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クラシック歌手は肺活量が大きい?
紅白歌合戦でテナーの秋川雅史が「千の風になって」を歌っているのを聴いて、面白いと思い、レコード屋でシングル版を買ってきました。 抱き合わせに美空ひばりの名曲「りんご追分」が入っていました。 これがまた「千の風」よりも、はるかに長く後ろへ引っ張って歌っています。 りんご~~~~のはなびらが~~~~~~~~ という風に延々と長く歌うわけです。よく息が続くなあと感心します。まるでオルガンみたいです(笑)。 小さい声で息を小出しにすれば、普通人でも長く歌えると思いますが、秋川さんの場合は、マイクなしでホールいっぱいに響く大音量が、出ているように思います。 このように歌えるのは(クラシック系歌手は皆そうだと思いますが) 1.肺活量が人一倍大きいのでしょうか? それとも 2.息を小出しにして、大きい声を出すコツがあるんでしょうか?
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趣味で声楽を習っている者です。 プロの声量はすごいですね。声量自体は人でそんなには変わらないと思います。大きな声で怒鳴っても届きませんよね。 私の先生にいつも注意されるのですが、声を前に飛ばすと言うか、前に届けるようにしなさいと言われます。そのために響きを頭蓋骨に持っていくようにしなさい。眉間のあたりから声を出しなさい。と注意を受けます。 私はメゾソプラノなので頭声でと言われます。低い音を出すときは胸声を使うのですが、頭声と胸声を使い分けるのが難しいです。(ぐちっちゃいました) クラシックの歌手の方が歌われるとき口を思ったほど大きくは開けていらっしゃいませんよね。口の中を大きく開けろと言われますよ。 ご説明になっていないかもわかりませんが、あの方達は身体全体を共鳴板にさせて響かせて、声を遠くへ届けるのだろうと思います。朗々と聞こえるフォルテの声も当然のことながら、ピアニッシモの声も届きますよね。ちなみに、オペラの椿姫でなぜ寝て歌えるのか聞いたことがあります。“訓練”と言われました。 それと、会場自体よく響くように作られます。クラシックの場合は天井や横に共鳴板を設置します。紅白の時確認していませんが、普通のコンサートは共鳴板を使っています。(オーケストラやピアノ、バイオリンの際も) しかしすばらしいですよね。日本語の歌でなくても声を聞くだけで(意味が分からなくても)涙が出てしまうことがあります。 すみません。訳の分からない答えで
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#3ですが >”やっぱりそうなんでしょうね。それに絶対的な音量が普通の人より>大きいんでしょうか。ピアニッシモでも後ろまでとどくということ >は” 大きいのではなく 遠くまで透る声を出しているのです。ただ大きいだけでは遠くまで聞えるとは限りません。はっきり行って、演歌/ポピュラーのいわゆる歌手では絶対にまねの出来ない声の出し方、聞かせ方を身に付けるように学んでいると思います。
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何回もご回答ありがとうございます。 勉強になります。
- ADEMU
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秋川さんがインタヴューに答えていました。 テノールというと体の大きい人をイメージすると思いますが、それは肺活量が大きいからなんです。それで、秋川さんは水泳の潜水を600メートルやっているそうです。それで肺活量を大きくする訓練をしているようです。 あとは、腹筋ですね。これを鍛えないと強い音がでないようです。
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ご回答ありがとうございます。 私はテノールよりもバスの人の体格が一番大きいと感じていました。それでも、テノールの人もソプラノ~アルトの女性歌手もみな横幅があるように思います。しっかりとした体格なんでしょうね。 「潜水を600メートル」ですか。これはやっぱりすごいですね。 大変勉強になりました。ありがとうございました。
クラッシクの歌手はマイクを通さずにコンサートで、大ホールの一番後ろまで声を通すことが出来ます。また、同じフレーズで声の大きさを 何段階にも変化させることが出来ます(大―小―大)。マイクを通してコンサートは絶対に致しません。大声ではなく”ピアニシモ”さえ一番後ろまで聞えるのです。 1.肺活量が普通の人より大きいことは間違いありません。その他に 息の使い方が(コントロール)上手で一般の人よりずっと長く一 フレーズで声を出せますよ。 2.あるアメリカのグループの演奏を聴きに行った事がありましたが、 マイクの故障が起き、彼らの声が全く聞えなくなり、まるで操り人 形が踊っているようで滑稽でした。
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ご回答ありがとうございます。 >肺活量が普通の人より大きいことは間違いありません。 ・・・やっぱりそうなんでしょうね。それに絶対的な音量が普通の人より大きいんでしょうか。ピアニッシモでも後ろまでとどくということは。 NO.1さんの回答にある椿姫でも、横たわっている肺病病みの女性が、ホールの後ろまで声を届かせるんですから。 筋力(どこの筋肉か知りませんが)もあるんでしょうね。 ありがとうございました。
私なりの考えでよろしいでしょうか? カラオケでよく歌を歌っている私ですが、少ない息で長く声を出すことも出来れば、大きな声を出すことも出来ます。 確かに肺活量が多ければ有利かもしれませんが、あまり関係ないのではないでしょうか。金沢明子さんなど小柄ですからいい例だと思います。 オーディオのスピーカーを考えでみてください。いくら大きな音を鳴らしても、空気が出てきているわけではないですから。
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早速のご回答ありがとうございます。 >少ない息で長く声を出すことも出来れば、大きな声を出すことも出来ます。 そうですか、やっぱり歌い方があるんでしょうねえ。声帯を震わせる動力源はオルガンや管楽器と同じように空気だと思っていたんですが。 ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 高い声は頭声、低い声は胸声ですか、なるほど。 プロの歌手があれだけ響きのある声が出せるってことは、口腔や喉の構造が常人とチョッと違うんじゃないかと思っています。まあ、口の中の内容積が大分大きいんじゃないでしょうか。 それと、あれだけ大きい声を出しても、まだまだ余裕があるような感じですね。 ありがとうございました。