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確立統計
はじめまして。 今、学校で確立統計を学んでいます。 正規分布のことで質問があるのですが、 確立変数XがN(μ,σ^2)に従うとき という意味がよくわかりません。。。 それと、標準正規分布は何のために設けられたのでしょうか?? 根本的にわかっていないようで申し訳ありません。
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- kamejiro
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「確立統計」ではなく、「確率統計」です。 学生時代は統計学の講義を多く受けました。(とは言っても専門家ではありませんが…。) 正規分布とは、平均的な値の出現度数は高く、平均から離れる数は出現度数が低くなることを示します。 例えば、成人男子の身長を挙げて考えてみましょう。1000人集めて、全体の平均が170cmとします。身長が169cm、170cm、171cm付近の人は多いですが、190cmや150cmの人は少ないです。アバウトですが、 140cm未満 5人 140cm以上150cm未満 25人 150cm以上160cm未満 120人 160cm以上170cm未満 350人 170cm以上180cm未満 350人 180cm以上190cm未満 120人 190cm以上200cm未満 25人 200cm以上 5人 のような人数バランスになると、大体正規分布の形になっています。 また、同じ平均でも 150cm未満 5人 150cm以上160cm未満 45人 160cm以上170cm未満 450人 170cm以上180cm未満 450人 180cm以上190cm未満 45人 190cm以上 5人 のような人数バランスになると、こちらも正規分布の形になっていますが、上と比べてチラバリ具合が密になっています。このチラバリ具合を数値で示すのが、標準偏差です。ここでは計算式は述べません。指導書等を見て下さい。標準偏差が大きいとチラバリ具合も大きくなります。 平均をμ,標準偏差をσ、分散(標準偏差の2乗)をσ^2の記号で示します。 >確率変数XがN(μ,σ^2)に従うとき これは、平均と標準偏差を示しています。 >標準正規分布は何のために設けられたのでしょうか 平均を0、標準偏差を1と設定した正規分布のことを標準正規分布と言います。 身長のデータが本当の正規分布になっているか、換算する場合に、標準正規分布から平均と標準偏差を修正して、本当のデータと置き換えることによって確かめられます。 同一の品物の精度(良品かの検査)にも応用できます。