- ベストアンサー
スライドグラスの赤外特性
お世話になります。 化学の素人です。わけあって顕微FT-IRである高分子膜の赤外分光特性を測定 しなければならなくなりました。その膜はスライドグラスの上に着けてあります。 赤外領域(4000~400cm-1)でガラスの吸収はどの程度かを教えて下さい。 赤外領域で、あまりガラスの吸収が大きいと、高分子膜の吸収特性が測れません。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ホウケイ酸ガラス(普通のガラス)の場合、1100cm-1を中心に前後200cm-1くらいブロードでおおきな吸収がでます。高分子膜がオレフィン系の場合はあんまり問題ないですが、その他のものだとかなりじゃまになります。 No.2の方がおっしゃるように、ATRでしたら高分子膜が数ミクロン以上あればガラスの層まではもぐりこまないのでいいのですが。クリスタルを選べるのであれば、もぐりこみの浅いGeで測定するのがおすすめです。
その他の回答 (3)
素木の窯業辞典だかのB6程度の本に載っていたような気がします。全集かもしれません。探してみてください。 なお.メーカーによって大きく変化しますので.自分で計ってみることがもっとも確実です。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 やはり、自分で測ってみます。
- BOB-RooK
- ベストアンサー率24% (63/261)
ATR法のアダプターはありませんか?全反射でうまくガラス面まで入らない程度に高分子膜があると良いのですが・・・
お礼
ご回答、ありがとうございます。 ATR法のアダプターはありますが、使い方が良く分りません。
- grumpy_the_dwarf
- ベストアンサー率48% (1628/3337)
一般的にはスカスカに透過することになってるんじゃないかと思いますが、思わぬところに吸収が あるかもしれないし、一応コントロールとしてガラスだけの場合の特性データを測定しておいて、 サンプルを貼り付けた時のデータからさっぴいてやるのが常道じゃないでしょうか。 スライドグラスの材質って結構いろいろバリエーションあるし。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 バックグラウンド、ガラス、ガラス+試料を測定してみます。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 1100~200cm-1に大きな吸収とのこと、これを踏まえて測定してみます。