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補聴器選びと調整について
現在54歳会社員です。 右耳は子供時事故でほとんど聞こえず、昨年秋に左耳が突発性難聴にかかりました。即入院治療(某大学耳鼻科3週間)し、ステロイド点滴、投薬、鼓膜内注入、酸素ガス療法等、また個別に針治療など、を行いましたが、高音難聴(感音性難聴:2000Hz以上がほとんど聞こえず70-90db)が残ってしまい、言葉が聞きとりにくく、生活・仕事に不自由しています。聞こえなくなったことへの精神的落込みは別の機会として、今回は補聴器選びと調整についてお尋ねします。 大学病院の補聴器外来へ3ヶ月ほど通っており、現在3台目の補聴器を調整していただきながら、主に仕事で使用しています。 一番の悩みは、はっきりした人の声ではなく、音割れや歪みがひどく、クリアに聞こえません。いずれもデジタル補聴器を借りています。 *耳かけ式は空気穴があり自分の声がこもらず、まずまず聞こえますが、電話応対は外さないと聞こえません。また、外観が目立ちます。 *耳穴式(自分の耳型特注)では全体的に音が高めで不自然さが残り、音割れがひどいです。特に歌声がまともに聞こえません。また、自声がこもり、咀嚼音がうるさいので食事は外します。 数回のタイプ変えと調整を繰り返していますが、なかなかこれといった聞こえにたどり着きません。周波数調整は2000~3000Hzが山になるような調整にしてもらっています。 良い補聴器や調整がありましたら、アドバイスいただけると幸いです。
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- etdgcb45
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No.3の回答に補足します。 >>数回のタイプ変えと調整を繰り返していますが、 >>なかなかこれといった聞こえにたどり着きません。 > >補聴器の調整は音の環境によっても様々変わるので >数回では難しいでしょう。 補聴器で最も重要な点は、どの機種を選ぶかよりも、むしろどんな調整をするかであると思います。 補聴器の調整は眼鏡と違って、根気よく少しずつ慣れさせて、ストレスを最小限に抑えながら進めていくことが何より大切です。 とはいえ、あまりスローペースでの調整では、単純に問題を先送りにしているようなものですから良いとはいえません。 例えば、音割れ、歪み、痛みなどの不快感はすぐにでも解決しなければいけませんし、「聞き取りにくい」という音に関しても、場合によってはその課題を最優先で考慮しなければいけない場合があります。 調整については、信頼できる技術を持った方につくことが何よりも大事です。 あなたの場合は大学病院で調整をおこなっているようですが、病院によってはそこから補聴器業者を紹介されて、実際の調整は業者がおこなっている場合があります。 それ自体は法に触れるものでもなく問題はありません。 業者でも高い調整の技術を持つ方も数多くいるわけですが、なかには技術もなく、本来は無料のはずの調整でお金を巻き上げるような悪意ある業者がいることが問題になっています。具体的には、紹介された病院には内緒のまま、患者に必要以上の有料調整をおこなったり、高級補聴器への買い替えを強いたりして、多額の利益を上げていることが問題になった横浜の販売店テクノスの場合も、この例にあたります。では、なぜそのような業者が病院に出入りしているかですが、それは病院と販売業者の長年の繋がりの中でそのような仕組みが培われている場合がほとんどです。 どんなに調整をしても、100%自然に聴こえるということは、たとえ現代の技術を持ってしてもありません。 どれほど高価な補聴器であっても、たとえば咀嚼音がどうしても気になる場合は補聴器を外すといった調整以外での自分自身での生活のなかでの調節も必要になるでしょう。 その現実を理解したうえで、信頼のある医師か技術者のもとで、根気よく調整することが大切だと思います。
- myopia
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デジタル補聴器で純国産のものは存在しません。 国内のメーカーのものでも中身はOEMです。 今どちらのメーカーのどの程度の補聴器を使用されているかわかりませんが、それぞれについて >全体的に音が高めで不自然さが残り、音割れがひどいです 耳穴でもかなり小さいものにした場合に、耳の聴こえからして出力の限界が考えられます。 テレビでも音を上げすぎると音が割れてしまうのと一緒で、外観は目立ちますが大き目の型の物で作ると解消される可能性があります。 >自声がこもり、咀嚼音がうるさいので食事は外します。 型がピッタリ合っている証拠なのですがおっしゃられるような問題も起き易いです。 ベント(空気穴)を大きくあけてもらいハウリング抑制をかけられる器械であるならそうしてもらってください。 >なかなかこれといった聞こえにたどり着きません 補聴器の調整は音の環境によっても様々変わるので数回では難しいでしょう。 ただ補聴器を通した音に慣れるためにも最初から必要な音量を全て入れてしまうと慣れにくいです。 仕事などに多少の支障はあるでしょうが、やや小さめの音から順番に慣らして少しずつ大きくされることも方法です。 >耳かけ式は空気穴があり自分の声がこもらず、まずまず聞こえますが、電話応対は外さないと聞こえません 耳掛けでの電話は受話器の位置など慣れが大変です。 マイクは耳の上にあるのでそれまでの感覚より受話器を上に持っていかないと良く音が聞き取れません。 しかも電話は3400Hzより高い音は通しませんので、そこらへんも聴こえの具後あわせて上手くいかない点かもしれません。 シーメンスのものでオートフォント言い電話時に電話が聞き取りしやすいモードに切り替わるものがあります。 感音難聴に比較的有効とメーカーが言ってる物もあります。私はまだ未検証ですが興味があればNHJが日本の代理店をしているUNITRON(ユニトロン)のエレメント16です。 外観は確かにお若い人にとっては大事なことです。 ですが周りの方との対話も大事です。 どちらも取れればよいのでしょうが、どちらかしか選択できない場合、どちらを選ばれるかも良くお考えになっていてください。
- zeon-neo
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#1です URL間違いでした訂正します。
- zeon-neo
- ベストアンサー率54% (56/103)
大変な苦労をされていますね・・・心よりご同情申し上げます。 さてお尋ねの件ですが。はっきり申し上げて最適な補聴器は少ないと思います。70-90dbが生きているということですか・・・・。 このような場合問題をひとつひとつ整理して対応することがお勧めです 例えば電話機は難聴用の物にして見る。 耳掛式補聴器でもTEL回路が付いていて簡単に切り替えが利くものもあります。 音漏れが気になるのならばイヤーモールド(耳型)をとってみる。 ただし冒頭に触れたように感音性の難聴者に適する補聴器の調整は非常に困難です。 過去に何百人の調整をしてきましたが最初から満足のいくような状態にはなりませんでした。 それはご使用になる方自身の訓練と慣れが必要になるからです。 これまでの成功例としてあげるならば骨導聴力を開発して聴くという方法があります。 いわゆる骨導式の補聴器です. 各メーカーから様々なタイプが発売しています、値段も高額ですので購入に際しては必ず視聴のうえあわない場合には解約がスムーズにできることを条件提示して相談に行かれてください。 補聴器で一番困ることは判別しにくい音が全て雑音に聞こえることですまた大きい音が響くためボリュームにて調整すると男性の低い声が聞き取りにくかったりします。 トータルでどの音域を生かしどの音域を小さく押さえるかで補聴器の特性を貴方自身のサポートとして仕上げるのですがその作業たるや検者と被検者の信頼関係はもとより意思の疎通の問題もあり長い戦いのようなものです。 最後にどれほど高額で精巧な機械であってもはそれを使いこなす努力が不可欠なのです。 あと参考までに海外の製品ではドイツ製やデンマーク製は出力の高いものが多くマイク感度の高いものもあります国産製品は一般に安価でデジタル面に特性のあるものが目に付きます。 ご苦労なことですがイロイロとご自身に適する補聴器に出会えることを祈ってます諦めないでください。 老婆心ながら視聴時にはNHKなどの天気予報などを録音して(ラジオ放送)ラジカセなどで再生して試されると音の違いがわかりやすいです。 私も幼少のとき両耳の鼓膜を中耳炎で失い約十余年音のない世界で過ごした経験があります、その後鼓膜が再生して現在不自由なく生活していますが難聴の方の苦労は他人ごとではありません。
お礼
ご丁寧なアドバイス、大変ありがとうございました。 専門家のご意見は非常に参考になります。特に自分自身の慣れや努力が必要とのこと、肝に銘じておきます。 現在はデンマーク製補聴器を借りていますが、病院で調整してもらった時は良いと感じても、外出の場面や自宅でのテレビ音声では異なって聞こえる場合があるので、油断できません。その意味では事前録音のラジカセで比較再生する、との内容は説得力あります。今後も調整は続くので、是非この部分は試してみたいと思っております。ありがとうございました。
お礼
専門家としてのさまざまな角度からのご意見、大変ありがとうございました。非常に参考になりました。 現在、デンマーク製耳穴式を使用しておりますが、かなり小さめで、ベントも小さいので、密着する時は自声が響いてしまいます。 それと小さいことで、おっしゃる通り、出力限界かもしれません。 別タイプの耳かけ式やご指摘のシーメンス、お奨めの商品などで試させてもらおうかと考えています。 いづれにしても、補聴器調整には根気が必要とのことですので、気長に焦らず慣らして行こうかと思います。ありがとうございました。