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家電・三種の神器
白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫は1950年代に三種の神器と呼ばれ、特に人気の高かった家電だったようですが、3つ全部欲しいにしても、一度に買える家はそんなになかったと思います。どの順番で買い揃える家庭が多かったのでしょうか? この3点の平均的な価格は、現在の物価に換算するといくらぐらいしたものなのでしょうか? 現代人が50万円くらいの薄型テレビを買うような感覚でしょうか?
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>どの順番で買い揃える家庭が多かったのでしょうか? 拙宅では(1)洗濯機、(2)白黒テレビ、(3)電気冷蔵庫 の順でした。 一般的にはテレビの方が洗濯機より早かったかも知れません。 それぞれの家庭の状況や考え方の差で決まってくると思います。 力道山のプロレスや相撲の中継を絶対見たいという主人がいる家では、大枚をはたいてテレビを一番先に買いました。 主婦の家事労働からの解放という点では、洗濯機が一番でしょう。寒い時、たらいと洗濯板での洗濯は大変です。もっとも今みたいに毎日下着を替えるということはありませんでしたが。 テレビは娯楽的な面がラジオより強く、こんなものに噛り付いていたら、一億総白痴化になるとの大宅壮一の予言は当たったと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%84%84%E7%B7%8F%E7%99%BD%E7%97%B4%E5%8C%96 冷蔵庫は氷の冷蔵庫があって、氷屋が氷を配達してくれましたので、電気冷蔵庫への切り替えは遅れました。冷蔵庫はなくても生活に支障を来たすということはなかったと思います。そういえば、大分前から製氷工場は見かけませんですね。 >現代人が50万円くらいの薄型テレビを買うような感覚でしょうか? ウ~ン、もうちょっと上のような感じですね。 拙宅には旧来型のテレビしかなく、これが壊れてもデッカイ薄型を高い金を出してまで買いたいと思いません。 まあ、薄型テレビの購入というのはグレードアップの範疇に入るんじゃないでしょうか。 全く新しく、高価なものを買うという点で、昔の三種の神器の購入や「白黒→カラー」の方が、『決断力』を要したと思います。 それに昔は見栄みたいなものがありましたね。お隣さんにテレビが入ったからウチも・・・という主婦の見栄のようなものが、購入を決心するときの一つの要素であったと思います。
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- outerlimit
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>現代人が50万円くらいの薄型テレビを買うような感覚でしょうか? 一桁違うのでは 昭和30年代の半ばころ モノクロTVが安くなって 1インチ1万と言われていました 当時の1万は月収以上です 今の感覚で言えば 高級車 でしょうか 「三丁目の夕日」 をご覧になれば 当時のTVの権威が実感できます 洗濯機は少し安かったはずです 時期にもよりますが、TVと洗濯機と冷蔵庫 で 家1軒分くらいでしょう 時期的には、一部の家庭でTV購入が最初、その後 洗濯機の各家庭への普及 TVがひととおり普及してから 冷蔵庫の普及
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>時期にもよりますが、TVと洗濯機と冷蔵庫 で 家1軒分くらいでしょう そんなに高かったのですね。全く想像がつかないです。 やはり冷蔵庫が最後だったのですか。 今と違って冷凍食品・電子レンジに頼る生活じゃないでしょうし、氷屋さんが配達してくれていたということなので、とりあえず冷蔵庫よりもテレビ・洗濯機だったということでしょうか。 ありがとうございました!
私が博物館で読んだ印象としては、やはり、娯楽は後だったと想います。おそらく洗濯機だったともいます。冷蔵庫は高いですからね。選択の手洗いから開放される事、これで大分主婦の空き時間が増えたといいます。 洗濯機→冷蔵庫→テレビ ですねぇ。 価格は恐ろしく高かったでしょう。出た当初は平均サラリーマン月収の何か月分です。それが何年かたってリーズナブルになってから普及しだしたのです。その、現実的な値段は、現代の50万円くらいでしょう。
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やはり娯楽はあとだったのですね。 洗濯機は革命的だったでしょうね。当時は二槽式だった?のでしょうか。 冬に冷たい洗濯物を洗わなくて良いというのは非常に主婦の家事負担を軽減させたのでしょうね。 現実的な値段になって50万ですか・・・ 想像つかないです。 ありがとうございました!
お礼
家庭によって何を優先するかで違ったのですね。 冬に洗濯板で洗濯するとなると辛いですね。洗濯機の普及は女性の負担を大きく軽減したのでしょうね。 >一億総白痴化になると 私自身、テレビを観る時間が増えてからバカに拍車がかかったと自覚しています。小学生の頃は夜9時までしか観なかったのですが、最近は時間を気にしてみるということはなくなっていました。 集中力が極度にないので何をやっても中途半端なことが多いです。 昔は氷屋という商売があったのですね。 製氷工場は私も見たことないです。恐らく漁港や大きな魚市場周辺にはあるのでしょうけど… 確かにお隣さんが買ったのならうちも・・・というのは大きな購買動機となったでしょうね。 今は物が溢れ過ぎていて、一生懸命働いて手にしたいほど、ものすごく欲しいというものがない=手に入れた感動が薄いというのは逆に不幸な気もします。 ありがとうございました!