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アメリカの思惑

今のアメリカの思惑について質問したいです。世界の歴史で、今までなかったような行動をアメリカはとっています。 「静止、経済の自由。他国の平和的な関係。そのためには自由な世界の創造とその防衛のために世界の国々と協調していく」 「自由の恩絵を広げるために、今まさにある後期を利用する」 「民主主義、発展、自由市場、自由貿易の夢を世界の隅々までもたらす為に積極的に行動する」  などなど、世界に向かって宣言しています。戦争を合理化するために言っているようなモノにしか、私には見えません。けれど、どうしてこんな事を堂々と公言したのか分かりません。  世界のメディアを支配しているとも言えるアメリカがどうしてこんな後戻りも出来ない事を言ったのでしょうか? 誰か教えてください!

みんなの回答

  • pluto003
  • ベストアンサー率17% (31/180)
回答No.4

それから、アメリカは冷戦期も同じような事をいっています。なにかと自由というキーワードを使用して国民に向かって政治ショーを行うのが定番ですから、私にはあまり目新しいことには思えませんが、基本的にはアメリカ国民に向けたメッセージでしょう。

  • pluto003
  • ベストアンサー率17% (31/180)
回答No.3

20世紀の世界大戦は言ってみれば世界が一つになるという作業の一つという方向をもっていました。産業革命から爆発的に多くの技術が発展しエネルギーや資源確保のため欧米列強による世界の権益確保、覇権の確保、キリスト教の布教活動、これらのために植民地化、属国化が進みます。産業革命後の戦争では化学技術が発展により大量殺戮兵器が増え人類史上これまでにない大量殺戮の戦争となって行きます。そのためこの戦争の中で、人道人権意識に大きな変化をもたらし、その後の条約や政治などにも大きく影響することになります。第二次大戦を終え世界は大きく二つに分かれ、東西冷戦・米ソ冷戦時代に入ります。米ソは互いに威嚇しあい、両国とも軍事に莫大な費用を投じて軍拡を進めて行きます。その結果、両国共に莫大な軍事費から膨大な借金大国となって行きます。その軍拡競争で先に倒れたのはソ連でした。その結果ソ連は名実共に1991年崩壊します。 その冷戦下、二つの大国が軍拡に明け暮れる中、経済を軸に爆発的な発展をとげた国が日本でした。アメリカが巨額の軍事費を使いそれでもたりないと軍拡を続ける中、日本は経済を発展させ、産業を発展させていった結果、アメリカ経済に打撃を与えるようにもなりました。その為、日米間の経済摩擦が政治問題化し、結果日本経済はバブル化しその後急激に衰退していく事になります。その後、米国発のIT革命の時代が訪れ米国経済は力を取り戻して行きます。 2000年、軍事、経済、政治において米国は世界を圧倒した唯一の大国となります。 2001-9.11、アメリカ同時多発テロ事件が起きます。アメリカを脅かす国家はほぼなくなっていましたが、反米的な勢力は国家ではなくテロリストというかたちでアメリカをおそいました。都市を襲った事態と衝撃的な映像の影響力もあり、アメリカは、、、、、、 と単純化した内容で書きましたが、こういった歴史の中に答えのヒントが隠れいているといったところでしょう。答えがあるようでない、ないようであるのが政治事というところでしょうか。

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.2

>『今までなかったような行動』とは言えないでしょうか? 下記で申し上げたように“程度の差”はありますが自由民主主義の名のもと米国が全世界的に政治的・軍事的影響力の拡大を図って来た例は枚挙に暇がありません。またその政治目的達成の為の核兵器の使用やクーデターの誘発といった手段の悪辣さも現今の政権と比して特に劣るとは思いません。 >『世界平和に寄与する』とおっしゃられましたが、世界平和とは何でしょうか 有体に言いますと、少なくとも今よりは世界の紛争に嘴を突っ込むことは少なくなるだろうという意味です

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.1

>今のアメリカの思惑 質問文中で仰られているような“思惑”というのは二度の世界大戦を期にアメリカがモンロー主義(国際政治への不干渉主義)を放棄してから程度の差はあれ維持し続けてきた対外方針です、現ブッシュ政権はその色合いが殊更に顕著ではありますが“今まで無かったような行動”とまでは言えないと思います。 このような対外方針がとられてきた理由としては ・20世紀に入り広大な国内市場の開発も進んで国際市場も視野に入った事 ・第二次世界大戦ではファシズムに対抗する為 ・冷戦では世界的な共産主義の拡大に対抗するため ・現代においては上記の期間に政治経済に巨大な影響力をもつに至った軍需産業とイスラエル(ユダヤ陰謀論の類は好みませんがユダヤ系政治団体が米国議会で協力なロビー活動を行っているの公然の秘密でしょう)の為 ・アメリカ人独特の使命感的にも似たお節介気質(保守・革新で指向性は違いますがお節介である事自体は変わらないように思います) などが挙げられます >アメリカがどうしてこんな後戻りも出来ない事を言ったのでしょうか? 後戻りできないとは思いません。イラクやアフガンを元に戻すことはできませんが(またこうなってしまった以上戻すべきでもないでしょう)、去年の中間選挙での民主党の勝利はアメリカの対外方針の大きな転換の為の契機となりえるものです。来年の大統領選挙でヒラリークリントンを除く民主党候補が勝利すれば米国は穏健路線に転向する思います。それが日本の国益にかなうとは限りませんがいくらかは世界平和に寄与すると思います。

kanko115
質問者

お礼

>tooma37さん 回答ありがとうございます! 思惑は、ちがいましたね。すみません。 『今までなかったような行動』とは言えないでしょうか? 「政治、経済の自由、他国の平和的な関―…(省略)…―の夢を世界の隅々までもたらす為に積極的に行動する」との事を国家安全保障戦略(ブッシュドクリントン)でアメリカは言いました。そして「今まさにある好機を利用する」ともいいました。  自由、その他自由に付随するなどの価値は大切だ。これが、正。  その後、テロなどに関して、反アメリカ自由主義がでてきた。これが、反。  そして、上に書いた国家安全保障戦略の、合。  ヘーゲル弁証法的の『正反合』がなされています。まるで作られたかのようです。何か支配するような、なんといえばいいかよく分かりませんが、そんなものを感じます。  『世界平和に寄与する』とおっしゃられましたが、世界平和とは何でしょうか。アメリカの世界平和というなら今のアメリカで実施されているのかと思いますが、それが平和のだと私にはあまり思えません。

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