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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:マルチスレッドプログラミングの利点について)

マルチスレッドプログラミングの利点とは?

このQ&Aのポイント
  • マルチスレッドプログラミングを学習中の質問者さんが、マルチスレッドとシングルスレッドの違いや利点について質問しています。
  • マルチスレッドで実装する利点として、応答性の向上や入出力操作におけるスループットの向上が挙げられます。
  • 一方、シングルスレッドで実装する利点は、CPUが1つしかない環境では排他制御が不要なため処理スピードが向上するとされています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • guccii
  • ベストアンサー率31% (14/44)
回答No.1

その通りです。 人間とコンピュータ、CPUとハードディスク、ローカルとリモート、ディスク装置と印刷装置など、コンピュータシステムの中には全くスピードの異なるものが多く存在しています。遅い処理でブロッキングされないようにバックグラウンドで処理したいというのが基本的な発想です。 特定のマシン自体を専用で処理させる方が速いにきまっています。 ただし最近では、マルチCPU/マルチコアが当たり前となっていきますし、将来の並列マシン環境などを想定すると、複数のCPUで作業を分担して処理速度の向上を図ることも普通のこととなっていくでしょう。 マルチスレッド(並列処理)の弊害についてもその通りで特にリモートシステム間で共有するデータ(分散DBやスーパーアレイの共有テーブルなど)の排他がボトルネックとなってしまいます。設計により排他を免疫することは可能ですが、スレッドのスイッチなどのオーバーヘッドは消えません。 最後にマルチスレッドで実装した場合の利点ですが、マルチスレッドでのプログラミングは(多くの人の予測に反して)単純でわかりやすいことです。複数のデータ源から様々なタイミングで割り込みやイベントが発生するシステムのプログラミングは非常に複雑です。これらを専任のスレッドに処理させて、同一の受け口(キューなどの)から受信できるように構造化して設計すると、個々のロジックはシングルスレッド的にコーディングできるので、コーディングもデバッグもやりやすくなります。また、データ源が増えたり変更されたりした場合にも影響範囲が限定されます。ロジックの再利用もやりやすくなります。例えばWindowsソケットからBSDソケットにポーティングする場合、非同期I/O・同期I/Oの違いにより設計を根本的に変更する必要が発生しますが、バックグラウンドのスレッドに同期I/Oをさせる設計にしておけば、ポーティングしやすくなります。 私の場合、非同期I/OのAPIが別途用意されている環境でも、標準的な同期I/Oを用いて処理する専任のスレッドを割当てるように設計することが多いですね。

tyorotyoro123
質問者

お礼

guccii様へ ご回答ありがとうございました。 guccii様のご回答を読ませていただきまして、学習の余地が大分ありますが、基本的なマルチスレッドプログラミングを学習する上での方向性を見出せましたことに感謝します。ありがとうございました。

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