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宗教法人への親族の寄付について
宗教法人を経営しています。 いままで個人所有の土地を無償で宗教法人に貸していましたが、この際寄付しようと思います。 少し自分なりに調べたところ、宗教法人は公益法人であり、公益法人へ寄付を行っても非課税だと書いてあります。 その一方、寄付した人が宗教法人の経営者など公益法人と特別な関係がある者の寄付を受けた場合には、寄付を受けた公益法人は個人とみなされ、贈与税がかかると・・・。 さっぱりわかりません。 いったいどうなんでしょう?
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>公益法人へ寄付を行っても非課税だと書いてあります 仰る通りです。 無償で寄付する場合は「非課税」で、有償で寄付する場合は「課税」です。 >寄付を受けた公益法人は個人とみなされ、贈与税がかかると・・・ 仰る通りです。 宗教法人も「法律的には人」です。 利害関係の無い他人から寄付を受けると、他人・宗教法人の関係で無税です。 ところが、宗教法人の代表者・経営者等が宗教法人に寄付を行う事は「身内内での財産移動」なんですよ。 つまり、相続と同じ考え方が適用される場合があります。 (お寺の場合)「住職≠お寺」(別々に存在)ですが、「住職=お寺」(住職とお寺は一体)と考える事が出来ます。 単純に言うと、宗教法人○○寺は住職の親族と見なされる訳です。 従って、関係者が宗教法人に寄付する行為は「贈与」と見なされます。 宗教法人を隠れ蓑に「脱税」を防止するのが本当の目的との説もあります。
お礼
やはりそうなんですか。 理屈はわからなくもないんですけど、本当にお寺で使う土地の部分ですし、私的に利用する気は全くないんですけどね。 こんなレアな質問に答えていただき大変ありがとうございました!