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方言を使うにあたってのメリット・デメリット+α
今、大学のレポートで方言について調べているのですが方言を使うにあたってのメリット・デメリットとはなんでしょうか?自分なりに考えてデメリットは他の地方では通じないというのがあるのですがメリットのほうが思いつきません。それと根本的なことなのですが何故方言というものが生まれたのでしょうか?なぜ全国が標準語でないのでしょうか? わかりにくい文章ですいません、よろしくお願いします。
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「方言は国の手形」って言う言い回しが昔から有ります。 自然発生的に発生し広まった方言は容易には消滅 しないもので、むしろ大事にしたいものです。 聞き慣れた方言を聞くと、「あっ、懐かしいな」「この人、 あの地方出身なのか」と急に親近感が涌いてきます。 そこで「あの、もしかしたら、□○のご出身ですか?」 と何気なく聞いてごく自然な出逢いが生まれますね。 それから、映画なんかで「その地方で喋られていた方言 を聞いたりすると、当時の人々の気質と空気を観客は 自然に自分のものとすること」が出来るようです、特に 私は。 例えば、 「武士の一分」 「隠し剣 鬼の爪」 「たそがれ清平」の山形弁 「壬生義士伝」(*)の南部弁、を聞かせてもらうと、 もう堪りません。 独りよがりの回答で、「おもさげながんす」 「誠に、お(ん)申し訳ございません」の南部弁(*)です。 因みに、私は「まことに、相すまんこって」の関西弁。。。
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- sono1115
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同じ地方の人間同士なら、方言ぢゃないと通じないこともあります。 標準語では傳へられない意味やニュアンスが多いですから。 あと東北地方の方言は、口を動かすのが最小限です。 寒い気候に合はせてああなったんでせう。
- morimaru47
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なぜ方言が生まれたのか?という疑問は、歴史的な観点に立てば、容易に推測できるのではないでしょうか。 抽象的に言えば、昔は、外部からの影響を殆んど受けない閉鎖的な地域社会が日常生活の単位だったので、他地域とのコミュニケーションのツールとしての標準語が形成される契機がなく、各地域で独自の語彙・文法等が発達したからです。 例えば、幕藩体制が敷かれた江戸時代においては、各藩が一つの行政単位というよりも、半ば独立国のような形を呈していました。原則として庶民レベルでの他藩との交流はなかったので、その藩内で言葉が通じれば用が足りていたわけです。 現在、標準語といわれるものも、自然に形成されたのではなく、全国統治の必要から、明治新政府が江戸言葉をベースにして作り出したものです。 歴史的な要因の他に、山奥・離島のような地理的要因の占める割合も高いでしょう。 蛇足ながら、この問題を突き詰めれば、同じ人類が話す言葉なのに、なぜ世界共通語ではないのかという疑問につながるのではないでしょうか。 メリットとしては、東北弁の場合、たとえ内心はいい加減な者でも、朴訥・誠実な感じに受けとられます。 また、標準語にはない方言独特のニュアンスで意思疎通が図られ、地域の一体感が得られます。
- tanuki4u
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新潟県出身者です。 方言のメリット 田中角栄の娘である、田中真紀子氏の選挙演説をテレビで見て、「こりゃすごいわい」と思いました。真紀子氏は、東京は目白の生まれ、そして育ちも目白です。新潟弁が使えるはずがないと思っていたのですが、見事な新潟弁を使って、地元民の心を鷲掴みです。 二世政治家の経歴を見ると、子供時代は地元の学校に通わせている例が多いようです(一種の語学留学か?)が、真紀子氏は、目白純粋培養。すばらしい、方言使いでした。 なぜ方言があるのか? 質問の方向が逆です。 まず、地域言語(日常のコミュニケーションの道具)として、言葉があり、社会規模(あるいは、国家規模)が大きくなるにつれて、意思疎通の必要性から標準語が作られ強制された。 日本では明治以降標準語が作られ、フランスではフランス革命後フランス語が作られています。 中国語も、標準語が北京官話と言われるように、首都である北京で完了が使っている言語が、標準語とされ、普及させようとしています。
- Dxak
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国語の関係は苦手なのですが・・・ 独自の解釈です 現代の造語、略語として作られ続けているものと同じようなものと、 解釈しています 過去、全国へ一斉にこう言う造語、略語が出来ましたと伝達する手段 がなく、その地域限定の造語、略語等が、方言として定着したものと 解釈してます メリットとしては、その地域特有の親近感、親睦感を抱く事ができ、 村社会(局所的で内向的なコミュニティーのこと。)を維持するには 方言が違う事で、部外者である事を判別できたと言うことです 現在の様に、マスメディアが発達し、情報伝達が早くなったことによ ってメリットの要因が薄れているのは現実だと思います