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烏龍茶について
日本の「烏龍茶」は自分の記憶でも販売開始されてからかれこれ25年程経っており、某社が先陣を切って売り出したのが、今では各社入り乱れ完全に日本の飲料水分野の一角を占めるようになっていますね。 自分は「烏龍茶」の渋みがあまり好きではないのですが、これはまあ個人の好みとして置いておくとして、台湾で飲んだ「烏龍茶」と言われるものが日本のそれと大きく異なることにびっくりした次第です。 日本で飲んでいる「烏龍茶」は茶色系(それもこげ茶に近い)で、個人的にはにおいがきつく感じられるのですが、台湾のそれは黄色で味も日本のそれとは大違い。ほんのり甘みも感じられ、これなら毎日でも飲みたいな、と思いました。 そこの店では「烏龍茶」もいくつものグレードがあり、自分が買ったのは「中の上」(凍頂烏龍茶・・・字が違っているかもしれないけれど・・・こんな名称でした)程度のものでしたが、同じ「烏龍茶」でどうしてこうも違っているのでしょうか? 中国茶のカテゴリーはすごく幅があることはわかっているのですが、この2つの違い(はっきり言って私は両者はまったく別物と思っています)を教えてくださる方、よろしくお願いします。
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日本茶アドバイザーです。日本茶が専門なので中国茶は知識として知っている程度ではありますが・・。 大まかに分類すれば、烏龍茶としてのカテゴリーですが、一般に烏龍茶として売られているペットボトル飲料は大衆向けで、量産しやすい、またブロークンと言われる安い業務用を用いており、鉄観音等のベースの味に近づけてあります。 一方凍頂烏龍茶はさわやかな清涼感があり、色味も異なります。黄金桂なんかも烏龍茶の一種です。お茶は本来玉露に代表されるように、旨みを凝縮して愉しむものから、今の主流では湯のみ1,2杯で愉しむと言うよりもごくごく飲んで500MLを消費する世代が増えています。その時その時で、がぶ飲みするのか、味わうのかを使い分けるのがおすすめです。 全く別物と思っているのは、正解ですが間違っています。 というのも、烏龍茶とは中国茶の青茶のことで、凍頂烏龍茶や黄金桂、文山包種茶や金萱茶、木柵鉄観音・・・など全ての総称です。 日本茶は不発酵茶。紅茶は発酵茶。烏龍茶は半発酵茶で半発酵のお茶はほとんどが烏龍茶と呼ばれています。不発酵茶の中に玉露、かぶせ、深むし、煎茶、茎茶、芽茶、粉茶、ほうじ茶なども含まれ多種にわたります。同じように烏龍茶にも多数含まれています。ですから、烏龍茶と注文した場合には極端な話、どのお茶が出てきても(文山包種や金萱茶、木柵鉄観音、龍井茶(ロンジンチャ)・・・)烏龍茶です。基本的にはベンダーに準じているのでコーク系なら煌とかサントリー系ならサントリー烏龍茶が出てきますが。 日本茶も中国から伝来したものです。全てのお茶のルーツは中国にありますので中国茶(中国緑茶・青茶(ウーロン)・紅茶(普通の紅茶ではなく中国紅茶)・白茶・黄茶・黒茶・プーアール茶などの他にも多数ありますがあげるときりがないので今回はこの辺で。
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- ex-situmon
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凍頂烏龍茶、毎日飲んでいます。美味しいですね。花粉症予防にも良いとか。 台湾の凍頂烏龍茶は低発酵(今、手元にあるものは30%と書かれています)で先にお書きの日本で烏龍茶として販売されているものは、強発酵のものがほとんどです。この発酵度の違いと栽培環境、品種の違いが、色や香りの違いになっているようです。 安くて美味しいおすすめはこちら(関係者ではありません) http://kyujun.com/dash/product_info.php?products_id=51
お礼
お礼が遅くなって失礼しました。 やはり品種の違いが大きいと感じました。 いっそのこと「凍頂烏龍茶」を商品化したら大ブレークするかもしれませんね。みんなが「今まで飲んでいた烏龍茶は一体何だったんだ?」と騒ぎ出すかもしれませんが… (ちょっと大袈裟か?)
- Poko-08
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茶葉を加工する方法が違うようです。
お礼
お礼が遅くなりまして大変失礼しました。 「発酵度」の違い、というのは参考になりました。 でも、それだけでこの色の違い、香りの違いがでるのかちょっと疑問に感じました。
お礼
お礼が遅くなって失礼しました。 #1さんから順にお礼を書いてきましたが、よく考えてみると「凍頂烏龍茶」を商品化しようとしても、日本の大量生産には馴染まないかもしれませんね。「知る人ぞ知る」ということで楽しんでいればいいのかもしれません。 ただ今飲んでいる「烏龍茶」が青茶全体の中の一部分であるとすると、これを「烏龍茶」と呼ぶことが即間違いでは無いものの、日本の消費者に先入観を植え付けていないかと、飲料水メーカーの功罪を感じます。(「烏龍茶」というものを日本に根付かせたことは功績だと思いますが。)