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仮定法の助動詞
仮定法過去と仮定法過去完了で使われる助動詞として、would, should, could, might, mustが文法書に書いてありますが、これ以外は使われないのでしょうか?たとえばought toやneedなどです。また、使われないとしたらその理由はなんでしょうか?
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- taked4700
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訂正があります。No.4の >その典型例が「~のために」という言い方だと思います。英語ではforが当たると思いますが、原因、結果の両方を表します。 の「原因、結果」は「原因、目的」の間違えです。 すいませんでした。
- taked4700
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何か最初の質問とは離れてしまった感があるのですが、一応、仮定法について、整理が出来ればと思い、書いています。 仮定法現在と、いわゆる動詞の原形を使うものとは、その意味がもともと違うのではないでしょうか。No.5で仮定法現在の例文として挙げられているものは、もともとshould が含意されていて、「そうしたい」、「そう勧めたい」のような感覚や、「ほぼありえないが、もしも万一そういう事態になったら」のような感覚に基づくものです。 それに対し、未来に対する単なる仮定を表す文は、明らかに、意味が異なります。 仮定法に関しての日本の英語教育の今の混乱は、この違いをあまり明確にしてきていないからだと思います。または、英語文法そのものが、この違いをあまり区別していないからかもしれません。 自分は、ある意味、理解の統一性という面で、仮定法を、次のように、単なる時制のずれと考えます。 仮定法現在:未来のことを仮定して、仮定だからこそ、時制を未来からひとつ過去にずらし、現在形で表す。これは、事実が確定していませんから、ある意味、条件文ということも出来ます。 仮定法過去:現在のことを仮定して、仮定だからこそ、時制を現在からひとつ過去にずらし、過去形で表す。事実が確定していますから、事実でないことは仮定になります。 仮定法過去完了:過去のことを仮定し、仮定だからこそ、時制を過去からひとつ過去にずらし、過去完了形で表す。こちらも事実は確定していると考えるのが普通ですから、普通は仮定になる。 そして、いわゆるthat節内で原形を使う文章は、想叙法のような言い方で説明するべきかと感じています。
- joshsan
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#2 & 4 の方への回答です。 英語を含むヨーロッパ言語の多くには3つの「法」があります。事柄を事実として述べる「直説法」、事実でない事柄を事実だったらと仮定して述べる「仮定法」、そして「命令法」です。 英語は、この元来の「仮定法」がすたれてしまい、代わりに直説法の過去形や過去完了を使うように変化してしまったのです。よって、仮定法過去、仮定法過去完了というように呼んでいるのです。 ただし、アメリカ英語の仮定法現在には元来の「仮定法」の原則が残っています。その原則とは、動詞の「原形」のみを使う、というものです。 They decided that the match be put off. (その試合は延期することに決まった。) We insisted that he go there alone. (我々は彼がそこへ一人で行くべきだと主張した。) It is important that she learn to have a global vision.(彼女はグローバルな視野を持つようになることが大切だ。) 上の例文を見ていただければおわかりのとおり、主語が何だろうが、be動詞ならbeのみ(isとかareとかを使わない)、heでもsheでも、goesにならずgoを用いる。 これが、仮定法現在です。 多くの文法書や、インターネット上でも If it is fine tomorrow, I'll do the laundry.(明日晴れれば、洗濯をするつもりだ。) のような文も仮定法現在である、と解説していますが、これは大間違いです。it is fine と「is」を使っている(仮定法現在は"be"しか使わない)この文は、あくまで直説法の条件文なのです。
- taked4700
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こんにちは。No.3の方への質問です。 仮定法現在 という用語は、または、そういう文法規範とも言うべきかもしれませんが、ともかく、仮定法現在という考え方は、多く、いろいろな文法書に載っています。 また、インターネット上で見ても、数多く、仮定法現在に関する説明がされています。 この仮定法現在は、仮定法に含めないということでしょうか。 言葉というものは、現実を表すというのが、まず第一の働きですから、現実が複雑なだけ、言葉も複雑になり、現実(または現実を捉える理解の仕方)があいまいなら、言葉もやはりあいまいになるわけです。 その典型例が「~のために」という言い方だと思います。英語ではforが当たると思いますが、原因、結果の両方を表します。 そして、時によっては、そのどちらだか判断がつかない場合さえあります。 仮定法というのは、基本的に、それと同様なあいまいさを含んでいると感じるのです。subjunctive という用語がありますが、それと、日本語の仮定法は、多少ニュアンスが違います。多分、ここがいろいろな混乱が起こる原因だと思います。
- joshsan
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#2の方への反論になってしまいますが、少し書かせてください。 仮定法は、あいまいでもなんでもなく、明確なものです。それは、「あくまで仮定の話だよ、現実にはそうでないんだよ」と言うことを記述する文法だという事です。 ですから、「明日晴れれば、洗濯をするつもりだ。」とか「彼が賛成なら、僕はやるつもりだよ」と言うのは仮定法ではありません。現実にそうかどうかは、まだわからないのですから。これらは単なる条件文です。 一方、「君がそこにいたら、けんかにならなかったのに」は実際には君がそこにいなかったからこそ言える仮定の話であり、これこそが仮定法なのです。 仮定法過去、仮定法過去完了という言葉は、仮定の話をするときは過去形や過去完了形を使うことからつけられた名称ですが、この説明が混乱を引き起こしているのではないでしょうか。 過去形は過去のことをあらわす、というのは間違った解釈で、本当は、今現在ではないこと/非現実をあらわすのです。ですから「過去形」というより「非現実形」などとしたほうが正しい。 よって、非現実の最たるものである仮定の話をするときに、過去形を使うのはある意味あたりまえのことです。 質問にある、ought to や need が仮定法には使われないのか?については、使われない、というのが答えです。なぜなら、これらには非現実をあらわす過去形がないから。 また、mustに過去形はないのにどうして使われるのでしょうか?という質問にたいしては、 仮定法過去にはmustは使わない。その代わり、mustと同様の働きをする have to の過去形 had to を使う。 仮定法過去完了では、must have + 過去分詞 を使う。 と言うのが答えです。
- taked4700
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仮定法という言葉自体が、比較的あいまいな言い方なのです。 典型的な仮定法の文章は、「明日晴れれば、洗濯をするつもりだ。」とか、「君がそこに居たら、けんかにならなかったのに。」のようなものです。 つまり、条件節と帰結節の時制が同じで、ある条件ならある事態になる「だろう」ということを述べるわけです。あくまで、仮定の条件に仮定の結論が続くという形です。 しかし、より文章を生き生きさせたり、決意を表したりするために、「仮定の結論」ではなく、違った形が来ることがよくあります。 これについては、日本語も同じで、 「彼が賛成なら、僕はやるつもりだよ。」 「彼が賛成なら、僕はやらなければいけない。」 のような文章も、特に違和感はない自然な文章でしょう。 よって、ought toやneedなども、現実の文章では、よく使われます。 ただ、あくまでも、これは「仮定法」の定義をどうするかという意味ですから、その見方によって、いろいろ異なる意見が出るでしょうね。 ought to have 過去分詞も、文脈次第で使われることがあるでしょう。
- ichiromari
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仮に~だったら、・・・するだろうに ・・・することができるのに ・・・かもしれないのに というパターンが一番多いので、would could might がよく使われます。need は否定文・疑問文でしか使われない助動詞なので、仮定法で使うことはありません。ought は助動詞ですが、例外的に原形動詞ではなく、to + 原形動詞があとに続きます。ought + (to + 原形動詞)と決まっていますので、やはり仮定法では使われません。ought には過去形はないのです。
お礼
回答、ありがとうございます。 ought to have 過去分詞も使われないのでしょうか?また、mustは過去形ではないのにどうして使われるのでしょうか?