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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:海外送金の基本を教えてください)

海外送金の基本を教えてください

このQ&Aのポイント
  • 海外送金の基本を教えてください
  • 海外に送金するための銀行送金やマネーオーダーの手続き方法について教えてください
  • クレジットカード決済と比較して、銀行送金やマネーオーダーのほうが手数料が安いのか教えてください

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  • Umada
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回答No.1

 100ドルの送金の方はクレジットカード払いにするのが有利で、1,700ドルの方はマネーオーダーで送るのがよいと思われます。(ドルとおっしゃるのは米ドルで、送金先はアメリカということでいいですよね?)  最初に為替レートに関する用語について説明させてください。ニュースなどで「午前の外国為替市場は1ドル=119円25銭から30銭で取引きされています」などと報じられているレートを「銀行間レート」と呼びます。銀行間レートは文字通り銀行間の取引きに使われるレートで、一般の顧客は売るにしても買うにしてもこれに加えて手数料を払うことになります。  さて銀行間レートは時々刻々と変化しているため、金融機関が窓口での両替などの基準に銀行間レートを使うと処理が煩雑になってしまいます。そこで金融機関は銀行間レートに代えて「公示仲値」というものを定めて1日を通して使います。送金に用いられるレート(対顧客電信売レート、TTS)はこの公示仲値に一定の手数料を加算することで機械的に計算されます。米ドルのTTSはほとんどの金融機関で公示仲値+1円に設定されています。  クレジットカード会社も同様に、銀行間レートを参照しつつ各通貨間の換算レートを独自に決定します。このレートを「クレジットカード会社が定めるレート」と呼ぶことにします。「クレジットカード会社が定めるレート」は銀行間レートや公示仲値と厳密には一致しないものの、基本的には同じ数字とみなして差し支えありません。  銀行間レート、公示仲値、クレジットカード会社が定めるレートのどれを基準にしてもよいのですが、そこからどれだけ手数料の上乗せがあるかで考えると送金法の有利不利は容易に比較できます。 1. 銀行送金  銀行送金で適用されるレートはTTSです。公示仲値が1ドル=119円25銭ならTTSは1円加算の1ドル=120円25銭となります。送金手数料は銀行によって多少異なりますが1回4,000円が目安です。また一般に海外送金では中継銀行や受取り側銀行が手数料を差し引くことがあり、差し引き分を見込んで余分に送金する必要があります。  手数料が比較的安いのは郵便局で、送金金額によらず1回2,500円です。郵便局からの送金については参考ページ[1-3]をご覧ください。中継銀行と受取り側銀行の手数料は[4]に記述がありそれぞれ12ドル程度のようです。  差し引かれる手数料を考えて24ドル余分に送金するとすると、日本円での支払額は以下のように試算されます。1,700ドルの方はまだよいのですが100ドルの方は割高につきます。 ・100ドルの送金 (119.25+1.00)×(100+12+12)+2,500=17,411円 ・1,700ドルの送金 (119.25+1.00)×(1,700+12+12)+2,500=209,811円  なお全ての郵便局が海外送金を扱っているわけではないので、ご利用の際には利用予定の局で予め扱いの有無を確認ください。[2]で検索することもできます。 2. マネーオーダー  マネーオーダーとは為替証書です。国内における為替証書と同様、適当な金融機関で代金と手数料を払って証書を作ってもらい、自分で相手に郵送します[5]。これも郵便局の手数料が比較的安く1回2,000円(アメリカ宛て)ですが、相手側で銀行口座に入金する際に手数料が発生する場合もあるようです[4]。  アメリカ宛ての場合相手への送付は国際スピード郵便(EMS)などを使うことになります。アメリカ宛てEMSの料金は300 gまで1,200円ですのでこれを加えて試算してみます。相手側での入金手数料は仮に5ドルとし、その分を余分に送金するものとします。 ・100ドルの送金 (119.25+1.00)×(100+5)+2,000+1,200=15,826円 ・1,700ドルの送金 (119.25+1.00)×(1,700+5)+2,000+1,200=208,226円 3. クレジットカード  クレジットカードで支払った場合、上記の「クレジットカード会社が定めるレート」に海外利用に伴う手数料(1.60~1.63%, *1)が加算された額が請求されます。実際のクレジットカードの利用明細では、この手数料込みのレートが表示されていることが多いです。また今回は相手が4.5%の上乗せを要求していますのでその分も加算する必要があります。  クレジットカード会社が定めるレートが銀行の公示仲値と同じく1ドル=119円25銭だったとして同様に試算してみます。100ドルの場合は明らかに有利ですが、他方1,700ドルの場合は「4.5%の手数料」が利いてマネーオーダーなどより不利になります。 ・100ドルの支払 119.25×1.0163×1.045×100=12,664円 ・1,700ドルの支払 119.25×1.0163×1.045×1,700=215,300円 【結論】  海外送金の手数料は、方法や宛先にもよりますが1回あたり数千円程度かかります。100ドルの方は4.5%の上乗せ分を払ってもクレジットカードの方が有利です。1,700ドルの方はマネーオーダーがよさそうです。 参考ページ [1] 郵便貯金 国際送金 http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20000.htm [2] 国際送金のご案内 http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20100.htm [3] 口座あて送金 http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20300.htm [4] 国別条件表 アメリカ合衆国 http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20579.htm [5] 住所あて送金 http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20200.htm *1 若干異なる設定(1.3%、2.5%など)をしているカードも一部にあります。

参考URL:
http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20200.htm,http://www.yu-cho.japanpost.jp/s0000000/ssk20579.htm

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