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すい臓がん手術後のドレーン抜去について

すい臓がん術後(膵頭十二指腸切除術後)は膵菅チューブやRTBDなど複数のドレーン管理が必要ですが、これらを抜いた直後の注意点・観察点などが文献であまり探せません。詳しく教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • gopal-z
  • ベストアンサー率40% (2/5)
回答No.1

抜去後にのみ焦点を合わせて説明させていただいてよろしいですか? 膵管チューブはPD後の吻合部の減圧を目的として挿入されています。術後3週間以降の食事開始後、膵液漏がないことを確認してから抜去となります。よって、抜去後の腹部症状やアミラーゼ値の測定を行うことで膵液漏の有無を追って観察していく必要があります。腹膜炎兆候に注意してください。 RTBDは胆管吻合部の安静のための挿入されています。膵管チューブと同様術後3週間目以降で食事開始後異常がないことを確認して抜去となりますが、こちらの場合は造影にて胆汁の流れを確認し、24時間チューブをクランプしても異常がないことを確認した後の抜去です。抜去後は胆汁漏の有無の確認(腹膜炎兆候)と胆管炎に注意しましょう。胆管炎については排便コントロールと便の色が重要です。抜去後観便し、白色便が続くようなら主治医に報告してください。発熱に関しては患者が痛みのためNSAIDSを連用している場合マスクされていることも考えられるので注意しましょう。

bu--ko
質問者

お礼

詳しく回答ありがとうございます。 色んな文献を読んでみましたが、チューブ固定中の注意点などはどれも詳しく書いてあるのですが、抜去後についてはあまり詳しく載っているのがなくて困っていました。とても参考になりました。