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底地購入と代物返済について
- 底地を購入する際の注意点と返済条件について相談です。
- 地主の条件に従いつつ、母に購入金額の半額を貸し、返済方法についても不安点があります。
- 具体的な質問事項についてお知恵をお貸しください。契約書の作成方法、返済期間・金利、お金の使い道などが気になります。
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質問者が選んだベストアンサー
質問内容を見た限りでは、売主が買主を「現借地人でなくてはならない」と指定する理由が見えませんが、これを受け入れて母親名義とすることで、高齢の母親の相続資産が増加する事・登録免許税等費用が二重になることは避けられません。 1) 返済期間10年は長すぎることはなく相当期間かと考えます。金のやり取りだけを考えるのなら、質問者から母親へ地代・家賃・自宅使用対価を支払うことにすれば、返済期間の短縮化は可能かもしれません。 2) 金利水準も妥当ですが、金利を設定した以上支払うべきであり、受け取るつもりがない条項を契約に盛り込むことの方に問題がありそうです。 3) 対象借入が自宅底地の購入なら経費概念が入る余地はありません。事業資産の底地購入であれば支払金利が当然経費になる筈です。 4) この部分の意味が不明です。個人事業者が事業資産から生活資金に回す場合には、「元入金」勘定のやり取りをするようですが、この部分は不知です。 5) 一時的な立替えであっても現金の貸し借りとした以上は貸借行為です。金銭貸借の清算を代物返済とするなら、代物返済契約という別個の法律行為になりますが、質問で想定するゴールは設定可能です。 6) 登記プロセスは、現金で母親が土地を購入(地主→母親へ100%名義移転する)、その後母親が借入した資金を現金でなく不動産で代物返済(50%部分が母親→質問者へ移転)する、という流れで登記が二度必要になります。 土地の相続税評価と取引価値が違う為に、借入の返済を進めないで母親の相続時にメリットを持たせる部分と、より早いタイミングで子供の代に資産を移転させておくことのメリットとの比較になりそうです。「母親でしか購入できない」との部分の検証と全体像を見た上での対応の両面で、税理士等に相談した方が有利な展開が考えられそうです。
お礼
早々に回答いただき、ありがとうございます。じっくり読ませていただきました。地主が「母にしか売れない」理由の検証は難しいかと思っています。知りたい気持ちはありますが、あまりその点を問題視して、この話が中止になっては残念ですので、地主の意向に沿うようにしたいと思います。お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございました。
補足
1) 10年は妥当な範囲なのですね。安心しました。返済期間の短縮は考えていませんので、10年に決めようと思います。 2) 心情的には「母から金利を取るなんて」と考えますが、贈与とみなされないように金利はきちんと計算して返済予定表を作り、自動振込の手続きをします。 3) 自宅用の購入ですから、支払利息が経費になる筈はありませんよね。自分の計算高さに、赤面する思いです。 4) 家屋は築10年ですが、これからは不具合も予想されますので修繕費も考えなければなりません。債務者と債権者が同一世帯の場合は、修繕費とかもシビアに分担するのだろうか?と疑問でした。 5) 今回の件で私が最も希望する事は、購入した底地の半分を私名義にする事だったのですが、登記費用が二度必要になるとの事なので、よく検討してみます。税理士にも相談してみます。予備知識を与えていただき、重ねてお礼申しあげます。ありがとうございました。