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漫画か本か・・・ +α
過去の質問などを見て思ったのですが模写をする場合に 漫画の絵を模写した方がいいのでしょうか?それとも本などの 人体図(?)みたいなのを描いた方がいいのでしょうか? どちらの方が上達するでしょうか?わたしはどちらかというと可愛い系の イラストを目指しているので、リアルさはあまり追求しないのですが・・ 『人の構造が分かってないと上手く描けない』と描いてある回答を 多数見かけましたので質問させていただきました。 後もう一つついでに質問。 現在高校2年生なのですが中学生でも描けそうな 絵しかかけないのですが、練習を積み重ねれば自分の納得行く、 上手の絵が描けるようになるでしょうか?高校の時に自分もヘタだった~ ッと思って練習して今人並み以上に描けるようになった!とかそういう 経験者様などいましたらよい練習方法など教えて下さい。 絵を描きたい気持ちはあるのですが、この頃悩んでいて壁にぶち当たって います。でも『絵を描くのは楽しい!』と言う気持ちはあります。 どちらも宜しくお願いします
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- phiroppon
- ベストアンサー率87% (7/8)
漫画を生業にして、漫画専門学校で非常勤講師をしている立場からアドバイスさせていただきます。 まず、自分の絵が現在中学生レベルであると認識して自分の到達点とのずれを評価できているのが素晴らしいです。これからの努力で絵が伸びる時期にいるのではないかと思います。 絵がうまくかけないと漠然と思っているときは絵が伸びにくいものです。逆に駄目だと思えていると、向上することでしか欲求不満を解決できないものなので絵が伸びるまで頑張れると思います。 御質問は、模写を描くことか、人体構造を理解することのどちらが絵の上達により適しているのかということだと思います。 が、これはどちらがより良いというものではなくどちらも必要なものです。漫画の模写をしても、人体の構造(顔のパーツの構造も)を理解できていなければ絵としての伸びシロのない絵を作ってしまうことになります。しかし、人体構造を理解したところで漫画の絵が”それで”上手くなることはありません。 絵のうまい人は感覚で人体の構造やモノの構造を理解して、それを反映して絵を構築します。構造がしっかりしている絵は誰が見ても違和感を感じないものになり、いい絵として目に映ります。 あなたが人体の構造に不安があるのならば、描かなくてもいいので人体の構造(関節の構造、人体の表面上の量感の変化とそれを裏付ける筋肉と腱の関係、人体のパーツそれぞれの比率)を知っていたほうがいいと思います。その知識が、あなたの絵の間違いを指摘してくれるでしょう。 デフォルメも、それらの基準を知った(感覚的に理解した)上でバランスを崩すからこそデフォルメで、基準がないまま描いても劣化コピーにしかなりません。 ただ、人体の構造にとらわれてしまっても可愛い系のイラストを描くのには邪魔になるので、あくまで自分に必要な程度を考えながら練習することが大事です。 練習法は皆さんと同じことしか言えません。自分も同じようにしてきましたしw いっぱい描くことです。楽しく書くことです。そして、一点、一点の絵で自分の絵の欠点をひとつづつ解決すること課題として作業する事です。欠点を一回に一点無くしていけば、やがて自分の満足できる絵にめぐりあえると思います。 絵は途中であきらめた人はうまくならず。あきらめなかった者だけがいつでもうまくなるものです。倦まず弛まず、自分の理想の絵を求めて頑張ってください。
- 1mon
- ベストアンサー率54% (79/144)
とりあえず、始めてみてはいかがでしょうか? 純粋に技術的・知識的なことは答えられても、あなたの絵を見たことはないし、あなたにどういう種類の才能があるかはわかりません。 どういうやり方が良いかなどは、人それぞれ違いますし書籍などで紹介される一般論はあくまで一般論です。デッサンが大事とはいっても元々デッサン力のある人とそうでない人では、勉強の行程も違うし、ある程度のデッサン力は必要な場合が多いとは思いますが「どの程度」かということは、その人がどういう種類の才能を持っているのか、どういう絵を描きたいのか、そのためにデッサン力はどの程度いるのか、千差万別です。 色彩感覚に優れた絵を描く場合でも(形をとるという意味での)デッサン力は必要ですが、形で見せる絵描きほどには必要ないと思いますし、そもそも色彩感覚に優れているかどうか、最初からわかる人もいますが色々やってみたり様々な出会いがあって初めて目覚めたりすることもあるのです。 失敗したくない、時間を無駄にしたくない、ということで効果の高そうな確実性の高そうな、やり方を求めるのは理解できますが本当に的確なことがわかるのは、それこそミューズくらいだと思います。 絵の上達は自転車の上達に似ているように思います。最初は全然乗れません。乗れる人を見ると「なんで?」と感じてしまいます。大抵は結構練習しても取っ掛かりさえつかめず「もう駄目」と絶望的になったりもしますが、ある時、偶然にでも2~3こぎ、出来ることがあり「あっ!」という感覚が生まれます。それですぐに乗れるようになるわけではありませんが、その感覚を取っ掛かりに練習していけば普通に乗れるようになるわけです。 運動神経の良い人は、さほどの苦労もなく乗れるようになるでしょうが、努力すればほとんどの人が普通に乗れるようになります。絵も最初からデッサン力に恵まれた人もいますが努力をすれば大抵の人が、少なくとも「基本的なデッサン力」は身につけることが出来ると思います。前述の「あっ!」という感覚は絵にも存在しますが、そこに至るには個人差があり又、突然くることが多いのでとにかく多く描くことが大切です。 漫画の模写が役に立ちそうだと思ったらまず、鉛筆で1000枚くらい描いて、それでもうまくいかなかったら写真を見てまた1000枚描いて、、、と思いつくことを全てやってみて下さい。たくさん描く内に自分の欠点が具体的に見えてくることも多く「それなら、その欠点を克服したり補うにはどうすればよいだろう?」と道が開けるきっかけになったりもします。 高校生なら学校に美術の先生がいるのではありませんか?初歩的な問題については「専門家に直に聞けば一発解決」なんて事も結構あります。いつでも聞ける専門家が身近にいるなんて人生の中でそうそうあるもんじゃありませんよ。 本当にうまくなりたいのなら、とにかく始めて下さい。その時は一見、無駄なやり方で無駄な時間を過ごしたと思うかもしれませんが一生懸命やったことは大抵の場合、何らかの意味で肥やしになるものだと経験上、感じます。
基本的な画力を上げるなら写真などを模写した方が良いと思いますよ。自分で写真から輪郭線を抽出して細部を描き込んでいくわけですので、基本的な画力だったらこちらの方が上がります。 ただ写真だけだったら、漫画でどう表現していいのかは学べないと思うので、漫画を模写しましょう。 漫画の場合、どういう具合にデフォルメするのが良いのか? 線の強弱はどういう風につけているか? どこを描き込んでいるか? 服の皺はどういう風に描いているか? 服の素材の質感はどう表現しているか? などなど色んな事が学べます。こちらの方が早く上手くなったと感じると思いますが、考えて描くって事をしていないので、基本的な画力はなかなか上がらないと思います。 どちらか片方しかやってはいけないという決まりはないんですから、両方やってみてはいかがでしょうか。 >>よい練習法など教えて下さい。 これをやれば飛躍的に画力が上がる魔法の練習法、みたいなのは絶対無いです。ですが、どんな練習をするにしても闇雲に描かず考えて描くって事をすれば、画力が上がるスピードがちょっとだけ早くなると思います。 例えば僕は写真を模写するにも漫画を模写するにも、必ず何か一つ発見することにしています。手は意外と大きく顔の四分の三くらいはあるんだとか、髪の毛は大きな束と小さな束を交互に配置していくと良い感じとか、指を描くときは外側を直線使って硬い感じ、内側を曲線で柔らかい感じで描くと上手く見えるとか、気づいた事をノートに記録しています。これをやれば少なくとも、全然上手くなってないんじゃないかという不安から逃れられると思います。 長々と書いてしまいましたが、「描く」ということはとても大事です。観察眼は上手く描けないって経験をしなければ上がらないですし、描かなくちゃ上手くならないということだって、自分で描いてみなければ中々実感できません。だから、とにかく描いて描いて描きまくりましょう。 頑張ってくださいね。
- dogday
- ベストアンサー率29% (2313/7949)
リアルさを追求しないなら、漫画の方がいいと思います。 漫画は実際の動作を大げさに表現しているので、そのポージングで何を見せられるのか、その表現手法を学べます。 ただ、本当の動きは人体の骨格の比率と筋肉の動きになりますので、実写のポージングの勉強も必要です。 模写というのは、理論を考えるのではなく、理論を体にすりこむ練習なので、枚数をひたすら書かないと効果が上がりません。 枚数を書く事が「好きで書いてる」人の一番の上達の近道です。 センスは秀才レベルまでは練習で届きます。天才にはかないませんが、訓練でプロまでにはなれます。
- indigo_sea
- ベストアンサー率46% (45/96)
趣味で絵を描いています。 場違いとは思いましたが参考までに。 「上達する」を「絵を描く技術が上がる」ことでしたら 間違いなく、多くを描いているうちにうまくなります。 「絵を描くのは楽しい!」と思われるのなら 上達も早いと思います。 楽しみながら頑張って下さい。 人の構造が分かってないと… 下記は「人物画の描き方」で大変参考になったページです。