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公開鍵暗号について
公開鍵暗号についてですが、セキュリティ問題(秘匿性・認証・否認不能性・完全性)のどれに役立っているとみなされるのでしょうか?
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公開鍵暗号技術は質問に挙げられた全てに対応します。 公開鍵暗号そのものは暗号ですから秘匿性ですね。ただ性能面から文書全体を公開鍵で暗号化することはほとんどなく、文書は共通鍵暗号で暗号化し、その鍵配送に公開鍵暗号を使うことがもっぱらです。 公開鍵暗号技術を使うことで実現されるデジタル署名により改ざんの検出ができるので、これで完全性が担保されます。 また本人のデジタル署名が付いた文書を他人が作成することは不可能なので、これにより否認不能性が担保されます。 さらに公開鍵とその持ち主の情報に信頼できる組織のデジタル署名が付いたデジタル証明書は認証に使えます。
お礼
大変分かりやすい回答ありがとうございました