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厚生年金基金が企業年金連合会に引き継がれる理由とは?
- 夫の会社が加入していた厚生年金基金が解散し、代行年金部分の費用が企業年金連合会に引き継がれました。
- 企業年金連合会とは、企業が従業員のために設立する年金制度を管理する組織です。
- 厚生年金基金から引き継がれた年金は、企業年金連合会に管理されています。
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ご質問2ですが、質問1とはまったく別の問題ですね。 >厚生年金基金が解散されたので確定搬出方年金(企業型)を導入と なったのでしょうか 違います。厚生年金基金の解散も、確定拠出の導入も、あくまでも企業の選択の結果です。 厚生年金基金は、国の厚生年金の代行もしていますが、同時に、属する会社の退職金制度の代行もしています。 会社から退職金原資を掛金として受け取り、それを原資として従業員が退職するときに、退職金の一部(全部)として会社に代わって支払う仕組みです。 このため、従業員はいわゆる退職金を、2ヶ所(会社・基金)から受け取る事になります。 *会社が基金で退職金支給を代行させるのは、税務面、資金面、といった点で効率的だからです。 ところがこの方式では、将来支給すべき退職金に関する債務を、会社のバランスシートに負債計上する必要があります。しかし、近年の低金利、運用悪化で会社にとって、これが大きな負担となった経緯がありました。 そこで、考えられたのが確定拠出年金です。 それは、毎月、従業員の確定拠出年金の口座に退職金原資を掛金として振り込むことで、将来の退職金債務の計上を免れることができるからです。 従って、決して会社が退職金制度を廃止してしまうわけではなく、退職金の支払い形態が変化した、ということです。 つまり、確定拠出型年金とは、「年金」という名前が付いていますが、退職金の受取方法の一形態ということが言えると思います。 >厚生年金基金から企業年金連合会にひきつがれた年金は どうなっているのでしょうか 解散した場合の連合会へ引き継がれる年金は、代行部分(老齢厚生年金)と会社の退職金部分です。 代行部分は間違いなく連合会から、法定年齢になったときに支給されますが、退職金部分についてはケースバイケース。厚生年金基金に代えて、確定拠出年金を導入したのであれば、それまで厚生年金基金内で積上げられた退職金の個人個人の持分を、確定拠出の個人口座に振替られているのではないでしょうか?
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- jubilo
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厚生年金基金は、ご承知のとおり、公的年金である厚生年金を代行しています。 この場合の代行とは、本来国に収めるべき厚生年金保険料の一部を厚生年金基金に納付し、その保険料を原資として、将来、老齢厚生年金の一部を基金が代行給付する、という仕組みです。 さて、企業年金連合会ですが、世の中には、短期間で転職する人も当然ながらいらっしゃいます。 そのような人が、転職する過程で、複数の厚生年金基金に加入した経歴を持つケースがあった場合、年金を受け取るときに、請求手続きが大きな手間になります。(加入した基金の数だけ請求する必要があります) また、請求漏れも発生することでしょう。 このような問題に対処するために企業年金連合会ができたと思っています。 短期間(一般には20年以内)で厚生年金基金を脱退した場合、厚生年金基金はその人が収めた保険料を企業年金連合会へ移換し、連合会では、将来、基金に変わり年金を支払うことになります。 これにより、過去複数基金に加入した履歴が連合会で統一され、本人にとっても、将来の年金請求が簡素化され、また、請求漏れも無くなる、というための組織、と理解しています。 なお、連合会は、よく、特別公法人と呼ばれるようで、国の厚生年金を代行するという意味で、役所に近い組織といえると思います。 事実、連合会のトップは、厚生労働省出身者(天下り?)が多く、人事も厚労省との交流があるようです。 *最近の理事長は民間出身のはずです。 ご質問2,3は分けてご回答。
お礼
とてもわかりやすい説明をありがとうございました! ようやくいろんな、点と点がつながったような気がいたします・笑。 いただいた回答をしっかり頭にいれて 確定搬出型年金をがんばって育てたいとおもいます。 ありがとうございました。