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配当について教えてください。
教科書の配当の章で「純資産」と「留保利益」が出てきました。留保利益は配当をするときのベースになるものなのかなぁと考えたんですが、これらにはどういった関係があるのですか?また、純資産というのは資本剰余金と利益剰余金に大別できるのですか? すみませんが教えてください。よろしくお願いします。
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質問の答えになるかどうかわかりませんが。。。言葉どおり捉えると、 「純資産」は自己資本になります。会社法上は「純資産の部」として表示される部分になります。(乱暴に言えば、返さなくていい資本などがここに入っていると。) 「留保利益」ですが、これは文字通り会社の営業活動により生じた利益を留保したもの、乱暴に言えば貯金であると。(上場企業においてこれが多い会社は(必要運転資金にもよりますが、)いいとはいえないと思います。) さて、質問では「配当」が出てきていますので、恐らく、「剰余金の分配(配当)」のことかなと思います。株式会社である以上、儲けを株主に分配するのは当然であると思います。 ただし、さきほど、自己資本と書きましたが、株式による資金調達以外にも、企業は様々な形で調達を行います。市場(社債等)や、銀行から借り入れをする場合もあるわけで、これは負債(他人資本)に表示され、彼らはいわゆる債権者となるわけですが、債権者保護のために、剰余金の分配には制限が設けられています(従って、資本金や資本準備金は配当できません。取り崩し易くなりましたが。)。制限額ですが単純には、剰余金(留保利益は当然ここに入っています。)から自己株式を引いたものです。 純資産と配当の関係ですが、剰余金が存在する企業であっても、純資産が300万円未満の企業は分配することができません。(これも債権者保護の一環と思います。) 純資産の部をwebで調べれば、構成がわかると思います。株主資本としては資本剰余金と利益剰余金の大別でもいいと思いますが(自己株式がありますが。。)、それ以外にもあります。 こんな感じで答えになっているでしょうか?
お礼
抽象的でわかりずらい質問ですみません。 「剰余金の配当」のことでした。 理解に役立つ回答をしていただき感謝しています。早速役立てていきたいと思います。ありがとうございました。