしょうか??また実際に働いたとして、基礎研究と食品開発部門との間での異動はあるのでしょうか?? お時間の都合がよろしい時で結構なのでよろしくお願いします。

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