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上司の出世には何が必要?30文字でタイトル生成
- 上司の出世に必要な要素は何か?30歳以上の男性サラリーマンの意見集約。
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精密機器メーカーを中途退社した者ですが、会社を離れてから諸々思い返したところ、サラリーマンの出世観のようなものが変わりました。 それは、大勢の中で特定の人が昇進を重ねていく実相というのは、実績や能力といった積極的な意義だけに見出せるのではなく、その人がどのくらい「まとも」かといったような消極的な観点にあると思うに至ったことです。 私の今までの上司は、相対的にみな「まともな」人でした。 人間は誰でも変わったところがあります。それが強烈だと「変わり者」とか「曲者」といったレッテルが貼られます。一度このような心象をもたれると、並大抵の努力では回復できません。 結果的には、この変わり具合の程度が限りなく薄い人が昇進するのだと思います。換言すれば、自分のポジションに応じて、当たり前のことを当たり前にこなす人です。 実は、この当たり前にやるということが相当に難しいのです。たとえ特定の能力に優れていても、自分の不得意な領域では当事者意識に欠けていたり、頑張ろうと気合いを入れれば自然に危機が通過すると考える「おめでたい」人等が大半です。結局は、無意識的に自ら障害を生じさせているわけで、これらの人達は段階的に淘汰されていくのでしょう。 実力も拮抗している同世代の中で、限りあるポストに就くということは、どれだけマイナスのイメージが少ないかの争いでしょう。つまり、人事考課の本質は、加点法ではなく減点法にあると思うのです。 近年のサラリーマン社会においては、個性重視とか実力本位ということが唱えられますが、企業の上層部に適正な評価能力があるかといえば、それには疑問符がつきます。 結局、誰もが納得できるところに落ち着くのが実状です。だから、全体的には、奇抜な人事よりも、大方の予想通りという昇進事例が多いのです。
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NO3です。「ダメな時の烙印の押され方」はほぼNO4の方が仰るとおりです。 脚光を浴びるのも早いが、それに比例してそれを面白く思わない人達も多く敵が多いともいえます。そのため何かちょっとでも失敗するとそれをいいことに「あいつはダメだ!」などと囁かれたりします。そうなると上の人間の耳に入るのも早いと言うか、自然に勢いを無くしていきますね。だいたいそういう人はNO4の方も仰るように「野心ギラギラ」な人が多く、天狗のように鼻が伸びているのでへし折られるのも早いという意味です。
お礼
なるほどですね~感心しつつ拝読いたしました。有難うございました。
- morimaru47
- ベストアンサー率56% (499/884)
ANo.2です。お礼のコメントを頂き恐縮です。 私が勤めていたところは、某大手精密機器メーカーが100%出資した連結子会社で、役員や幹部管理職(部長クラス)の大半は、親会社からの出向です。親会社で平取締役だった人が子会社では社長、親会社で課長だったら子会社では部長というように、格が上がって就任します。 こちらでは面識がない状態で赴任するので、先方での昇進事情もわからず、我々が噂するネタもありません。 それで、この人達の属性は概ね二つのタイプに分かれるようです。 一つは現役バリバリで出世のステップとして赴任してくる人で、大過がなければ親会社に戻って役員への昇進が約束されています。この場合の特徴は、「マネジメント能力」かと思われます。 もう一つは、定年近くになって赴任してくる人で、親会社に戻った段階でサラリーマン生活のゴールを迎えます。この場合の特徴は、「年功」のようです。 任期の3~5年を無難に過ごそうというスタンスで、概してモチベーションはあまり高くありません。内心は、いつも親会社の方に向いているのでしょう。そのため例外的に熱い思いの幹部がいると、子会社の社員としては惹かれてしまいますが、結局は、任期がくると先方に戻るので私淑してもメリットはありません。 やはり、この世の中、子会社や下請け等の立場は辛いですよ。 次長クラス以下が、社内生え抜きの社員になります。 ここで出世の要因を再考してみると、その第一はやはり「学歴」です。一部に例外はありますが、私大や高専卒よりも、国立大卒が昇進を重ねている傾向が認められます。 学歴関係のファクターを除外して、出世のポイントを単純化すると、前回答の「まとも」に加えて「声が大きい」ことが挙げられます。なぜなら、上司へのアピールが強いように見なされるのです。このような見た目の印象が大事だということも否定できません。 なお、ANo.3の方の「ダメな時の烙印の押され方」というのは、私なりの解釈では、「出る杭は打たれる」ということかと思われます。 一般的な上司のタイプとして馴れ合い・調整型が多い中で、たまに猪突猛進・野心ギラギラの人間がいる場合は、周囲の目からは奇異に映り、僅かな失敗でも感情的に排除したいという思いが働きます。その当人の上司にとっても、部下にとっても、煙たい存在なのです。 同じ程度の失策なら、コツコツと実績を重ねた実直型の人間には再度チャンスが与えられますが、野心型の人間にはその先がないのです。だから、出世の階段を一気に駆け上がる人間は、失脚するのも早いのです。その後は、定年まで閑職に甘んじることになるのでしょう。
お礼
なるほど、とても達観された意見勉強になりました。私自身はグループ親会社の本部勤務のため、子会社で勤める悲哀(?)みたいなものは気づきませんでした。「馴れ合い・調整型が多い中で~僅かな失敗でも感情的に排除したい」というのも納得できますね。貴重なご意見、有難うございます。
今までの経験でいうと特に優れた能力で出世したと思える人はいなかっですね。というかあなたが列挙した条件で出世するのってけっこう難しいですよね。研究の成果が如実にあらわれる研究職とか、営業成績が一目瞭然な営業職とかなら別ですが、どちらかというと私は事務職なので、事務職で出世するにはそれなりの経験というか年功序列的な要素も多分にあると思います。「もう長いから~」なんて人が多かったような気がしますね。 逆になにか特殊な能力や技術、資格がある人っていうのは注目されたらパーッと上に上がるのも早いけど、ダメな時のらく印の押され方も早いような気がします。他の方も書かれているようにまだまだ日本の社会は「年功序列」や特に目立たなく可もなく不可もなくの「無難」であることが一番の理由ということが多いんじゃないですかね。
お礼
なるほど貴重なご意見有難うございます。事務職の出世は年功や無難が主流という意見は参考になりました。ところで「ダメな時の烙印の押され方」ってどんな事でしょうか? 機会ありましたら教えてください。
- koko_u
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人望かな? 社内的にも社外的にも「あの人に任せておけば大丈夫」と思われるような人物。(ちょっと希望含む)
お礼
なるほど素晴らしいですね。とても羨ましいです。
お礼
「どれだけマイナスイメージが少ないかの争い」…なるほど課長~副部長クラスなら思いあたる部分大ですねぇ。ただmorimaru47様の会社では社長や役員など、極めて上層にいる上司もそういう人なのですか? もしよろしければ教えて下さい。