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離散型確率変数
確率関数px(x)=P{X=x}=P{ω∈Ω:X(ω)=x}・・(1) 分布関数Fx(x)=P{-∞<X≦x}・・(2) =P{ω∈Ω:X(ω)∈(-∞、x)}・・(3) =Σpx(y)・・(4) について説明しなければいけないんですが、、 確率関数・分布関数はそもそもなにをあらわしているんでしょうか? (1)のP{X=x}のX=xは何がいいたいんでしょうか? ω∈Ωはなんと読むんでしょうか? (4)のyはどっからでてきたんですか? この4つについて教えていただきたいんです ω・・・標本点 Ω・・・標本空間 X・・・確率変数
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まず、数式を日本語訳しましょう。 最初の等式に出てくる二つの式は、まず特定の 事象xを実際に当てはめるまで意味を持ちません ・・・数式は大抵「意味を決定する方法」です。 日常語の意味と比べ数学のそれは抽象的過ぎます。 X=px(x): xは事象(イベント=出来事)の種類。 px(x)は各事象xごとに決まった数値。 函数(関数)は対応=変換 ここでは色々な出来事xを 0~1の定数値Xに変える。 この定数値Xは事象xを固定するまで変数で、 だから『確率変数X』と命名されている。 P(X=x):(このXは明らかに≠確率変数X) Pは確率一般を表すのによく使われています。 「こちらのX」は多分「実際に起きたこと」を 指し、それが「特定の」事象xに分類された、 という事態をX=xという式で表現して、それ に対する確率をp(X=x)と表す・・・? ・・・関数の変換後に対して使用した文字Xを、 勝手に関数の変換前と等式で結びうるシロモノに 使ってはいけないような気がしますね。 確率変数は数値ですが、事象は数値で表現して あるかどうかも決まっていないんですから。 最初の等式の最後の式では、これら3つの式が じつは「各」事象x「ごと」に確率変数Xを定義 したものだということを初めて説明しています。 P{ω∈Ω:X(ω)=x}: 確率Pは事象xが、標本空間Ωに属する標本ωに 対して「いつも」定義されていて、それに関して 確率変数を定義していたのだという意味でしょう。 (「全ての」だと思うのですが書いてませんね) 第2の等式ではあらかじめ定義された事象xも、 実際に起きる(た)事象=出来事Xも数値として 表現されています(普通数値以外に不等号などは 使わないと思います・・・抽象的な幾何学以外) マイナス無限大より大きい=小さい分には何も 気にしない(ことをはっきりさせます)、です。 分布関数は数値に対応させた各事象xについて、 ある事象xとそれ以下の対応数値を持つ事象全て をまとめたものに対して定義するもので、こんな ことをするのは事象xが「連続する値の一部」で あった場合、「特定の数値ちょうどそのもの」に なる確率が普通0パーセントだからなんです。 (例:長さなどの測定値、三角形の面積など) これは不定積分に似たところがあり、実際には 例えば―ある一定の範囲内に測定値が納まる確率 を求めたい場合など―測定値の上限と下限に対応 する分布関数の差を求めることになります。 最後の式は、「あてはまる各ケースについての 確率を始めから全部積み重ねていったものです」 ということを、特に離散的(連続的でない)事象 ―例えばサイコロの出目―に関して読み替えたら こうなるよ、というつもりで書き直したものです。 最後になってしまいましたが、ω∈Ωはおそらく 「標本ωは標本空間Ωという名前の集合の要素=元 なんですよ」というちょっと曖昧な記述で、正確 な意味を取るには全称記号∀(全ての、任意の) とか∃(存在する、ある)とかが欲しい所です。
お礼
ありがとうございます 基本的なことで逆に説明が大変だったとおもいます あと2時間くらいで発表しなきゃいけないんであせってます 軽く見た感じでわかりやすく書いてあるので助かりました 今プリントアウトしたんで 時間までゆっくりみて考えたいとおもいます ほんとにありがとうございました!