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Lamberd Beer則と希薄溶液

吸光度を求める実験で、吸収極大波長での検量線を作成したのですが、ある濃度3点ほどが検量線上よりもわずかに下にプロットされました。サンプルの濃度の希釈を間違えたわけではありません。 これは「Lamberd Beer則は希薄溶液中で成立するから当然のこと」と大学の先生はおっしゃったのですが、どうして当然のことといえるのでしょうか?分子間の相互作用がこの法則では関係があるのですか?基本的なことかもしれませんが教えて下さい。回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • natllium
  • ベストアンサー率46% (7/15)
回答No.4

式とか苦手なので経験っぽいアドバイスです。 ランバートベール則は, 吸光度がおおむね1を超えるような大きな値になる測定波長 (あるいは濃度)だと精度が悪くなります。 「ある濃度3点」というのは,高濃度領域でのプロットでは? 高濃度だと,実際の濃度よりも低めに計算されると思います。 吸光度が1を超えて高くなればなるほど, ずれがおおきくなります。 以下,応用? あまりにも高濃度で測定すると, 吸収スペクトルの形も変わってしまいます。 ある物質のスペクトルを低濃度(吸光度1以下)と 高濃度(1以上になる波長領域が多い)で測定した場合。 高濃度試料は,吸収が大きい波長領域では吸光度の値が 予想していたよりも小さくなってしまうはずです。 (低濃度で引いた検量線から下にずれる) あと,測定誤差というのも原理的にあるみたいです。 (リンク参照) 経験者でありながら,定性ばかりやっていたので そのへんがおろそかに・・・

参考URL:
http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/ea/photometry/photometry.htm
  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.3

Lambert-Beerの法則ですね。(LamberdではなくてLambertですよ。)もとの式の考え方は、 -dI/dL=κcI で、ある場所Lでごく短い距離dLを進む光の強さは、そこでの光の強さIと溶質濃度cに比例する、というものだったはずです。 薄い層の中に溶質分子が一様にばらまかれていれば、光の吸収量は溶質分子密度と、飛び込んで行く光子の数とに比例するでしょうが、もし濃度が濃すぎれば、そのモデルはなりたたないのではないでしょうか?

  • elpkc
  • ベストアンサー率53% (626/1160)
回答No.2

希薄溶液というのではなく、 吸光度の範囲によります。 吸光光度計で測定する場合は、一般的に比例する範囲は、 0.3~0.7ぐらいといわれています。

noname#69788
noname#69788
回答No.1

測定誤差の範囲でしょう。

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