最初のアセンブラ
人間がハンドアセンブル際にアセンブリ言語と機械語の対応表を見比べて翻訳する作業を、コンピュータの黎明期に機械語で最初に作られたアセンブラはどのように行っていたのかということを教えて下さい。
プログラミング言語の歴史を考えてみると、(フォン・ノイマン型)コンピュータの黎明期では全てのプログラムは最初人間が直接真空管やディップスイッチのオン/オフを切り替えることで、機械語でプログラムを入力していたと思います。その後アセンブラが開発されたことで、人間はパンチカードやカセットテープなどを通してアセンブリ言語でプログラミングを行えるようになったと聞きました。
アセンブリ言語は機械語と1対1で結びついたもので、アセンブラはアセンブリ言語を機械語に翻訳するのだと言うことは分かります。しかし、パンチカードやカセットテープで入力したアセンブリ言語も、コンピュータにとっては根本的には0/1(スイッチのオン/オフ)という点では変わりはなく、最初のアセンブラはその0/1をどのようにして正しい機械語の0/1に変換することが出来たのでしょうか?
少し質問の意味が分かりにくいかもしれませんが、例えば
MOV B, A //Bレジスタの内容をAレジスタに送る
といったアセンブリ言語は、機械語では
01000000
に相当するかもしれません。しかしコンピュータがパンチカードを読み込んだ時点では
01010100
といった信号として入力されるとしたら、機械語で最初にアセンブラを作成した人はどのようにしてそれを適切な機械語(ここでは01000000)に翻訳出来たのでしょうか?
想像では最初に機械語で非常に超簡単なアセンブラの原型とも言えるプログラムを作って、それを元にした簡単なアセンブリ言語(の原型)でより高度なアセンブラを作る、といったことを繰り返していまのアセンブラが開発されていったと思いますが、では最初のアセンブラの原型とはメモリ上ではどのように実現されていたのか、ということが気になったので質問させていただきました。アセンブリ言語で実際にプログラムのイメージはこんな感じでは?ということを書いて下さっても構いません。
よろしくお願い致します。