- 締切済み
これはメッキですか?
錆びた部品の錆を簡単に落とす方法として、クエン酸溶液に漬けてみる事にしました。 容器に薬局で普通に売っているクエン酸の粉末を適当に入れて、錆びた部品を漬け込みました。 数日で錆は取れて満足していたのですが、洗った先から錆びて来るので、なんとかならないかと、メッキの真似事をしてみました。 クエン酸溶液にプラス電極に繋いだ亜鉛板を、マイナス電極には部品を繋ぎ、(繋いだ線は100金で売っている銅の針金)12Vの電圧で一晩放置したところ、なんとねずみ色のコーティングがされていました。 しかし、ムラがあるのか、綺麗なねずみ色の部分と、なんか黒っぽくボソボソや縞になった部分、もしかして銅なのか、薄く銅色の混ざった部分が出来、仕上がりに満足できませんでした。 これって、キチンとメッキ出来ていたのでしょうか? また、仕上がりに満足出来なかったため、電源を切ったまま、亜鉛板も部品もクエン酸溶液に入れっぱなしのまま、数日置きっぱなしにしてしまい慌てて中を見ると、部品が見事な銀色にコーティングされている様になっていました。 これって、メッキ?なのでしょうか?通電していないのにメッキされるのでしょうか? 化学式に疎いため、何が起き、どう変化して何が出来ているのか知りたいのですが、どなたかご教授いただけると助かります。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
塩素と反応して塩化銅が生成されます。 手元の資料では「毒性」についてはわかりません。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
塩素があると亜鉛と反応して毒性のある「塩化亜鉛」が生成されます。 印鑑が無いと買えない物質です。 電解液にイオン化傾向が違う二種類の金属を入れておくと電池を形成するので長時間放置すると悪影響があるかもしれませんね。 酢酸ハイポに10円硬貨を入れておいたら銀メッキができましたが一週間放置したら銅貨が薄くなっていました。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
>また、後日談になるのですが、クエン酸溶液に錆びた部品(メッキされていない)と亜鉛板を入れっぱなしにして、(通電などせずに)放置していたのですが 亜鉛が酸に溶けていきます その液の中の亜鉛が飽和に達するとそれ以上溶けないように見えますが実際には亜鉛が析出するので溶解は継続します。 亜鉛よりイオン化しにくい別の金属があるとそれの上に析出します。 メッキが行われるわけです。 このような金属の性質を利用して船の電気防食をするのです。 船体に亜鉛版を取り付け亜鉛を犠牲にして鉄を守る。 写真用の古い酢酸ハイポに銅版を漬けておくと銅版が銀メッキされる。
お礼
なるほど、大変参考になります。 と言う事は、電圧をかけるより、いっぱい亜鉛を溶かしたクエン酸液の中に 金属を入れていた方が、綺麗に早くメッキされるのでしょうか? クエン酸溶液も濃度が高く、液温も高いほうが良いと言う事はありますか? また、一番心配なのが、これらの化学変化?によって発生する有害な物質なのですが、何か心配な物質はありますでしょうか?
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
亜鉛が電解液中に溶け込んでマイナス電極に付着したのです。 メッキです メッキしてもそのままでは表面は金属の小さな粒子のために汚く見えます。 これを布などで擦ると表面の遊離した粒子が取れて下から結晶した金属面が露出してきれいな光沢を放つのです。 クエン酸につけたままにしておいたのでその間に表面の汚れが落ちたのだと思います。
お礼
お答えありがとうございます。 やっぱりメッキだったのですね。 表面にムラがあるのは、電圧とかの関係なのでしょうか? もっと綺麗に出来る方法とかってあるのでしょうか? それにしても、メッキってもっと劇薬でなければ出来ないと思っていたのですが、以外に身近なものでも出来るのですね。 また、後日談になるのですが、クエン酸溶液に錆びた部品(メッキされていない)と亜鉛板を入れっぱなしにして、(通電などせずに)放置していたのですが、 これも日数いはかかりましたが、最初表面に白っぽいものが付着?してそれを落とすと、下地が見事な銀色にコーティングされていました。 これって何でなのでしょう?無電解メッキとか言う奴でしょうか? なんか怖いのですが、クエン酸と、水道水、亜鉛板、鉄を一緒に入れたときに生成される物質って何かあるのでしょうか?
お礼
お返事ありがとうございます。 塩素と言ったら、水道水には普通に入っていますよね^^; と言う事は「塩化亜鉛」が生成されてしまうと言う事でしょうか? 銅線の銅からも何か出来てしまうのでしょうか?