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床暖房と床下暖房の違い
お世話になります。 私が契約を結ぶ土地は都市ガスが引き込んであり、 オール電化でも検討する事ができます。 私は寒がりなので、是非とも床暖房を考えたいと思います。 しかし初歩的なのですが、暖房について分かりません。 いくつか質問させて下さい。 (1)床暖房と床下暖房の違いは何でしょうか? (2)床暖房の種類には何個かあるようですが、温水式と電気式があるよう です。どちらが優れているのでしょうか?
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>(1)床暖房と床下暖房の違いは何でしょうか? ○床暖房 温かい床の伝導熱が伝わるため、室温が低くてもそれほど寒さを感じない。 部屋の一部だけ温める部分暖房などもできる。 種類が豊富で選択肢が多いため、ライフスタイルにあったものを選べる。 低温やけどをする可能性がある。 暖房の違い http://www.tepco-switch.com/life/labo/comfortable/vol6/02-j.html ○床下暖房 床下に置いた暖房からの輻射熱で身体を直接温める。 家全体を温める全館暖房として使うため、風呂やトイレでのヒートショックの心配がない。 低温やけどの心配はない。 ・床下暖房の例 セキスイハイム ウォームエアリー (断熱し床下に電気蓄熱暖房器を複数置いたもの) http://attaka816.com/ 電気蓄熱床下暖房システム (ベタ基礎内に長寿命ヒーターを埋め込み深夜に蓄熱するもの) http://www.enertec.co.jp/floor_heating/index2.html >(2)床暖房の種類には何個かあるようですが、温水式と電気式があるようです。どちらが優れているのでしょうか? どちらが優れているのかは、どの様な使い方をするのかによると思います。 1日で使う時間が長く、広い面積を暖めたい場合は、温水式や電気蓄熱式のものが良いと思います。 使う時間が短く、こまめに床暖房を入り切りするなら電気ヒーター式だと思います。 メンテナンスいらずな点も電気ヒーター式の特長です。 イニシャルコストも電気温水式より安上がりです。 また、部分的な床暖房も得意です。 ○温水式 ガス温水式、灯油温水式、電気温水式と熱源の選択肢が多い。 床を直接温める訳ではなく、外の熱源機で湯を沸かし、循環させるため、ボイラーロス、配管ロスなどがある。 一度止めても床暖房の温水が冷めるまでは、余熱で暖かさが持続する。 その代わり冷めた状態から床面が暖まるまでにはある程度時間がかかる。 5年に1回程度、不凍液の補充が必要なものがある。 ○電気式 ヒーター式、遠赤外線フィルム式、PTC式、蓄熱式、電気温水式、エアコン連動式など種類が多い。 ・高耐久炭素繊維床暖房(ヒーター式) とにかくメンテナンスいらずで長寿命が良い場合なら新日本石油の「ゆかいーな」が良いと思います。 寿命が30年で10年間のメーカー保証が付きます。 詳しくはこちら↓ http://www.eneos.co.jp/lande/product/yukadanbo/yukakojin/e71_lapryuyu_step2.html ・エアコン一体型ヒートポンプ床暖房(エアコン連動電気温水式) ヒートポンプを使うため、効率が高い。 また、立ち上げ時はエアコンと同時に稼働させることで部屋の暖まりが早くなる。 イニシャルコストは高い。 最低気温が-10度以下になる地域では使えません。 こちらのタイプは、床暖房のみのためにヒートポンプを使うため湯切れをするという事はありません。 詳しくはこちら↓ http://www.daikinaircon.com/catalog/hotcool/03/index.html ・多機能型エコキュート(電気温水式) イニシャルコストは高いが、低ランニングコストで、給湯コストも安く抑える事ができます。 詳しくはこちら↓ コロナ 多機能型エコキュート 20畳まで (運転時間は1日8時間が目安、MAX16時間) http://www.corona.co.jp/eco/product/pro_05.html 三菱 エコキュート+床暖 合計18畳まで http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/diahot/yukadan/new/index.html ・PTC式床暖房(PTC式) 温度上昇すると、電気が流れなくなるため、日当たりの良い場所や、ものが置いてある部分などを温めすぎずに省エネ。 詳しくはこちら↓ http://www.idemitsu.co.jp/plathermo/about/index.html
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床暖房はフローリングなど床材の下に施工し、電気や温水で床材その物を暖めます。床下暖房は基礎と建物の間の空間を利用して、電気や灯油の暖房機を設置する事を言います。この場合、基礎を断熱しないと効率が悪くなるので、基礎断熱も必要になると思います。また、床暖房ほどレスポンスが良くないので、暖かく保つにはタイマー運転や常時運転が必要ではないかと思います。 床暖房の温水式は電気式に比べるとイニシャルコストが掛かりますが、ランニングコストは安くなります。また、配管中に温水を通すので配管のメンテナンスが気になります。現在はオイルの様なものを使用する改良版もあるそうなので、参考にして下さい。 床暖房の電気式はイニシャルコストが安いですが、電気代が高く付き電磁波の心配もあります。
お礼
アドバイスありがとうございました。 たいへん参考になりました。
お礼
とても詳しい回答、ありがとうございました。 たいへん勉強になりました。 これからの家づくりの参考にさせて頂きます。